体の痒み - ペットの医療・健康 - 専門家プロファイル

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対象:ペットの医療・健康

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回答数: 2件

全身麻酔の副作用は?

回答数: 2件

閲覧数順 2024年12月02日更新

我が家には4歳になる雄猫(完全室内飼い)がいます。ここ最近になって突然飛び上がるように走り回ます。どうも体が痒いようで、得にお尻を中心とした下半身を必死に舐めたり掻きむしったりしています。

このような状態になってすぐに掛かり付けの動物病院に診てもらったのですが、はっきりとした原因は解らず、ノミ・ダニや疥癬はいませんでした。一応処置として抗生物質の注射と痒み止めの軟膏を塗ってもらいました。

多少は痒みが治まりましたが、翌日には痒いようで舐めたり掻きむしっています。

痒みが発生したのと同時に水を以前よりもたくさん飲むよになりました。食後に水を飲み過ぎて吐いてしまうこともありまし。



半年前まで3匹だった猫が12匹に増えてしまい、今まで温厚だった性格が攻撃的な性格に変わってしまいました。
また、3月程前から野良猫が家の周りをうろつくようになり、野良猫を見かけると興奮して同居猫(8歳雄猫)に襲い掛かるようになりました。私や家族が止めに入っても興奮は収まらず噛み付いて来ます。どうもストレスが溜まっているように感じます。

痒みの原因はストレスから来るものなのでしょうか、それとも何かの病気が原因で引き起こされているものなのでしょうか?
糖尿病やクッシング症候群なのではないかと心配です。

補足

2012/06/13 12:23

体重は5.3キロ 食欲旺盛

たぶんたさん ( 群馬県 / 女性 / 20歳 )

回答:2件

猫の皮膚かゆみ

2012/06/13 18:33 詳細リンク

はじめましてアレス動物医療センターの沖田と申します。

確かにホルモン疾患も考え、血液検査などもしたほうがよいのかもしれません。
ストレス性も可能性はないとは言えませんが、それだとお水をたくさん飲むというのはかゆみとは別ということになってしまいます。

また、ノミやダニ、疥癬は一回の検査では見つからないことも多いので可能性を捨てきるのは危険かと思われます。

たとえ原因がストレスだとしても、体をかきむしるほどの症状が出るのであれば、それは病気とみなして治療が必要だと思います。
ただストレスかどうかを検査で調べることはできないので、血液検査や寄生虫の検査、場合によっては真菌検査を実施し(または治療し)、ホルモン疾患や寄生虫、真菌、細菌の可能性を完全に否定できて初めて[ストレス性]と診断できるのかもしれません。

何を思っているかがわからない猫さんだからこそ、皮膚病は案外原因特定に時間と手間がかかることが多いですので、大変とは思いますが検査、治療につきあってあげていただければと思います。

皮膚病
検査
治療
ストレス

回答専門家

沖田 将人
沖田 将人
(富山県 / 獣医)
アレス動物医療センター センター長
0766-25-2586
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アレス(Alles)とはドイツ語で「あらゆること」を意味します。インフォームドコンセントの充実、年中無休、CTスキャナ導入など動物たちの幸せにつながることなら、飼い主様のあらゆる要望にお応えしたい。そんな願いを込めて診療に取り組んでいます。

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Re:体の痒み

2012/06/20 10:01 詳細リンク
(5.0)

猫でみられる痒み行動の原因には、感染症、皮膚炎、精神的要因などがあります。

感染症は、細菌、真菌、寄生虫などによるもので、皮膚検査や治療に対する反応で診断します。

皮膚炎は、ノミアレルギー、食物アレルギー、その他環境中アレルゲン(アレルギーの原因となる物質)に対するアレルギーなどで起こります。ノミアレルギー性皮膚炎では、腰部を中心とする背中側に湿疹や小さなかさぶたが認められます。ノミアレルギーが疑われる場合、実際にはノミが見つけられなくても、ノミ予防薬を定期的に使用し、環境中のノミ駆除もあわせて行います。食物アレルギーはアレルギーの原因となりにくい食事を2か月程与え、症状の改善が認められるかどうかで診断します。その他の原因を特定することは非常に困難です。アレルギーが疑われる場合には、ステロイド剤を使用して炎症や痒みを抑えることがあります。

精神的要因として、治療後のストレス(手術部位、外用薬等を使用した部位を気にする)、痛み(痛みを感じる部位の皮膚をなめる)、甲状腺機能亢進症というホルモン性疾患(神経過敏によりグルーミングが過剰となる)、環境変化によるストレスなどがあげられます。

今回のような場合、もし環境変化と痒み行動の開始時期が一致しており、舐めやすい部位に限って症状が認められているのであれば、ストレスが原因のひとつとなっていると考えられます。ただし、湿疹、発赤、フケ、脱毛(毛根から抜ける)などが認められるようであれば、ストレス以外の原因も考える必要があります。

実際にはお話だけで原因を特定することはできませんので、もう一度お近くの病院で相談していただくことをお勧めします。

なお、糖尿病やクッシング症候群でも皮膚症状が認められることはありますが、今回のような症状が出ることはまれです。ただし飲水量の増加が続く場合、ご心配されているように内臓疾患やホルモン性疾患の可能性がありますので、検査を受けてください。

寄生虫
原因
アレルギー
予防

評価・お礼

たぶんたさん

2012/06/20 18:57

丁寧な回答ありがとうございます。その後、シャンプーで体をよく洗ってあげ、家の中の掃除を徹底してみたところ、体をなめ回したり掻きむしることがなくなりました。また、餌を変えてみたり、一匹になれる空間を作ってあげたりもしました。しかし、飲水量は相変わらずなので近いうちに病院で検査をお願いしようと思います。貴重なお話ありがとうございました。

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