15年ほど前から私の両親と同居を始めました。が、10年ほど前に離婚をして子供3人と両親との6人で生活をしていました。その頃は何も思わず子供だけを扶養家族だと考えていましたが、現在、子供たちも大きくなり長男は仕事をして扶養から外れ真ん中の子は留学、下の子は奨学生をしながら県外の大学にかよっています。今は私の収入と母親(82歳)の年金で生計を立てています。父は昨年亡くなりました。今まで、何も手続きなどしていませんが改めて考えてみると母親も扶養家族として申告した方がよいのでしょうか?健康保険は私と下2人の子は職場の保険で母親は自分で国民保険に加入しています。
あおあきさん ( 新潟県 / 女性 / 52歳 )
回答:1件
控除対象とする親族には所得制限があります。
あおあきさん はじめまして
税理士の柴田博壽と申します。
ご質問にお答えします。
同居の老親といえども無条件に控除対象とはなりません。
やはり、年間の所得金額で38万円未満である必要があります。
お母様には公的年金があるようです。そうしますと雑所得に該当します。
65歳以上の人は、年金収入から120万円を控除した金額が雑所得となり
ます。120万円を引ききれないときは、0円です。
所得金額が38万円未満ならば、控除対象親族となることができます。
お母様は、国民健康保険に加入され、保険料を納付されているようです。
このことから、お母様には、一定の所得金額があると推察されます。
具体的な年金収入の金額に基づき、速算表で所得金額をご確認の必要が
あります。
もし、該当の場合、平成26年分のみならず、25年以前分の各年分について
もあおあきさんが控除対象親族を追加して確定申告を行うことで所得税の
還付を受けることができます。
また、25年に亡くなられたお父様分もご検討なさってみるとよいと思います。
お役に立てれば幸いです。
柴田博壽税理士事務所
shibata-hirohisa@tkcnf.or.jp
評価・お礼
あおあきさん
2014/11/25 15:07大変丁寧な回答をありがとうございました。母親に確認したところ、保険料等引かれてくる前の金額だと基礎控除+38万より上の金額らしいので扶養にはならないようです。
ありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
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