パピヨン♂が常に噛んでくる

はじめまして、トイ・トイ・トイの安藤です。

ドッグトレーナーと飼い主さんの違いをワンちゃんの視点から見ると、情報量の違いです。
ワンちゃんの持っている飼い主さんの情報量はたくさんありますが、ドッグトレーナーさんの情報は
少ないですよね。しかも、接する回数が少ないけども、咬もうとしたら注意されることで、『この人には
咬んだらいけないんだ』ということを理解してくれます。

ただ、飼い主さんに対しては、『いつも噛んでいるようなので、噛んでもいいんだ』と思っています。

どちらが上で、どちらが下ということではありません。

ソファに座ることで、かむことがスタートしているようでしたら、ソファに座ったらオスワリさせて
みましょう。ただ、部屋の中でもリードをつけてください。咬もうとしてきたら、リードを引いてやめさせましょう。しつこく咬もうとしてくるでしょうが、こちらもしつこくやめさせてください。
言葉で叱っても、かむのをやめないのでしたら、ワンちゃんは『叱られてる』とは思っていません。

オスワリーマテは教えておくといいですよ。もちろん、ご飯の前のオスワリーマテではなく、オスワリーマテ
をさせてから、少しだけ離れたりしても待てるようにしてあげましょう。

ペット行動コンサルタントSENDAの千田です。

パピヨンは遊び好きな犬種です。遊んでほしくて飛び跳ねて、噛み付いてくるのではないでしょうか。３０回噛み付いても1回でも遊んでくれるのであれば、一生懸命飼い主さんに飛びついて、噛み付いて関心を買おうとしてくるでしょう。飼い主さんの「やめて」の言葉や態度がワンちゃんにとっては、遊んでくれているように見えているのかもしれません。

飼い主さんは嫌であれば、はっきりと拒否の態度を取らなければ犬には伝わりません。
飼い主さんが嫌なことを犬がしたら、ケージの中に入れて、落ち着かせてください。落ち着いたら出してあげてください。集中的に行えば、1日程度で解決することも可能ですが、タイミングが悪かったりするとなかなか上手くワンちゃんに伝わらない場合もあります。

トレーナーさんの前でいい子になってしまう場合はなかなか問題行動を治すことが出来ません。ワンちゃんの問題行動を上手く出すことの出来るトレーナーさんを捜してみてはいかがでしょうか？