キッチンを明るい印象にすると、汚れが目立つ？

はじめまして。
白の面材でも、ピアノ塗装、または、鏡面仕上げであれば、汚れたとしても簡単に拭き取れるので、実際に使われたとしても気にならないかと思います。
お部屋のインテリアイメージにもよりますが、鏡面の面材ですと、框（ホリコミ）がないので、モダンな雰囲気になりますね。
それがお好みかどうか･･･。
白ばかりで膨張した雰囲気になりそうでしたら、黒の人工大理石や御影石をカウンタートップにすると締まってきますね。

キッチンの素材については、各キッチンメーカーの使用するキッチンパネルの鏡面仕上げがとてもきれいです。
自然光を大切にされるなら、お住まいの状況にもよりますが、キッチン上部に「天窓」を作ったり、吊戸棚を思い切ってやめ、オープン式のフラットなキッチンにしてみるのもいかがですか？
色については各人のお好みですが、白以外でしたら、薄いオレンジ、あるいは水色も自然光に映えると思います。

こんにちは、さおとめあきこ総合研究所の早乙女でございます。
水廻りを含んだインテリア空間のリニューアルを手がけております。
自然光の似合う明るいキッチンは、気持ちも弾み楽しくお料理が出来ることと思います。
現在国内で販売されている主要なシステムキッチンなら、扉の材質にコーティングやシリコンコートか施してあるものが多く、お掃除もしやすくなっていると思います。とは言え、真っ白は心配、とおっしゃる方が多いのも事実。
色が変わっても汚れ方は一緒なので、その汚れが『目立たない色を選ぶかどうか』が問題になっているのだと思います。

自然光が実際に扉に差し込むのであれば、鏡面素材系は汚れた箇所が浮かび上がります。手前どものお客様のご意見ですが、『新しいキッチン、位置を変更し光が差し込む場所になったら汚れに気付くようになったけれど、気付く度さっとひと拭きする習慣が出来上がったわよ！』と言う類のご意見を複数頂戴しています。

逆に、光が入りにくい位置にあるキッチンは、少しの汚れに気がつかないという現象も考えられます。その場合どうしてもこびりついてしまう可能性があるので、『お手入れカンタン』素材を選んでみては如何でしょうか。

本題に戻りますが、明るいキッチンは、やはり明るいお色が似合います。とはいえ真っ白は・・・という場合は、『吊戸棚＝白×アンダーキャビネット＝を同シリーズの色違い』というセレクトは如何でしょうか。

お手入れって、『しやすければ』こまめに出来るけれど、なかなか落ちてくれないと、だんだんしなくなってしまうものですよね。キッチンに付いた汚れは、根気良く拭き続けないと落ちないものも多いことも、忙しい家事の傍ら、なかなか落としにくくなってしまうもの。

キッチン周りのお掃除に適した洗剤を選ぶのも、『きれい長持ち』の秘訣ではないでしょうか？

自然光の似合うキッチンいいですね！

ご質問にある「白では汚れが目立つのでは？」についてですが、そこまでご心配されなくても良いと思いますよ。

というのも、白いほうが汚れが分かるので手入れしやすいからです。車のカラーで考えていただいても、白の車が圧倒的に多いですよね。白が汚れが目立って大変んということでしたら、白の車があそこまで売れるという事もないと思います。

ですので''「白＝汚れが目立つ」というイメージを外すこと''が重要かも知れませんね。

あと、お薦めは「風合いが残る素材を選ぶ」という発想です。この写真画像のように、本物の木を練りつけた素材などを使うと、年々いい感じに色が焼けてきます。それは「古びてきた」感覚ではなく「風合いが出てきた」感覚になるでしょう。

参考になりましたら。

八納啓造 拝

はじめまして。

確かにキッチン廻りの汚れは最大の関心事かも知れませんね！

この汚れの目立ち方、一概にシステムキッチンなどの色を決めるにもいろいろな汚れの要素があります。

画像１のような白系のシステムキッチンの場合、色の濃い具材の跳ね飛びが目立ちますし、

画像２のような濃いめの場合には、水道での洗浄時の水の跳ね飛びによるカルキ痕が気になります！

ただ、最近のシステムキッチンの表面塗装はかなり進化
していて、汚れの染み込みをかなり軽減できますし、ＩＨコンロを併用すれば、油の微粒子による汚れのパックをかなり押さえ込んでくれますので、それほど心配しないでお好みの色で明るいキッチンを実現可能かと思います！

色彩効果は心理的にも大変重要です。食欲をそそるビタミンカラーや料理をニュートラルに表現する白系のものも最近では外せないｶﾗｰｺｰﾃﾞｨﾈｰﾄだと考えますので、お好みの色でもいいのではないでしょうか！

ご参考になれば幸いです。

アーキ・ヴォイス 染谷