私は、競争が激しく、仕事の内容や役割に明確な優劣の序列がある職場に勤めています。
仕事は単発的で不定期。何かの仕事が入ると、上司の判断で仕事が割り振られます。
社員はなんとか「おいしい」仕事にありつけるためにアピールしますが、ありつける人は限られています。
だいたい、若い人(体力のある人)、優秀な人から選ばれていきます。効率を重要視するのです。
逆に、体力のないものやとろい者、消極的な者は脱落し、誰でもできるような雑務をやらされます。
私には、おなかを空かせたオオカミが少ない餌を取り合っているように見えます。
社員はみな、誰がどんな仕事にふさわしいか、不当な配分はないか、目を光らせて監視しています。
そのため、嫉妬や失望、不満が渦巻いています。どんな職場でもそのような一面はあるでしょうが、私の職場ではそれが毎日毎日行われます。
強い人が多くの配分を取る。そんな世界。多くの人がハングリーでいます。ごくわずかな強者が思い通りに餌を配分するのです。
本当に満たされて仕事をしている人はこの会社にどれだけいるんだろうか?(そんな環境を楽しんでいる人がほとんどでしょうが)そんな冷めた目で見てしまいます。
数年前、私が新入社員の頃、純粋にいろんな仕事をやってみたかったし、気兼ねなく手を挙げ、若いのもあって当時の上司にいろいろな仕事を任されました。それなりに成果を出し(たと思います)、楽しく打ち込んでいました。
しかし、その無邪気な挑戦が、周りからは上昇志向の激しい傲慢な野心家に見えたのでしょうか。
「何でも一番にならないと気が済まないんだね」などと言われ、
ひどく恥ずかしく、傷つきました。私は出世したいわけではありませんでした。ただ自分の仕事に打ち込みたいだけでした。
その風評が苦しく、仕事が舞い込んできた時に手を挙げるのをためらってしまうようになりました。
浅ましくなりたくない、嫌われたくないという一心でした
そうしているうちに、本当に臆病になってしまいました。
この職場では、そうした態度をとっているとすぐに淘汰されます。
今では、周りの人に「お前ごときがやれると思っているのか」という風に見られる気がして、気後れして手を挙げることができません。
補足
2016/04/22 00:11(続きです)
実際に、「どうせ任されないよ」とか、「他にやることあるでしょ(雑務のこと)」と言われることもあります。非常に傷つきます。
私は今でも、新人でもできる簡単なものが多く、新しく異動した先輩などにはその程度の仕事しかできない人と見られがちです。
でも、過去にはもう少し難しい仕事を経験したこともあるのです。そのことを言うと、驚かれます。今までやったことのある仕事に取りかかろうとしても、「本当にできるの?」と疑いの目を持たれます。
ここでいうやりがいのある仕事とは、この仕事の世界で「おいしい」とされているものでなくてもいいのです。
少なくても、味が薄くても私が好むものであればいい。
しかし、そう頭で言い聞かせても、「おいしい」餌をもらえないことは依然として苦しいです。本当はそのおいしさを知っているからです。
おいしい餌にふさわしくないことは知っています。私は何もできない、向いていない、何もしてこなかった、そもそもの人間性が未熟・欠如している、怠惰だ、のろまだ、まぬけだ、表面上は優しくしているが実は冷淡な偽善者だ、自意識過剰だ、夢見がちな幼児のようだ、誰もこんな私を認めてくれる人はいない…そんな風に思い、毎日憂鬱に過ごしています。当然、仕事に身が入らず、低レベルなミスをしてしまい、ますます窮地に追いやられます。
ただやる気がないだけかもしれません。
こんなストレスを感じるのは私の気質がそもそも合わないからだ、もっと快適に過ごせる環境で仕事がしたいと思い、転職を考えていますがこのままでは一生何も変わらぬまま、人生を終えるかもしれません。どうすればいいでしょうか。
非常に長くなってしまいすみません。ここまで読んで下さった方がいましたら、感謝いたします。
shiori223さん ( 鹿児島県 / 女性 / 26歳 )
回答:1件
”実るほどに頭を垂れる稲穂かな”
サロンすずらん出雲です。
shiori223さん、こんにちは。
ご相談内容を拝読させて戴きました。
shiori223さんはとても賢くて優秀な女性だと拝見致しました。
洞察力が備わっておりますので、物事の本質が見えすぎてしまい全てがわかってしまうんだと思います。
shiori223さんの職場は特に生存競争の激しい実力主義の業界?会社だと思われます。
そのような職場環境でshiori223さんは良く頑張っておりますね!
才能がお有りなんですね。
shiori223さんは、自分自身に向上心持って自分がどこまで一番切って頑張って上りつめて行けるかな?と云う事に、生き甲斐や遣り甲斐を感じているのだと思います。
負けず嫌いですね、だから一生懸命に頑張るんですね。
そんなshiori223さんを上司も認めていることでしょう。
私からshiori223さんにお願いがございます。
どうか、ご自分の個性を大切にしてくださいませ。
貴女だけの素晴らしい個性だと思いますよ。
個性を押し殺さないで、人からどう思われるかな?なんて考えないで、
積極的に挙手して戴きたいです。
”実るほどに頭を垂れる稲穂かな”
時々、自信過剰になったり?突っ張って無いかな?なんてちょっと客観視する事ができたら
もっともっと素晴らしい女性になれると思いますよ。
色々なお仕事が出来るって才能ですね!
最近転職を考えたのなら、思いとどまる為の気付きですね!
shiori223さん、焦らずゆっくりボチボチ歩んで行ってくださいませ。
お元気で、頑張ってくださいね…ではまたお会いしましょ。
評価・お礼
shiori223さん
2016/05/10 21:32出雲様
ご回答ありがとうございました。
>shiori223さんは、自分自身に向上心持って自分がどこまで一番切って頑張って上りつめて行けるかな?と云う事に、生き甲斐や遣り甲斐を感じているのだと思います。
負けず嫌いですね、だから一生懸命に頑張るんですね。
回答のうち、上記の部分が、無自覚だったので驚きました。競争が嫌いで引っ込み思案だと思っていたのですが…客観的には真逆なのかもしれません。あるいは自分のその気質が嫌いなために、無意識に見ないようにしているかもしれません
「実るほどに頭を垂れる稲穂かな」、自分が思っている以上に、
自分に欠けている部分なのかもしれない、と感じました。
客観することができるよう、心がけます。焦らず、ゆっくりというすてきな言葉も、ありがとうございました。
回答専門家
- 出雲 輝子
- (静岡県 / 代表カウンセラー)
- 株式会社サロンすずらん 代表取締役社長
風通し良い安心して愛される静岡の開かれた結婚相談所を創ります
「結婚」と云う人生のターニングポイントである「婚活」を通して、一緒に泣いて、笑って、喜んで、人と人との絆を結ぶべく「サロンすずらんファミリー」の構築こそ、弊社の理念でございます。常に感謝のお気持ちを大切にして行きたいですね。
(現在のポイント:-pt)
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