対象:住宅資金・住宅ローン
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主人36才
年収450万
私は正社員年収270万
子供5才
もう一人予定してます
現在戸建てを持ち
ローン残金2200万築5年です
主人が4200万の新築物件に住み替え希望しています
私は将来に不安で反対していますが
住み替え可能なのでしょうか?
チップヤマトさん ( 埼玉県 / 女性 / 41歳 )
回答:2件
ご主人様単独の収入での住み替えは厳しいと思われます。
チップヤマト様
初めまして。ファイナンシャルプランナー&カウンセラーの杉浦と申します。
ご主人様が新築物件に住み替えを希望し、チップヤマト様は反対。
お二人のご意見が分かれている状況だということですね。
まずは、フラット35の融資条件を参考にします。
フラット35では、収入が400万円以上の方は年収の35%未満の年間合計返済額であることが融資の条件となります。
この条件によると、チップヤマト様のご主人様は年収が450万円ですので、年間合計返済額は157.5万円までとなります。(収入450万円×35%=157.5万円)
現在の物件がローン残高2200万円で売却でき、残ローンがないと仮定します。
さらに頭金なしで、借りるお金が4200万円、金利2.0%で35年間と仮定すると
年間返済額は約168万円(月額14万円の返済)となります。
これでは、157万円の年間合計返済額を超えてしまいますので、
ご主人様単独で新たなローンを組むことは難しくなります。
もし、ご夫婦の収入を合算すれば、年間合計返済額は252万円となり、机上の計算では、4200万円を借りる年収の条件をクリアすることになります。(450万円+270万円)×35%=252万円
条件をクリアでき、融資が可能となれば、ご主人様が70歳になるまでの35年間、月額14万円の返済を続けなくてはなりません。
現在の生活を考えて、この支出が可能なのか、ご夫婦で考えていただせませんでしょうか。
現在の月々の住宅ローンの月額支払額と現在の住宅がいくらで売却できるのかが、記載がありませんので、はっきりしたことは申し上げられませんが、
現在の住宅ローンと大差のない支払いとなるのであれば、住み替えを検討してもよろしいかと思います。しかし、現在の住宅ローン額を大きく上回る支払額になるようでしたら、私は住み替えの賛成はしかねます。
お子様が成長し、お二人目も予定されていることから、より住みやすい家に住み替えたいというご主人の気持ちも分かります。しかし、住宅ローン支払いのために生活が苦しくなってしまっては、住み替えしてより豊かな生活をしたいという目的から外れてしまうのではないかと、私は考えてしまいます。
ぜひ、ご夫婦でよく話し合いご結論をだされてください。
判断に迷いましたら、ファイナンシャルプランナーへご相談ください。
チップヤマト様ご夫妻にとって快適な暮らしとなるよう最良のプランを一緒に考えてゆきます。
杉浦 詔子
回答専門家
- 杉浦 詔子
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー、カウンセラー)
- みはまライフプランニング ファイナンシャルプランナー、カウンセラー
働く人たちの夢をかたちにするファイナンシャルカウンセラー
「働く人たちの夢をかたちにする」会社員とそのご家族等へのキャリアプラン(生活)とライフプラン(家計)の相談と講義、執筆を行っています。女性のキャリアと家族や恋愛等コミュニケーションに関する相談、FP等資格取得支援にも力を入れています。
三島木 英雄
ファイナンシャルプランナー
-
売却価格と預貯金がポイントになりそうです
チップヤマト様
ご主人様が住宅の買い替えを希望されているとのこと。
昨今の住宅市場は二面性を持ち、非常に難しい環境です。
■良い環境として
・まだしばらく低金利
・住宅ローン減税来年まで
・銀行の融資は比較的敷居が低い
■悪い環境として
・物件価格が総じて騰がっている(特に新築)
ということが言えます。
チップヤマト様の環境で重要なのは
・現在の築5年の住宅の売却価格
がまず大きなキーとなります。
恐らくですが、購入当時に少し頭金も入れて購入されているかも
しれませんので、3,000万程度で売却でき返済や諸費用を払っても
手残りがあるかもしれません。
仮に600万円程度手残りがあり、今回の住宅取得にあたり
3,800万程度のローンを組んだと考えますと
変動金利の35年ローンで、毎月約10万3千円
35年固定等であれば毎月約12万7千円程度が推測できます。
当然35年ローンですので完済時年齢は71歳になってしまいます。
現在の預貯金の額や、今後の働き方、収入の増加予測、親の介護など
色々な要素がありますが、それらと別にチップヤマト様が気にされている
自分たちの老後資金の問題があります。
一度行っておいた方が良いと思うのは将来を見据えた
キャッシュフロー表の作成です。
もう一人のお子様のご予定、住宅取得などをシミュレーションして
老後予測がたてられます。
サンプルはコチラ↓です
http://fp-research.jp/img/pdf/lifeplan_sample.pdf
多くの方は年金生活になると赤字になることが多いですが
今から行っておけば事前に対策も行えます。
銀行は融資に関しては大歓迎ですのでローン自体は奥様の収入も合算して
しまえば組めてしまいます。ただ、借りられると返せるは同一ではありませんから
一度将来的なシミュレーションを行っておいた方が良いでしょう。
少しでもご参考になりましたら幸いです。
補足
無料で行うサービスもあるようですが、何がしの商品(投資や保険など)がもれなく
ついてくることが多いので有料のサービス利用をおすすめします。
現在の不動産の査定から、老後を見据えたライフプラン表の作成等
チップヤマト様が不安に感じる所は有料ですが弊社サービスにてクリアにできます。
http://www.fp-research.jp/
(現在のポイント:-pt)
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