対象:ペットの医療・健康
私の祖父の家で飼っているメスのセキセイインコが5日前に訪れた時に、かごの地面に座り込み、棒に止まるのも苦しそうにしていました。
呼吸困難になっていて、口を一生懸命動かして体を動かしながら息をしていました。胸のあたりがものすごい膨らんでいて、本当に苦しそうでした。
祖父が言うには3、4週間前からそのような症状が出ていたようです。狭い部屋で少し暗い場所なので環境も悪いと思い、私はそのインコとオスの仲のいい子、2羽を連れて帰りました。
今は暖かいケースに入れています。毎日口をパクパクさせています。
本当に苦しそうで、よくしてあげたいです。
よろしくお願いします。
ダブルアクセルさん ( 東京都 / 女性 / 47歳 )
回答:1件

Re:メスのセキセイインコについて
鳥が病気になった時の初期症状は主に【元気・食欲の低下、鳴かない】であり、悪化してくると【(体温喪失を防ぐ為に)羽毛を逆立てて膨らんだ状態になる、下痢をする、クシャミ・鼻水が出る】といった変化が現れます。
つまり、今の状態は既に症状が悪化しているところで、鳥かごの床に座り込んでいるというのは、生命に関わるほど状態が悪いことが予測されます。
口をパクパクさせているというのは呼吸困難を起こしているサインですし、ご自宅で出来るケアのみでの回復は難しいと思いますので、一日でも早く動物病院へ受診されることをお勧めします。
受診するまでの管理としては、まず、オスのインコと隔離して病鳥用のケージを用意しましょう。
体力の消耗を防ぐ為に小さいものを選び、低い位置に止まり木を付け、ケージ内が25~30℃になるようにペットヒーター等で保温して下さい。食餌をどの位食べているのか、糞の量や状態はどうなのかをチェックすることも重要です。
動物病院へ行く際には、出来ればケージごと(水は捨てて)移動させます。その際にケージに布を被せたりして、なるべく温度が下がらないように注意します。また、鳥はストレスに弱い動物ですので、受診前に動物病院へ連絡しておおよその症状を伝えておくことで、少しでもスムーズに検査・治療が受けられるようにしましょう。
評価・お礼

ダブルアクセルさん
2014/04/07 12:03ありがとうございました。
動物病院に連れて行ったところ、腫瘍が疑われるといわれました。
手術は不可能だと言われましたが、キノコからとった液をもらい、15mlの水に1滴入れるように言われました。
エサはばくばく食べていて水もごくごく飲み、呼吸も、口はまだぱくぱく動かしていますがとても小さくなりました。
ですが胸はもっと膨らんできています。
暖かいケージの中にいれてあげると、暑がり羽を広げてしまいます。
腫瘍は治るケースはあるのですか?

腫瘍も治る(治癒する)ケース、または、そこまでは及ばないが症状が落ち着いている状態(寛解)まで改善させられるケースがあります。
どこまで症状を改善させられるかは、腫瘍の種類・進行度合い・病鳥の状態が大きく関わってきます。
今回、腫瘍が疑われるとのことですが、『治る』ことを目指す為には何の腫瘍なのかを調べる必要があります。その為には、血液検査やX線検査で腫瘍の大きさや全身の状態を把握すること、そして、腫瘍自体の検査(針吸引生検や麻酔下での摘出・病理検査など)を併せて行う必要があります。
鳥は犬や猫に比べて身体も小さく、現在ではまだ症例数が少ないために診断・治療が難しいのが現状ですが、抗癌剤治療や外科的治療で治癒・寛解した例もありますので、積極的な治療を望まれる場合はかかりつけの獣医師とよく相談し、検査・治療をしていくことをお勧めします。
また、暖かいケージだと羽を広げて暑がる様子もあるとのことですので、胸が膨らむのは体温保持ではなく肺などの呼吸器が障害を受けているせいかもしれません。暖かい環境と涼しい環境のどちらが今の状況において適切なのかも併せてかかりつけの獣医師に確認してください。
(現在のポイント:-pt)
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