縦型分離の二世帯住宅

はじめまして

ご存知だと思われますが、敷地面積に対する建築面積（建蔽率）と延べ面積（容積率）というものが、用途地域によって数値が変わりますので、市や町の建築指導課や都市計画課などに一度問い合わせてみては如何でしょうか。

その数値から凡その二世帯縦型分離での面積が想定できると思います。

福島県の地域でも「浜通り」「中通り」「会津」とそれぞれ気候が大幅に違うので、メーカーに依頼される場合でも地域特性を理解している業者に頼むことが大切だと感じます。

元気なうちから終の棲家を建築される意識の高さ、素晴らしいですね。

二世帯住宅でそれぞれに水周りなどを設置されると費用が嵩みますので、片方は徹底的にUDを意識し、片方は若い健常なご夫婦が住まえるようなレベル分けをされると良いと思います。

縦型分離ですので、ご両親世帯側も2階建て以上になる事を考えますと、初期段階でホームエレベーターを導入されれば、具合が悪く車椅子使用の際でも、上階までの動線が活きてきます。

積雪地か否かにもよりますが、単純に箱物を提供するのではなく、外出時や災害時の避難経路までトータルでご提案できるスペシャリストに依頼されることがfukushimajinさんの希望を満たしてくれるのではないでしょうか。

ご参考になれば幸いです。


やすらぎ介護福祉設計 斉藤

アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。

さて、ご質問の件ですが、敷地の面積からして建築法規の制限にもよりますが、概ねご希望のものは建てらるかと思います。
但し、現地調査や法規の確認が必要にはなりますので、この辺りはご留意ください。

また、懸念されておりますように、完全分離型の二世帯住宅にはどうしても面積的な割増部分があって、ロスするものはありますが、二世帯間では生活時間や食生活などの違いが多々ありますので分離タイプのメリットの方が多いでしょう。
ですので、こうしたメリット、デメリットをどう踏まえておくことが、二世帯住宅を建てる上でのポイントにはなります。

さらに、建物の構造や住宅メーカーに関しては、どこでも対応は可能ですが、将来の賃貸に転用する点も踏まえた設計ができるようなところを選択されてはと思います。
そのためには、住宅メーカーやビルダー、建築士など、いくつかの建築業者から、費用も含めた設計などの提案をしてもらうことです。

常々、住宅建築のサポートをしていますと、各メーカーの担当者や建築士の方によって、その住宅の良し悪しが見えてきます。
建物の構造や目に見える仕様設備がよくても、そこに携わる担当者によってはその良さが生かされない場合も散見します。

住宅建築には建築期間も含めると１年以上のお付き合いになりますので、ご自身との相性も含めて依頼先を決めていくことをお勧めいたします。

以上、ご参考になれば幸いです。

尚、個別のご相談や詳しい説明をご希望でしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくお願い致します。


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