対象:住宅設計・構造
回答:2件

秋山 浩史
工務店
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柱状改良工事について
株式会社アキヤマの秋山浩史です。
ご質問の柱状改良工事の内容についてですが、基本的にはそれで大丈夫だと思われます。
というのは、地盤調査の際には現在の地盤高(地面)を0mとして、4mの深さ~それ以降の深さというように調査しているはずです。
一方、柱状改良工事は、計画されている建物の基礎の下に、固化剤を注入した柱が入るように設計して行われますので、固化剤自体の頭(表層側)は、現在の地盤から15cm~20cm(工法によっては30cm)下に入ることになります。
従って、基礎を支える地下の柱は、深さとしては4m15cm~4m30cmまで到達することになりますので、礫質層に到達することになるはずです。
評価・お礼

初学者さん
2012/06/30 18:07適切な回答ありがとうございます。

中郷 洋次
建築家
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改良柱の計画深さは4mで結構です
湿式柱上改良での工事ということですが、改良柱の計画深さは4mで結構です。
実際は、土の中での施工上、4mよりも深くなるところも、4mより浅くなるところも出てきます。
湿式柱上改良の施工の目的は、支持層の上に載せることです。
粘性土ではなく、固い礫層まで到達することにより、不同沈下を防ぐことが1番の目的です。
不同沈下がひどい場合、復旧できなくなってしまうからです。
さらに、ご心配であれば保険をかけてはいかがかと思います。
そんなに高いものではないですし。
まずは、建物の倒壊・不同沈下をふせぎ、万が一の場合に保険を使うという2段構えにしてはいかがかと思います。
ご参考になれば幸いです。
(わかりやすくするために、平易な説明としています。)
評価・お礼

初学者さん
2012/06/30 18:08適切な解答ありがとうございます。
(現在のポイント:-pt)
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