対象:投資相談
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こんにちは
外国債券について質問させてください。
60代の老後資金を投資信託、外国債券で運用を考えています。
投資信託は600万 すでに持っています。
海外債券は1000万はアメリカ、オーストラリア、ユーロなど分散し
10年前後の償還ぐらいの外国債券の購入と考えています。
証券会社にいったところ、
11年ものの米ドル建債権 利回り2.58%よりも
残存期間約30年 の米ドル建債権(ストリップス債)
利回り3.34%を10年後 売却するほうがよい。
ただし販売は1000万円からである。
を勧められました。
30年後の償還は遠い先過ぎて生きているのかわからないし、
10年後売却は手数料など余分にかかるのではないかと
疑問を持っています。
米ドル建債権のみを1000万持っているのもリスク分散として
どうなのでしょうか。
証券会社の担当者の話をうのみにするのもと思い、まずはこちらで
相談させていただきました。
アドバイスよろしくお願いいたします。
こぶしの花さん ( 大阪府 / 女性 / 65歳 )
回答:1件
注意点などお伝えします
こぶしの花 様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
お尋ねの件、外国債券投資もわるくはないと思いますが、基本は、分散投資です。
家計の状況や資産の全体像が分からないので、この場でのアドバイスは難しいのですが、基本は、預貯金、外国債券、不動産、株式、商品(貴金属、原油など)などに分散投資をすることです。
あとは、投資タイミングの分散ということも考えてみてください。
その意味では、1000万円を丸ごとこのタイミングで動かしてしまうと、投資タイミングの集中ということが起こります。
そこをどう考えるかです。
それに、30年という超長期の債券の場合、期間の短いものに比べて、金利の変動による影響が大きくなります。
仮に、米国の金利が急上昇した場合は、30年ものの債券の価格は、10年ものなどに比べて、より大きく下落することになります。
例えば、米国のインフレが加速した場合など、それに歯止めを掛けるために政策的に金利を上げていくシナリオなども考えられます。
途中売却をお考えであれば、要注意です。
なお、運用商品は、どんなものでも、メリット、デメリットの両面があります。
個別的な商品のよしあしで見ていくと、永遠に答えはでなくなってしまいますので、まずは、ご自身の運用目的からよく考えた上で、最適なプランを練るようにしてみてください。
以上、ご参考になれば幸いです。
評価・お礼

こぶしの花さん
2012/03/18 14:43預貯金と、投資信託、債権でわけて分散投資を計画はしています。
特に投資タイミングの分散のお話参考になりました。
お話を伺って考えたのですが1000万円をいくつかにわけて、
10年ものを毎年買っていくという方法(たしかラダー型)についていかがでしょうか?
国の分散も行ったほうがよいでしょうか?
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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