対象:投資相談
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住宅ローンを組んだ際、信用金庫で1万円を出資することになっており、今まで6年ほどそのままになっています。ちなみに配当率が5%で、税率20%税額100円で税引き配当金が400円毎年ついています。
昨年住宅ローンは他の銀行に借り換えをしましたが、この出資金はそのままになっていたので、今しばらく使わない貯金の利率が低いのでこちらにしてみようか迷っています。
リスクは、その信用金庫に万が一のことがあった場合の預金の保証が全くないことと、年に一度しか換金できないことです。
ただ、その信用金庫は安定しているようですし、確かにこの6年間配当率は5%のままでした。
現在、4歳の子供の貯金残高が70万(学資保険、生命保険には入っていません)、夫の前会社の退職金、あと今後当面使わないものが少々あります。
国債や投資信託を検討中ですが、この信用金庫の5%が魅力的で、余裕資金の範囲で追加投資しようかとも思います。あと、夫の会社が変わったので、財形貯蓄も考えた方がよいでしょうか。
夫は35歳、妻32歳です。
近々同居を検討しており、実家が築20年ですので、すぐにリフォームなど考えていませんが近年中にあちこち直すようなことが起きてくるとおもいます。今後どのように貯金を考えていったらよいか、アドバイスお願いいたします。
waiwainoriさん ( 神奈川県 / 女性 / 32歳 )
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負債管理も重要かもしれません
waiwainori 様、バームスコーポレーションの杉山と申します。
出資金の性質はよくご承知のようですね。株式投資も同じですが、組織の資本部分に出資するということはリスクもリターンも高くなります。そういった意味では、最初に支払いが保証される預貯金とは全く性質が異なります。
その上で、5%は必ずしも高い水準ではありません。5%というのは、だいたい、バランス型ファンドが税引き後で目指している利回り水準と同じようなものだと思います。ですから、リスクとリターンの関係からだけ言えば、信用金庫という1つのものだけに投資しているほうがリスクが高いということになります。
もっとも、その信用金庫が地元で特別な愛着があるとか、何か別のメリットがあるというのであれば話は変わりますが、一般的にはあまりお勧めではありません。
運用の手段ですが、投資期間により変わると思います。5年以上の期間あるのであれば、株式を含めたバランスファンドというのが一般的な回答です。
それより、期間が短いのであれば、あまり利回りのよい金融商品は期待できません。資産を殖やすことよりも、ローンを組むのであればその条件をいかに有利にするかを考えたほうが効果的かもしれません。
利回りを1%あげるのと、コストを1%減らすことは同じですよね。
ローン返済の計算はこちらでできます。
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信用金庫の出資金
京都のファイナンシャルプランナー、税理士の佐々木です。
信用金庫に出資金として預けるのは株式に投資するのと同じです。5%の配当は魅力的ですがリスクを伴う商品であることにはかわりありません。上場企業の株式とちがい情報量が少ないので、その信用金庫に特別な関わりがなければ配当率だけで多額の出資金を預けることはお勧めできません。
子供さんの教育資金、リフォームなど必要資金とその使う時期を見積もって資産運用プランを立てましょう。住宅ローンの繰上げ返済を検討することと投資信託の購入をお勧めします。投資信託については、一定の運用期間がとれるなら、株式や債券、さらに国内と国外などに分散することでリスクを小さくしながら年5%程度の運用をめざすことは可能です。
お気軽にご相談ください。
回答専門家
- 佐々木 保幸
- (京都府 / 税理士)
- 税理士法人 洛 代表
贈与、遺言・遺産分割・相続税対策なら京都・税理士法人洛まで
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吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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リスクについて考えましょう。
はじめまして、waiwainoriさん。
マネースミスの吉野です。
5%と利率は、とても魅力的ですね。
しかし、リスクを考えましょう。
まず、何故利率の低い普通預金にお金を預けるのでしょう?
元本保証というのもありますが、その前に流動性に優れているからではないでしょうか?
営業日、営業時間ならいつでも引き出せますよね。最近では、24時間利用できるATMなども出来てとても便利になりました。
waiwainoriさんの考えておられる信用金庫に投資されると年1回しか換金できないんですよね?また、投資したお金は保証されないんですよね?しかし、利率が良いのでお気持ちも分かります。
教育資金やリフォームをお考えでしたら、投資信託をお勧めします。
数種類のファンドを組み合わせて購入する事によりリスクを軽減し、ドルコスト平均法という定期定額購入をする事にでコストを抑えた買い方が出来ます。
そうした手法で5%利回りは、実現出来る可能性は大きいと思います。
普通預貯金よりは劣りますが、1年に1回しか換金できないという事はありませんし、元本保証ではないですが基準価額というその時々の評価額は保障されています。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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経営内容の確認と住宅ローンの返済をお勧めします
waiwainori様 初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
確かに信用金庫への出資金の配当5%は大変魅力です。ところで、その信用金庫経営状況は開示資料で確認されましたか。出資はやはりリスクが伴います、確認されてから出資されるようお勧めします。
ところで投資・運用の観点からアドバイスします。
まず一番に住宅ローンの繰上げ返済をお勧めします。借入金を抱えたままの資産運用は成り立ちません。借入金返済は無リスクで金利分が稼げる有利な投資です。通常投資の効果は、(期待リターン−無リスク商品のリターン)÷リスクで表します。私のコラムに詳しく説明を載せています。宜しければご一読ください。
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/17757
また、元利金等払いで借入されている場合、早く返せば早いほど利息の削減効果は高まります。返済表でご確認ください。当初の利息は大きな金額になっています。
完済後の資産運用は、様々な実証研究によれば資産運用の成果の91%は資産配分によって決まると報告されています。
従いまして毎月積立で、内外の債券や株式への分散投資をお勧めします。私は、手元資金の確保も考慮して、1.定期預金(ネットバンクが金利が高めでお勧めです)、2.日本債券(国債)、3.日本株式、4.外国債券、5.外国株式、5資産クラスへの投資配分をお勧めします。
この資産配分の中で例えば5資産均等配分は、リターン(3.56%)とリスク(8%)のバランスが良い配分と考えています。私のHPに資産配分シリーズとして資産配分検討表とともに、参考のため、皆様の年金を預かり運用している、年金基金や企業年金連合会の資産配分、そして各資産クラス別の期待収益率を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
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