対象:住宅設計・構造
工場からの振動が激しい為、建築事務所に地盤調査記録を求めました。
地盤改良なしのベタ基礎ですが、下記4箇所の換算N値から地盤について判断いただけたらと思います。
測点1
4.4
5.2
4.1
3.3
35.5 深さ1.20
測点2
3.1
13.5
7.1
4.1
2.3自沈
3.0自沈
7.7
31.1 深さ1.98
測点3
4.4
5.8
7.6
6.3
3.6
3.6
9.5
7.4
7.6
37. 3深さ2.44
測点4
3.6
4.7
6.8
5.2
3.4
3.1
8.2
15.1
6.6
41.4 深さ2.42
N値2から3の自沈部は粘性土、他は全て砂質土礫混じりと書いてます。何故半回転数100で調査終了なのでしょうか?
1メートルから1メートル50の地盤が緩いのが気になります。改良なしのベタ基礎で問題なかったのでしょうか?又、工場からの振動はこの軟弱地盤からの伝わってるのでしょうか?何か振動対策はないものでしょうか?
補足
2012/06/09 13:02自沈部が1箇所でもあると全体の改良が必要だったのでしょうか?既に建物は立っています。自沈があるにもかかわらずベタ基礎にした理由は何が考えたられるでしょう。遮振壁を埋没した場合の費用はどの程度かかるのでしょうか?約30坪境界部分10月メートル程。
りみなさん ( 京都府 / 女性 / 42歳 )
回答:2件
地盤改良が必要かと・・・
大阪で設計事務所をしています。
地盤面から2m以内の地点に自沈層がありますので、地盤改良が必要かと思います。
建物はもう完成しているのでしょうか?改良なしのベタ基礎と云う事ですが、ベタ基礎にしても振動を止める事が出来る訳ではありません。
振動は波の一種ですから、軟弱地盤がありますとそこで振動が行ったり来たりを繰り返しますので、地盤の堅い地点よりも振動を余計に感じます。
建築前のご相談であれば、柱状改良をお勧めしますが、建物が出来上がっているならば建物の外側で振動を止めねばなりません。
以前、国道を通るトラックの振動を軟弱地盤の土地で止めた経験があります。その時は道路側溝の手前に幅30cm程度の溝を掘りコンクリートを流し込んで防振壁を造りました。深さは、軟弱地盤が1.5m程の深さまでありましたので、そこまで掘っています。
全く振動しなくなった訳ではありませんが、気にならなくはなりました。
回答専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
福味 健治が提供する商品・サービス
住宅性能表示制度や長期優良住宅やエコポイントにも対応する、環境とお財布に優しい住まいの提案
(現在のポイント:-pt)
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