対象:ペットの医療・健康
柴犬12歳男の子です。10日前からあくびする時に「キャン!」と鳴き声を出すようになりました。食欲あり、他に変わったこともないので様子を見てましたが、少し大きめかためのビスケットなどを食べる時にも鳴くようになったので近くの病院に連れて行きましたが、口の中は特に異常なしと言うことで、痛み止めの注射と4日分の薬をもらいました。ですが相変わらず口が開けずらい様子です。一つ考えられるのは、鳴くようになった日に空の牛乳パックをくわえて持ってきた事なのですが、もしかしてこれが原因では?と。今のところその他は今まで通りなのでどうしたら良いものか…。
どうぞよろしくお願いいたします。
チビままさん ( 北海道 / 女性 / 52歳 )
回答:2件
あくびをした時の痛み
ペット行動コンサルタントSENDAの獣医の千田純子です。
考えられるのは、顎関節の亜脱臼(少しずれている状態)、頚椎のヘルニア、肩こりなどでも口が開けずらい状態になります。レントゲンなどに映らない程度のずれでも出る場合があります。
上記の場合はカイロプラクティック(犬の整体)などで治療をすることは可能です。ただ、まだカイロプラクティックができる獣医さんは日本ではまだ少ない状態ですので、見つかるかどうかわかりませんが、アニマルプラクティックスでお近くの獣医師さんを探してみてはいかがでしょうか。出張してもらえる獣医さんがいらっしゃるかもしれません。
鍼灸でも改善することができるかもしれません。鍼灸をされる獣医さんは比較的増えてきています。
炎症が治れば痛みがなくなるかもしれません。しばらく様子を見て、改善がない場合は、顎関節や頚椎の方のレントゲンを撮ってもらうことも良いかもしれません。
評価・お礼
チビままさん
2015/05/10 08:52早速回答していただきありがとうございます。
見た目は若い時と変わらないのですが、なにぶん高齢になってきてますので色んな心配事が出てきてます。もう少し様子を見ながら対処して行きたいと思います。ありがとうございました。
回答専門家
- 千田 純子
- (千葉県 / 獣医)
- ペット行動コンサルタントSENDA
科学的な理論を基に人と動物が共生できる方法を提案します。
ペットの犬や猫の問題行動の予防や改善のためのコンサルテーションや個人トレーニング、グループトレーニングを行っています。当しつけ教室の卒業生には、老人福祉施設や病院、緩和ケア病棟でセラピー犬として活躍しているワンちゃん達もいます。
千田 純子が提供する商品・サービス
愛犬や愛猫を理解し、困った行動を改善するお手伝いをしていきます。
犬や猫の行動にお困りの飼い主さんにアドバイスしています。
Re:痛みの原因は?
あくびをする、硬いものを食べるときに痛みがある場合、原因としては、歯の異常、口腔内の異常、骨の異常、筋肉の異常などが考えられます。
歯周病や、口内炎、口腔内にしこりがある場合、それが痛みの原因となる場合もあります。口の中は特に異常なしとのことですが、動物の場合、大きく口を開けてもらうことが難しいため、すみずみまで調べるためには、麻酔・鎮静をかけての検査が必要になることもあります。
また、顎の骨の疾患、顎関節症などの関節疾患、あるいは首の痛みが原因である可能性も考えられます。これらの診断には、頭部から頚部にかけてのX線検査が有用と思われます。
まれな疾患ではありますが、咀嚼筋という口を開けるための筋肉が炎症を起こす病態も報告があります。口を開けづらい症状が悪化・進行する場合、疑う必要があるかもしれません。
痛みの部位・原因によって必要な治療は異なるため、まずはどこが痛いのかを見つけることが重要だと思われます。
かかりつけの先生と良く相談して検査・治療を進めて下さい。
評価・お礼
チビままさん
2015/05/26 12:03回答ありがとうございます。あれからも相変わらずあくびはしずらい状態ですが、食欲はちゃんと有り、食べる時は全く支障はないようなので、かかりつけ医とも様子を見ながら対処しています。なにぶん高齢なものですから気をつけて行こうと思っています。
(現在のポイント:-pt)
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