対象:ペットの医療・健康
12歳アメショーメス猫です。半月ほど前から、テーブルやベッドに上がってこれず、歩行も困難な様子です。後ろの右足がマヒしているとのこと。
病院のレントゲン検査結果では、脱臼・骨折は見受けられず、血液及び心臓血液検査も異常なし。大動脈血栓に関しても疑ってみましたが、『足が冷たくないもんな・・』と。現在は1日1錠のステロイドを服用しながら様子を見ています。食欲はあります。
脳神経・脳梗塞・動脈瑠及び椎間板ヘルニア有無の検査のためMRIを勧められています。これらの疾患はMRIに写るのですか? 以上、御相談いたします。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
YUKO chanさん ( 福岡県 / 女性 / 56歳 )
回答:2件
MRI検査について
はじめましてアレス動物医療センターの沖田と申します。
文面を拝見し残る検査は確かにCT、MRIかと思われます。
MRIの欠点はCTに比べ検査時間が長いということであり、その分全身麻酔の時間も長くなってしまいます(ただし脳、神経系の診断にはMRIのほうが優れています)。
MRIだけで良いか、まずCTを撮ってからは状態によりけりでしょうが、ご質問者の方が列記されたような神経疾患に関してはMRIが最も明確にできるかと思います。
そういう意味では理想はCT,MRI両方の設備がある病院で、どちらか片方の検査で良いのか、それともCTを撮ってから必要に応じてMRIも撮るべきなのか、セカンドオピニオンとしての意見を求めたほうが良いのかもしれません。
評価・お礼
YUKO chanさん
2012/11/12 22:24沖田先生、早速のご回答大変有難うございます。できるだけ負担のかからないようにしてあげたいので、MRI検査を受けようと思います。参考になりました。有難うございます。
回答専門家
- 沖田 将人
- (富山県 / 獣医)
- アレス動物医療センター センター長
地域に密着したワンランク上のホームドクターを
アレス(Alles)とはドイツ語で「あらゆること」を意味します。インフォームドコンセントの充実、年中無休、CTスキャナ導入など動物たちの幸せにつながることなら、飼い主様のあらゆる要望にお応えしたい。そんな願いを込めて診療に取り組んでいます。
Re:MRI を勧められています
MRI検査は軟部組織の描出に優れた検査法です。
よって、ご質問にある脳神経疾患等はMRI検査によって検出する事が可能です。
また、大動脈血栓に関しては超音波検査を用いて検出する事も出来ます。
原因としては心疾患が多いので、MRIと合わせて心臓の超音波検査を実施するなどかかりつけ医とご相談されても良いと思います。
評価・お礼
YUKO chanさん
2012/11/14 23:39今日MRI検査しました。全身麻酔で不安でしたが、無事に終わりました。脳に異常は見当たらず・・てんかんの可能性を診断されました。これからの治療方向を主治医と後日話すことになっています。●●先生から頂いたアドバイスはとても参考になりました。有難うございました。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング