対象:損害保険・その他の保険
こんにちは
母がかんぽの終身保険にはいりました。
月々の支払金額が高く感じ、友達などに相談したところ貯蓄していった方がよいのでは?とまわりの声が多くどうしたらよいか解らない状況です。
そのまま保険をはじめたほうがよいのか、解約した方がよいのか、専門家のかたよりアドバイスいただきたいと思いご連絡しました。
アドバイスいただけませんでしょうか?
新ながいきくん(定額型)
95歳払込済定額型終身保険
基本契約400万 特約400万 月々支払約5万
支払10月末からスタート
母の年齢 満80歳
郵便局の方が訪問に来て保険のお話をされた。その際、母が預金通帳などすべて見せていて、貯金がどれぐらいあるのか知り貯蓄の代わりに、貯金の金額に合わせた保険を設計されたようです。
担当の方とおはなししたところ、母は理解し契約したとのこと。母に確認したら理解はまったくできていなかった。
解約する場合、支払が本格的に始まる前にしたほうがよいかもと思っておりますが、田舎の郵便局ということもあり、すぐに解約をすると今後なにかしら母に支障があるかも(他の契約をしたいときにできないなど)。。と不安がありますが心配しすぎかも。などなど、よくわからなくなった状況です。
wなつさん
(
東京都 / 女性 / 47歳 )
回答:1件

渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
3
お母さんが加入した生命保険について
wなつさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャルプランナーとして活動しています、
渡辺と申します。
『そのまま保険をはじめたほうが良いのか、解約したほうがいいのか、専門家の方にアドバイスをいただきたいと思いご連絡しました。』につきまして、
お母さんが加入しました95歳払込済定額型終身保険につきましては、
お母さんに万が一のことがあった場合に備えた、
遺族保障を目的として加入する生命保険となります。
尚、お母さんの年齢が満80歳ということですから、
wなつさんを始め、お子さん達は既に独立をされていて、
お母さんから経済的な援助を必要としているお子さんにつきましては、
たぶん1人もいないのではないかと思われます。
よって、お母さんが加入しようとしている生命保険につきましては、
加入する必要性はないものと考えます。
また、この生命保険につきましては、
死亡保障を目的とした生命保険となりますので、
貯蓄目的で加入しても、途中で解約した場合に受け取れる解約返戻金よりも、
毎月支払う保険料の総額の方が上回ってしまうことになりますので、
貯蓄の意味をなしません。
よって、生命保険に今から加入するよりも、
預けていても利息はほとんど付かないかも知れませんが、
預貯金として預けておいた方が、
少なくとも加入しようとしている生命保険に加入するよりはましです。
まして、お母さん本人が自分が加入しようとしている生命保険のことを、
理解していないにもかかわらず加入させようとしている郵便局の方の行為は、
コンプライアンスに抵触する可能性があります。
以上、ご参考していただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/
(現在のポイント:-pt)
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