55歳男性です。私は昔からサディスト的な性格があり、女性の強姦シーンや、残酷な拷問に掛けられている画像などを見ると異常に興奮し、暇な時などは長時間にわたってそうしたサイトを見てしまいます。また、女性下着フェチで、自分で女性下着を購入して、それを触りながら自慰行為をしています。妻の下着には全く興奮しません。私は異常でしょうか?
高校生の双子の父親です。子供達は部活に勉強に精一杯励んでいます。それなのに、親の私がなんでこんな下らない事に時間を浪費しているのかと思うと、自分がいやになりますが、どうしても止める事が出来ません。どうしたらいいか、アドバイスお願い致します。
もぐきちさん ( 山形県 / 男性 / 55歳 )
回答:2件
異常ではありません
もぐきちさんはじめまして。
フィールマインドカウンセラーの小日向るり子です。
確かにご自身で自覚されている通り、サディズム的な嗜好と女性下着へのフェチシズムがあるようですね。
奥さまの下着については興奮しない件ですが、奥さまに対してすでに性的な興味が薄れているということはありませんか。例えば「家族愛」に近い感情になっているということです。その場合、奥さまの下着に対しては性的興奮を覚えなくて当然です。
サディズムも、下着に対するフェチシズムも異常ではありません。
もぐきちさんがそうしたものに性的快感を覚えるのだということ。それだけで、別に理由づけをする必要も罪悪感を感じる必要もありません。
ただ、ご自身の性癖は犯罪を犯す危険性も充分にある「癖」だということは自覚されておいてください。
それが実在人物への危害という形であったり、女性用下着の盗難などという犯罪に進展しないようくれぐれも自制心をお忘れなく。ちなみに、盗撮画像の保持も犯罪になりますのでこちらも十分にお気を付けください。
また、現実問題もぐきちさんの性癖がご家族に発見された場合、ご家族は良い気持ちはしないと思います。むしろ不快に思うでしょう(奥さまとの夫婦関係がないようでしたら奥さまは特に)。
ご家族に対しては、罪悪感を感じるのではなく、思いやりを持ってください。思いやりとは、ご自分の性癖が証拠として残らないよう十分に考えて行動することです。
行動に責任を持てれば思考も性的嗜好も自由でよいのです。
あまり思い詰める必要はないと思います。
また何かありましたらご相談くださいませ。
評価・お礼
もぐきちさん
2013/09/02 18:41小日向るり子 様
早速、ご丁寧な回答を頂きまして心よりお礼申し上げます。
このような質問に、お若い女性の方がご回答して頂き、少々恥ずかしい気持ちですが、「異常でない」との回答に安堵いたしました。
よく分かりました。社会的常識を持ち、また、家庭内では痕跡を残さないよう、細心の注意を払いながら過ごしていきます。
本当に、適切なアドバイス、ありがとうございました。
小日向様の今後益々のご活躍を心よりお祈り致します。 もぐきち
回答専門家
- 小日向 るり子
- (東京都 / 心理カウンセラー)
- フィールマインド 代表カウンセラー
感情を否定せず、まず寄り添うこと、を理念としています。
会社員時代にボランティアで始めた電話相談員がカウンセラーとしての原点。退職後にカウンセラー資格取得。その後労働局にてハラスメント相談員を経て現職。相談内容を特化せずどんな言葉でも【聴く】ことに焦点をあてたカウンセリングを行っています。
小日向 るり子が提供する商品・サービス
【電話カウンセリング】なるべく早く聴いて欲しい!相談したい!
なるべく早くご相談したい、話を聴いて欲しいといった方に対応します
性嗜好障害
正直な告白をありがとうございます。
まずはじめの強姦や残虐な画像に興奮してしまうことを「サドマゾヒズム」に分類されます。縛る、苦痛を与える、あるいは辱めることを含む性行為を愛好すること、そうした刺激を与える場合は「サディズム」といいます。刺激を受けることを愛好することを「マゾヒズム」といいます。しばしば一人の人間がサディズムとマゾヒズムの両方から性的興奮を得ることがあります。
次に女性下着フェチは改めて「フェティシズム」と定義されます。性欲喚起あるいは性的満足のため、ある種のもの、多くは衣服や履物のような人の身に着けているものが多く相当します。フェティシズム的な幻想は「普通」でありますが、あまりに強制的で、受け入れがたく、通常の性交渉を妨げたり、個人の悩みを引き起こしたりする場合は「障害」として扱います。
いずれにおきましても、精神医学的には「性嗜好障害」に分類されますから、原因の分析と対策の立案をされることをお勧めします。一般的には、成育歴において父親から厳しくしつけ過ぎられたこと、母親から十分な愛情を受けられなかったこと、幼少期・思春期にイジメ体験をしていることなどが挙げられます。
ほか、先天的な要因もありますので、一人で悩まず、一度、精神科医へご相談されてはいかがでしょうか。一緒に解決の糸口を探りますので、どうぞご安心くださいませ。
銀座泰明クリニック
回答専門家
- 茅野 分
- (東京都 / 精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
- 銀座泰明クリニック 院長
東京・銀座の心療内科・精神科、夜間・土曜も診療しております。
東京・銀座の心療内科・精神科です。夜間・土曜も診療しております。都会で毎日、忙しく過ごされている方々へ、心身の健康をサポートいたします。不眠、不安、うつ病などに関して、お気軽にご相談ください。
茅野 分が提供する商品・サービス
夜間・土日も診療しています
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング