対象:お金と資産の運用
回答数: 2件
回答数: 7件
回答数: 1件
はじめまして。30代男性、妻と子供(幼児)がいます。
このたび、友人の会社がExitし、株を持っていた私も4000万円(税引後)ほど利益が出ました。
もともと貯金が2000万円ほどあるので、計6000万円の現金資産があります。
これまで運用に興味がなかったのですが、さすがに超低金利の銀行預金ではもったいないと思うようになり、5000万円(1000万円はなにかあった時のために預貯金)をなんとか年利2%以上で運用できないかと考えています。年利2%以上の成果を出すためにはどういったポートフォリオを構成すればよいのかアドバイス頂けませんでしょうか。ちなみに所属会社が設ける制限があり、株の個別銘柄には投資できません。
何も考えなければ、グローバル全体の成長と連動するように投資信託を組み合わせればいいのではと単純に考えてしまうのですが、それでは年利2%以上は難しいのでしょうか。
どうぞ宜しくお願いいたします。
Tak00さん ( 東京都 / 男性 / 33歳 )
回答:1件
年2%~5%の運用アドバイスを実際に行っている者です
Tak00様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
私のところでは、お書き頂いたような、年2%~5%を目指すポートフォリオ運用のアドバイスを実際に行っております。
5000万円をなんとか年2%以上で、とのことですが、現状、安全確実な形での運用は難しいので、リスクをとることになります。
具体的に、信用リスク(預け先の破たんリスク)、価格変動リスクなどをとる必要があります。
信用リスクをとれば、リターンが高まる例としては、個人向け社債があります。
最近では、円建てで年2%以上の金利(税引前)が付くものも発行されました。
ただし、個人向け社債は、発行体の倒産リスクを伴います。
特に、劣後債と呼ばれるものは、万一発行体が倒産した時には、元本と利息の支払順位が低くくなるので、本当に万一の時は、運用資金の大半を失ってしまうこともあります。
次に、価格変動リスクをとる方法として、投資信託を使ったポートフォリオ運用があります。
私が実際にサポートしている事例で言うと、運用期間が5年以上の方で、年3%~11%程度で複利運用をしたのと、同じ成果を現時点で達成しています。
なお、この数字は、あくまで、5年以上持ち続けての成果です。
リーマンショック、欧州債務危機などをくぐり抜けていますので、運用の途中段階では、大幅にマイナスの時期もありました。
そこで重要になるのが、「長期」の運用計画です。
短期的には、価格変動でマイナスになることもありますが、仰る通り、グローバル全体の成長と連動するように、「長期」で運用していけば、過去の事例では、結果として、報われていることがほとんどです。
ただそうは言っても、価格変動は気になるところです。
特に、5000万円もあると、例えば、3%の変動だけで、150万円が増減します。
ミドルリスクといわれる投資信託でも、1日で3%以上動くことはあります。
それだと落ち着かないという場合は、キャッシュポジションを増やすと良いと思います。
つまり、現金相当のほぼ元本割れのないMRF、MMFなどの投資信託を組み合わせで保有するということです。
その分、期待リターンは下がりますが、MRF、MMFが、金融危機等の際に、すかさず追加投資できる資金になります。
専門のFP事務所などで、一度慎重にプランをご検討されてみてはいかがでしょうか。
もちろん、私のところでもプラン作成のお手伝いを承っております。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A