対象:労働問題・仕事の法律
経営悪化に伴い、給与のその他手当てがなくなり、賞与も減り、去年の総収入は平成15年と同じです。今まで20年勤めています。定年まであと15年ありますが、これ以上基本給はあがりません。そして、人員が減った為一人当たりの仕事量は増えて身体に無理がきています。こんな思いをしながらも仕事を続けるべきなのでしょうか?
ブルーベタさん ( 長野県 / 女性 / 50歳 )
回答:1件
西田 淑子
ビジネスコーチ
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仕事を工夫されて、状況のご観察をお勧めします。
お返事が遅くなりました。
まだ私の回答が、少しでもあなたの助けに役立つことを願って回答いたします。
内容から、問題は複数おありのように思います。
・経済的理由
・身体的理由
・感情的理由
どれも、ご自身が期待していた将来計画とは異なったために起こったものではないでしょうか。
まず経済的理由について、去年の総収入が平成15年と同じであったということは、少なくとも平成15年から平成23年までは増加し続けていた、したがってこれから先も増加すると思っていた、ということでしょうか。定年まで15年、基本給はあがらないということは、経営が悪化したため、上がらないということなのか、年齢的な要件で上らないということなのか、どちらなのでしょうか。どちらにしても、現時点では将来的には現状維持のままだということだということでお話を進めます。
身体的理由については、人員が減り、あなたの仕事量が増えたため、身体的に健康維持が難しい、ということでしょうか。
つまり察するに、あなたはもしかして、無理をしてしまうほど責任感がおありで、仕事量が増えても、それをこなせるだけの能力があり、かつ現在の会社にとっては、なくてはならない存在であることを、会社もあなたご自身も認識しているのではないですか。
だからこそ、自分の将来、もしかしたらご定年後、あるいは休暇のお楽しみのために、ご自身を大事にするのか、今は会社を大事にするのかで、迷ってらっしゃるのではないでしょうか。
賢明なあなたのことですから、ご年齢も考慮されてもう充分にお考えになられているかと思います。この先あなたが実現なさりたいこと、あなた自身の夢や希望や居場所を見つけられて、あなた自身を実現するには、20歳代の頃よりも、30歳代の頃よりも、残り時間は少ないという事を、私が言わなくても、あなたはお気づきのはずです。
もし一つ、アドバイスをお聞き下さるなら、会社を辞めるのは感情的にはいろいろあっても、手続き上は簡単です。しかし、別の会社に再就職となると、これまでと同じ条件で新たに探されるのは、今は相当なエネルギーが必要です。それよりも現在の仕事を工夫することを先に考えられて、今しばらく状況をよく観察されてみてはいかがでしょうか。
評価・お礼
ブルーベタさん
2013/02/28 00:24大雑把な質問に対して、丁寧なお返事ありがとうございます。今でも仕事が多く連休の1日は寝込んでしますほど疲れきっている状態なのですが、4月からは、仕事の終わらない人の事を助けることとなりました。ますます仕事が増えるのです。一年間を一区切りとおもわないで、会社には迷惑をかけますが、あまりにも身体がきつくなった時は、無理をしないで年度の中途退職もやむを得ないと決めました。
今私の仕事は週2~3回銀行への入出金、アルバイトの給与計算、その伝票作成、商品の発注、入荷、出荷、在庫管理、顧客名簿作成・管理、顧客への集金等手紙作成、集金、来客へのお茶出し、昼食準備、社員の給与伝票作成、パソコンへ伝票入力等々・・・・
その日の仕事を終わらせるだけで精一杯です。全て一人でやっています。もうこれ以上工夫し削る無駄はないように思います。
西田 淑子
2013/03/01 15:04お返事ありがとうございます。お仕事の内容を拝見しますと、これはこれは、お1人で本当によく頑張ってやっていらっしゃる内容です。「もうこれ以上~」とおっしゃる通り、これまで相当、工夫し、無駄を削ってこられたのでしょう。
お決めになられたことは、ご賢明なご選択だと思います。どうぞ、これからのあなたに、労りと思いやりと余裕のある豊かな人生の時間が訪れますことを、心より願っております。
(現在のポイント:-pt)
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