軽い「パニック障害」かも知れません
彩歌様。
初めまして、カウンセリングルーム・エンパシィの堀江健一と申します。
私はカウンセラーなので、診断する立場にはないのですが、文面をお読みする限り「パニック障害」による軽度の「パニック発作」のように思います。
パニック障害の心理的な背景には、「自分一人だけでなんとかしなければならず、他に誰も助けを求められる人もいなく、逃げ場もない恐怖」を感じているような状況で、多く発生すると言われています。
電車のドアが閉まってしまうと、次の駅に着くまで、外に出ることが出来なくなりますよね。つまり逃げる自由が無くなってしまう状況になってしまうわけです。
人によっては、美容院などに入って椅子にすわると、恐怖感が湧いてくるという人もいます。髪を切る間は、身動きが自由に取れなくなるというイメージが強く働いてしまうからです。
またパニック障害の深い部分には、「うつ」も考えられます。ほおっておかない方が良いかと思います。
そうした症状以前に、学校でとても緊張してしまうような事がないですか?
本人は「そんなに緊張しているつもりはない」と思っていても、実際は
「うまくやらなくちゃ」とか
「目立たない様にしなくちゃ」
などと、とても神経を使って緊張してしまっていることもあるかも知れません。
カウンセリングも必要かと思いますが、頻繁にその様な症状が出るようであれば、なるべく早く心療内科などでお薬を処方してもらう事も、お考えになられた方が良いかも知れません。
予期不安といって、「明日もそうなるんじゃないか?」という不安が強くなってしまうのもパニック障害の特徴です。
ご両親には相談されてみましたか?ぜひご相談されてみた方がよろしいかと思います。
人に辛いのをわかってもらえた。そして助けの手を差し伸べてもらえた。そのような経験がパニック発作の軽減に役立つはずです。
今まで、1人でがんばろうと思って、無理をされてしまうような所があったのかも知れませんし、誰にも頼れない様な寂しいお気持ちを抱かれておられたのかも知れません。
もしカウンセリングに通われる様なことになれば、そうした心理的な事が重要な問題点として焦点が当てられるのではないかと思います。
一人でがんばらずに、甘えてみる事も必要かも知れません。
回答専門家
- 堀江 健一
- ( 東京都 / 恋愛アドバイザー )
- カウンセリングルーム エンパシィ 代表責任者
何より優しく共感を持って、あなたの味方になります
2021年公認心理師(国家資格)取得13年間で1万人以上の相談実績を基に、深く人を理解し心のもつれた糸を解きほぐします。恋愛が出来ない、自己否定感、人と接するのが怖い、夫婦間の亀裂など、人間関係全般、アスペルガーの方の社会適応などのご相談。
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