インデックスファンドの選び方

京都のファイナンシャルプランナー、税理士の佐々木保幸です。

インデックスファンドを購入するときは 運用実績があるもの、購入手数料、信託報酬の比率からできりだけ低いコストのファンドを選ぶことをお勧めします（信託財産留保額も考慮にいれて）。

格付会社モーニングスターのホームページ「ファンド検索」でスクリーニングしてみてもよいのでは。あくまで過去の実績ですが、なにかヒントがあるかもしれません。

（ポイント）
?設定から少なくても3年以上の運用実績のあるもの。
?販売手数料はできるだけ低いもの。できればノーロードファンドで。
?信託報酬の低いファンドを、年1％未満を目安に。

モーニングスターのホームページ「ファンド検索」
[[http://www.morningstar.co.jp/fund/sr_query.asp

次の条件で検索すると、16本が検索されます。
?スターレートが★★★★以上
?手数料1％未満
?運用年数3年以上
?日経225連動型、ＴＯＰＩＸ連動型

ファンドの特徴、コスト、トータルリターン、ポートフォリオなどを参考にしてみてはどうでしょう。

白くま様 バームスコーポレーションの杉山と申します。

インデックスファンド、日本株式を対象としたものですか？
ベンチマークで比較するなら、日経平均よりTOPIXです。
理由はややこしいので割愛しますが、年金基金等はほとんどTOPIXをベンチマークに使用しています。

ベンチマークのことで参考になるようであればご覧ください。
拙著の抜粋です

外国株式であればMSCIコクサイが、ほとんど、唯一のベンチマークになっています。

それぞれの特徴を少しだけ書いておきます。
TOPIX 大型株、特に、金融株が大きなウェイトを占めています。銀行株が動くときにより変動するということです。
日経平均（225） 一部の電機株などが大きなウェイトを占めています。テクノロジー関連株に大きく変動します。
MSCIコクサイ 日本以外の株式ですが、先進国の株式だけです。

信託報酬はそれほど変わりません。0.01%に目くじらを立てるより、白くま様が安心できる、そして、使いやすい金融機関を使われたほうが良いでしょう。

分配金は少ないほうが効率的な運用になります。理屈の上では。分配金受取っても、（たとえ自動けいぞく投資であっても）税金が差し引かれるので嬉しくありません。

分配金がないファンドは…日本ではありません。

白くま様
ＦＰの岩川です。
ご回答遅くなりました。

投資信託の選び方ですが、
なにに投資をしたいかで、まず運用方針でもある「ベンチマーク」を選別します。
日本経済の成長リターンを得たい・・TOPIX
世界経済の成長リターンを得たい・・MSCI Kokusai Index MSCI World Index など
指数の中身の説明は省きます。（ネットで検索すればすぐわかります。）

インデックスファンドで、「ベンチマーク」が同じであれば、運用結果はほとんど変わらないと考えて大丈夫です。
インデックスファンドは、パッシブ運用と言って平均値をとる運用（全部買って保有）を機械的に行うのが基本です。その運用結果の差を探して購入するのは不可能です。

コストについては、言うまでもなく信託報酬の安さです。
http://profile.allabout.co.jp/pf/iwakawa/qa/detail/5938
販売手数料の０円に越したことはありませんが、優先順位は信託報酬です。ノーロードの中には、積立専用で一括投資不可の投信がありますが、将来の追加投資やメンテナンスができないので、その場合は販売手数料を払ってもノーロードを避けた方が良いでしょう。

ベンチマーク、コストが同じな場合。
投資信託は、純資産額（運用している資産）が少なくなると（購入者が減ると）途中で償還（運用をストップ）になります。
つまり、ベンチマーク、コストが同様の場合は、純資産額が多いファンドを選択します。
さらに積立可能なファンドを選択すると毎月純資産額の増加が見込めるので、ファンドの寿命が長くなるといえます。

・・・・・とはいっても、運用は継続です。

「継続は力なり」です。

良かったらＨＰご覧ください。
http://www.toushinmkt.com/toushin/index.html

白くま様 CFP(R)の吉野充巨です。

毎月積立で投資信託を購入する場合の重要なポイントは信託報酬の安さです。次に販売手数料、できればノーロードのものをお勧めします。これはインデックス・ファンドでも同じです。
販売手数料は当該買付けごとに一回限り掛かりますが、信託報酬は年数分掛かります。信託報酬の差がたとえ0.1%でも10年では1%の差になります。

その上で、資産残高の多いもの、対象とするインデックスとのブレが少ないものの順になります。

対象とする指数が同じインデックス・ファンドの場合、通常信託報酬の差が分配金の差に影響します。

はじめまして、白くまさん。
マネースミスの吉野です。

初めて投資信託をされると、投資信託の多さで迷うのは当然だと思います。
投資信託は長期投資という考え方ですので、やはり安定した運用が不可欠です。
まだ日本では触れる方も少ないですが、投資信託を各付けしている会社があります。モーニング社とリッパー社です。
そちらを参考にされて、格付けの良いファンドで運用実績が安定しているファンドを選ばれるのが良いのではないでしょうか。

モーニング
http://www.morningstar.co.jp/index.asp

リッパー
http://www.retail.lipper.wallst.com/lipperJP/overview.asp?type=f&menuid=I_F

しかし、運用はずっと安定しているとは限りません。たまには極端に運用の悪いときもあります。そこで5年収益などを参考にしてベンチマークを上回るファンドを選びましょう。