対象:お金と資産の運用
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40代後半の製造業です。現在7,000万円を円建2,500万円と米ドル建4,500万円で組み立ています。円建は国内株式500万円、新興国再建のAUDコースとBRLコースが各1,000万円、米ドル建はハイイールドのUSDが300万円、AUDが150万円、BRLが150万円、日経インデックスが150万円、グローバルCBが150万円、世界銀行債が2,000万円、米ドルMMFが2,000万円です。今回、相談したいのは、年末に事業資金として2,000万円が必要となったため、先の投資資金を取り崩さなくてはならないのですが、どれを解約して資金に充当するのがよいかという点です。ご意見お聞かせください。どうぞよろしくお願いいたします。
マンダさん ( 東京都 / 男性 / 46歳 )
回答:1件
税金面を考慮しましょう
マンダ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご相談の件、元々の運用計画がどうなっていたのかを伺わないと、アドバイスが難しいのですが、必ず考えた方がよいのは、税金面です。
今回、2,000万円を含み益の多いものから換金すると、その含み益を実現した時に課税が発生する場合があります。
ですので、含み益と含み損を上手く通算して、課税を少なくする工夫が必要かと思います。
なおもし、全ての銘柄が含み損を抱えていて、損失の計上になる場合は、株式や投資信託については、譲渡損失の3年間の繰越控除を使える場合がありますので、もしご存知でなければ、一度調べておいてください。
ちなみに、外国債券、外貨MMFは、株式や投資信託とは異なる課税方式です。
外貨MMFは、流動性の高い金融商品で、現行では、為替差益が非課税なので、この点も考慮して、決めてみてはいかがでしょうか。
それと、運用商品を法人名義で所有している場合は、税金面は、まったく違う考え方になりますので、ご注意ください。
引き続きのアドバイスが必要な場合は、個別相談のお申し込みをおすすめします。
以上、ご参考になれば幸いです。
森本FP事務所
http://www.morimoto-fpj.com/
評価・お礼

マンダさん
2012/09/15 23:39ご意見いただきありがとうございました。利益の累損相殺も考えておりましたが、国内外によって扱いが違うということは理解しておりませんでした。ご指導ありがとうございます。今一度熟考して参りたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
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お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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