高校一年生女子です。
この頃突然恐怖感に襲われます。中学二年生の時に不登校気味になっていましたが、最近はほとんど毎日学校に通っています。中学三年生の時に起立性調節障害・鉄欠乏性貧血と診断されました。
電車通学をしているのですが、最近電車のドアが閉まるたびに恐怖感があります。また、学校でなぜかないてしまったり、手が震えてきたりします。
また、今まで聞き取れていた授業内容も急に聞き取れなくなるような時があります。聞き取れなくなるというよりは、聞き取れているけれど頭の中がごちゃごちゃで内容をかき消してしまうという感じに近いです。
横になると胸が苦しくなります。
今も漠然とした不安感と恐怖感でいっぱいです。どうしたらいいのでしょうか?何か病気なのでしょうか?
彩歌さん ( 埼玉県 / 女性 / 15歳 )
回答:3件
軽い「パニック障害」かも知れません
彩歌様。
初めまして、カウンセリングルーム・エンパシィの堀江健一と申します。
私はカウンセラーなので、診断する立場にはないのですが、文面をお読みする限り「パニック障害」による軽度の「パニック発作」のように思います。
パニック障害の心理的な背景には、「自分一人だけでなんとかしなければならず、他に誰も助けを求められる人もいなく、逃げ場もない恐怖」を感じているような状況で、多く発生すると言われています。
電車のドアが閉まってしまうと、次の駅に着くまで、外に出ることが出来なくなりますよね。つまり逃げる自由が無くなってしまう状況になってしまうわけです。
人によっては、美容院などに入って椅子にすわると、恐怖感が湧いてくるという人もいます。髪を切る間は、身動きが自由に取れなくなるというイメージが強く働いてしまうからです。
またパニック障害の深い部分には、「うつ」も考えられます。ほおっておかない方が良いかと思います。
そうした症状以前に、学校でとても緊張してしまうような事がないですか?
本人は「そんなに緊張しているつもりはない」と思っていても、実際は
「うまくやらなくちゃ」とか
「目立たない様にしなくちゃ」
などと、とても神経を使って緊張してしまっていることもあるかも知れません。
カウンセリングも必要かと思いますが、頻繁にその様な症状が出るようであれば、なるべく早く心療内科などでお薬を処方してもらう事も、お考えになられた方が良いかも知れません。
予期不安といって、「明日もそうなるんじゃないか?」という不安が強くなってしまうのもパニック障害の特徴です。
ご両親には相談されてみましたか?ぜひご相談されてみた方がよろしいかと思います。
人に辛いのをわかってもらえた。そして助けの手を差し伸べてもらえた。そのような経験がパニック発作の軽減に役立つはずです。
今まで、1人でがんばろうと思って、無理をされてしまうような所があったのかも知れませんし、誰にも頼れない様な寂しいお気持ちを抱かれておられたのかも知れません。
もしカウンセリングに通われる様なことになれば、そうした心理的な事が重要な問題点として焦点が当てられるのではないかと思います。
一人でがんばらずに、甘えてみる事も必要かも知れません。
回答専門家
- 堀江 健一
- (東京都 / 恋愛恐怖症・心の問題カウンセラー)
- カウンセリングルーム エンパシィ 代表責任者
何より優しく共感を持って、あなたの味方になります
2021年公認心理師(国家資格)取得13年間で1万人以上の相談実績を基に、深く人を理解し心のもつれた糸を解きほぐします。恋愛が出来ない、自己否定感、人と接するのが怖い、夫婦間の亀裂など、人間関係全般、アスペルガーの方の社会適応などのご相談。
ミコ 小林
パーソナルコーチ
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鉄分を取ると元気になります!
彩歌さん、こんにちは。
とても心配なされている気持ちはわかります。
でも、彩歌さんの症状は中学生の時に診断された通りの鉄欠乏症の症状です。
簡単に治す方法は、体に吸収されやすい二価鉄を含む赤身の牛肉やレバーを食べることです。焼き肉やヒレステーキ、レバニラいため、焼き鳥のレバーなどを食べると元気になります。もしくは、二価鉄を含む鉄サプリメントを取ることです。
鉄分を取れば、うそのように元気になりますよ。
その理由は、体内で70%の鉄はヘモグロビンの構成要素となって肺で酸素を受け取り体全体の細胞に酸素を運ぶ役目をし、その酸素を受け取ったすべての細胞は呼吸をすることができるために、臓器が正常に機能するようになっているからです。
彩歌さんの今の症状は、体内の臓器(細胞でできている)の全てが酸素不足に陥っているために機能調整ができない状態になっているのです。
原因は、鉄不足によるものです。
今の症状では食べるのもお辛いと思いますので、先ずは鉄サプリメントを取られることをおすすめします。
鉄サプリメントにもいろいろありますが、天然のものであれば、体に優しく効果的です。
www.vor-product.comを参照してみてはいかがでしょうか。
鉄というミネラルの栄養をとると、集中力も頑張る力も出ます。
勉強も運動も良くできるようにもなりますよ。
体内の鉄の残りの30%はフェリチン(貯蔵鉄)として肝臓に蓄えられています。
おそらく、彩歌さんのフェリチンは底をついているように思われます。
フェリチンが不足するとうつ状態に陥ったり、体が思うように動かなかったり、恐怖感を味わったり、病気になったりしてしまいます。
鉄分をしっかり取って高校生活を楽しんで下さい!勉強もクラブ活動も、オシャレも、恋もなんでもできるようになりますよ。
田崎 寛子
塾講師
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早めの受信を!
彩歌さん、こんにちは。
知人にも、そのような方を何人か知っております。
目標があり大学に進学したけれども、うつ病・パニック発作他で、アルバイトも大学もやめなければならなくなった人、受診が遅れて何十年と心療内科に通っている人も知っています。
家庭環境、本人の性格なども影響があると思いますが、ストレス耐性というものは人にって違うそうです。
幼少期の頃、どういうお子さんだったかわかりませんが、中には発達障害(成績などごく普通な場合、発達障害も種類が多いので親も気が付いていないことも多いそうです。親も本人が自覚していないけれども発達障害がある場合もあり、最近は大人の発達障害を受診される方もあると聞きます。)がある場合もあり、ストレス体制が弱い場合があるそうです。
長年子供を指導する立場にいますと、子供の問題行動の陰には、子供本人の性格に加えて、家庭環境がかなり影響しているなと思います。
心の病気は脳が関係しているそうで、やはり栄養が偏っていては脳も機能しません
また、私は、資格申請はしていませんが、食育インストラクター養成講座も修了していますので、最近の若い方の食事内容がかなり栄養が偏っているなと常々感じています。
おいしいからとスナック菓子・甘いおジュース・コンビニで買い食い・ハンバーガー・油もの等多くないですか?
太っていませんか?
最近の心療内科や精神科は、昔と違い、睡眠不足だけでも受信される方もいるほどオープンになっています。
ただ、外国の精神科医は医学生の時に栄養学の勉強を30時間ほどしているそうですが、日本の精神科医は栄養学の勉強はしていないそうです。(専門家ではないので間違っているかもしれません)
心の病気は脳が関係しているそうで、やはり栄養が偏っていては脳も機能しません。
成人病なども含めて、人間の体は食べ物の影響が大きいです。
病気でないにしろ、一度早めの受診をお勧めします。
親に心配をかけまいと黙っている場合もあるでしょうが、親世代の立場からも、悩んでいるよりとりあえず行って話だけでも聞いてもらいましょう。
補足
誤字が3か所あります。
タイトル 早めの受信を → 受診
11行目 体制 → 耐性
24行目 受信 → 受診
大変失礼をしました。
年齢を重ねてくるとよくわかるのですが、若い頃は年を取るということがこんなにも簡単なことだとは思いませんでした。
一度きりの人生です。
青春を無駄にしないようにしましょう!
(現在のポイント:-pt)
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