中古物件　付帯設備の不備

はじめまして。
不動産コンサルティング会社、アドキャストの藤森と申します。


付帯設備表の記載内容が現状と違うとのことですが、
文面からすると、恐らく条件の中に、
『付帯設備表に記載された設備については、引渡し後1週間以内に不具合が発見された場合は売主は正常に使用できるように修復等を行う義務を負うものとする』といったような内容の記載があったと思慮されます。


冷たい言い方になりますが、1週間以内に不具合の有無を確認しなかった質問者様はこれに関しては何も言えません。


また、付帯設備表の記載内容は、あくまでも売主様の申告によるものですので、不動産仲介業者が1つ1つの内容を確認しなくてはいけないものではありません。


今回、引越しまでに時間が掛かったとのお話ですが、設備の不具合を確認する作業はできたはずと言われても仕方ないと思われます。


従いましてこの件に関しては、売主様に責任はありません。


引渡し後1週間以内の不具合の確認は、中古物件の引渡し条件としてはごく一般的な期間です。


余談ですが、
1週間は短く感じますが、売主側からすると、売却後の費用負担のリスクはなるべく避けたいため、今回のような期間で設定されることがほとんどです。不具合の確認ができる期間が長ければ長いほど、売主様のリスクも増えることになりますので。


不動産仲介業者に関して、しいて言えるとすれば、引越し日が離れているということを認識していたのであれば、確認作業を1週間以内にするように質問者様に注意を促しておくべきだったかな？とは思います。


質問者様のお気持ちも分からないではありませんが、そういった条件で契約している以上、質問者様の言い分はわがままで終わってしまうというのが、私の回答になります。


以上、ご参考になりましたでしょうか。


アドキャスト:http://ad-cast.co.jp/ 藤森哲也