対象:ペットの医療・健康
17歳の小型犬です。心臓肥大から尿毒症状が強くなり、静脈点滴をしたことで肺水腫になりましたが、肺水腫からは回復し、現在は一日おきに輸液の皮下注射を受けています。皮下注射を受けた後に室内を異常に走り回ることがあり、衰弱してしまいます。主治医からは皮下に滞留している輸液を不快に感じ、それを散らす為に走り回るとの説明を受けておりますが、斯様な理解で宜しいのでしょうか?走り回った後に具合が悪くなりますので、走り出した際の対処法もご教示頂けましたら幸いにです。
Premayuさん
(
神奈川県 / 女性 / 48歳 )
回答:1件

Re:輸液の皮下注射後の異常行動について
今回の質問者様の愛犬の行動は毎回注射の後に起こっているようなので、注射との関連はあると思います。ただ、その行動が輸液を散らすためなのか、痛いからなのかの判断は難しいです。
皮下注射は、注射をする輸液の種類や量、併用する薬剤の種類によって、また注射に使用する針の太さや、注射をする部位(背、肩甲間、腰部など)によっても、個体差はありますが痛みや不快感を起こすことがあります。また、何度か注射を行った後に注射をしていた部位の皮膚が固いしこりになることがあり、そのために注射が痛く感じることもあります。
現在の皮膚の状態や輸液剤の種類などを確認し、今後注射を継続するためにできるだけ痛みや不快感が残らないような方法を、主治医とご相談されることをお勧めします。
評価・お礼

Premayuさん
2013/08/18 22:32ご丁寧にアドバイスくださり、ありがとうございます。皮下注射の輸液はソルアセトF50ccです。このところは異常行動は起きなくなりましたが、先週肺水腫を再発し、回復しました。一日おきの輸液皮下注射を再開しており、24時間の飲み水量をMax180ccに抑えております。一日おきに50ccのソルアセトFを皮下注射し、注射した日には朝晩フロセミドを服用した場合、肺水腫再発を予防するには、飲み水の上限はどのくらいと考えたらよろしいでしょうか?体重2.8キロのポメラニアンです。エナラプリル、ベトメディン、ウルソ、ニチファーゲン、フロセミドが処方されております。フロセミドは皮下注射を受けた日のみ服用しています。

肺水腫の際の飲水制限に関しては各獣医師によって意見が異なりますが、最近では飲水制限を行う必要はないという考えが一般的です。
これは、心不全の状態では体内のナトリウムと水分の排泄が滞るため肺水腫という病態を起こすのですが、この際に消化管からたくさんの水が吸収されたとしてもほとんど影響を与えないと報告されているからです。
また、とくに利尿剤を使用中の場合は体が脱水している可能性があり、脱水状態は腎臓だけでなく心臓への負担もかけるため、しっかりと水は飲めた方が体にとって良いと思います。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング