性嗜好障害
正直な告白をありがとうございます。
まずはじめの強姦や残虐な画像に興奮してしまうことを「サドマゾヒズム」に分類されます。縛る、苦痛を与える、あるいは辱めることを含む性行為を愛好すること、そうした刺激を与える場合は「サディズム」といいます。刺激を受けることを愛好することを「マゾヒズム」といいます。しばしば一人の人間がサディズムとマゾヒズムの両方から性的興奮を得ることがあります。
次に女性下着フェチは改めて「フェティシズム」と定義されます。性欲喚起あるいは性的満足のため、ある種のもの、多くは衣服や履物のような人の身に着けているものが多く相当します。フェティシズム的な幻想は「普通」でありますが、あまりに強制的で、受け入れがたく、通常の性交渉を妨げたり、個人の悩みを引き起こしたりする場合は「障害」として扱います。
いずれにおきましても、精神医学的には「性嗜好障害」に分類されますから、原因の分析と対策の立案をされることをお勧めします。一般的には、成育歴において父親から厳しくしつけ過ぎられたこと、母親から十分な愛情を受けられなかったこと、幼少期・思春期にイジメ体験をしていることなどが挙げられます。
ほか、先天的な要因もありますので、一人で悩まず、一度、精神科医へご相談されてはいかがでしょうか。一緒に解決の糸口を探りますので、どうぞご安心くださいませ。
銀座泰明クリニック
回答専門家
- 茅野 分
- ( 東京都 / 医師(精神科) )
- 銀座泰明クリニック 院長
東京・銀座の心療内科・精神科、夜間・土曜も診療しております。
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この回答の相談
55歳男性です。私は昔からサディスト的な性格があり、女性の強姦シーンや、残酷な拷問に掛けられている画像などを見ると異常に興奮し、暇な時などは長時間にわたってそうしたサイトを見てしまいます。また… [続きを読む]
もぐきちさん (山形県/55歳/男性)
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