対象:不動産売買
回答数: 1件
回答数: 2件
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当方 売り建て住宅購入者で請負契約も済み現在完成を楽しみに待っている者です。
現在、基礎工事も終わりそうな状況でありますが、雨や雪の影響で工期が少し伸びているとのことを売主から伝えられました。
そもそも工期の短いローコスト住宅専門のパワービルダーさんなので仕方ないのかもしれませんが、
完成予定日 4月20日
引き渡し日 4月27日
が請負契約を交わすときの書類に記されてあります。
先日の連絡で『引き渡し日に一部外抗や駐車場の土間打ち等が間に合わないかも・・・』
と言われたので
当方『引き渡しが伸びても構わないので、きちんとしたものを建てて下さい!』と伝えたところ
『会社的に引き渡し日は伸ばせない』と返答。
質問は
・引き渡し日の変更はできないのか?
です。
工期が詰まってしまい突貫工事や手抜きが出てきて欠陥が出るのが心配。
引き渡し前検査でミスが見つかり修繕工事が行われる場合でも引き渡し日変更がないとなると、ミスのある状態で残金支払いをしなくてはならないのかと今から心配で・・・
自分なりに検索して答えを見つけ出そうとしましたが、明確な答えにたどりつけなくて。
なにとぞ無知な私をお助け下さい。
エベンソンさん ( 神奈川県 / 男性 / 33歳 )
回答:2件
新築引き渡し時期
アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。
ご質問の件ですが、そもそも請負契約は工事自体が完了して初めてその費用を支払うものです。
また、契約書に記載されている建物の工事範囲が予定期日までに完了しない場合には、工事を繰り延べするなどの対処をするものです。
さらに、工事遅延の場合には、請負者は遅延に対する損害金を注文者に支払うもので、その内容は契約書に記載されていると思われます。
契約の範囲内で工事が期日までに完成できない場合には、工事代金は支払う必要はありませんし、未完成の建物の引渡を受けることも拒むべきでしょう。
工事を急がせてやれば、後々不具合や施工不良に陥るには目に見えていますので、工期については事前によく話合いを業者としておくべきでしょう。
また、万一のことを考慮して、第三者のサポートを受けることも必要でしょう。
以上、ご参考になれば幸いです。
尚、個別のご相談や詳しい説明をご希望でしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくお願い致します。
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評価・お礼

エベンソンさん
2012/03/15 11:55寺岡様
ご返答ありがとうございます。
皆さんへの寺岡様の返答も合わせて参考にさせて頂いておりました。
ご意見を頭に入れ今後の対応をしっかりとさせて頂きます。
お忙しい中の対応本当にありがとうございました!!
これからも悩める方たちを導いて下さるようお願い申し上げます。
回答専門家

- 寺岡 孝
- (東京都 / お金と住まいの専門家)
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
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寺岡 孝が提供する商品・サービス

藤原 鉄平
不動産コンサルタント
-
新築物件の引渡日につきまして
初めまして。不動産コンサルタント藤原鉄平と申します。
参考まで回答をさせていただきます。
【ご質問の件】
>引き渡し日の変更はできないのか?
契約書上の当事者が、引渡日の変更に合意すれば、変更自体は、十分可能でございます。
…ただし、
>『会社的に引き渡し日は伸ばせない』と返答。
というご質問の内容からしますと、売主(※請負会社)が、変更の承諾をする可能性というのは、極めて低いと考えられます。
…ちなみに、請負会社が、なぜ変更に応じないのかにつきましては…
恐らく、会社運営上の『売上(※入金)の問題』…ではないかと推測されます。
工事の遅延によって、引渡日(納期)が変更されるようなことでもあれば、担当者並びにその直属上司は、経営陣から売上に関する責任問題を追及・叱責をされる可能性が高いでしょう。(※他にも、様々な理由が考えられますけども…。)
したがって、会社側として、納期限の遵守という観点からも、引渡日の変更を行いたくないのが正直な気持ちであると考えます。
【残代金の支払】
もし、不完全な建物の状態のまま、請負会社が、引き渡すようなことであれば、基本的には、請負会社の仕事完成義務に反することになるでしょう。
したがって、注文者側(※ご質問様)としましては、契約書の内容に合致した段階で、つまり、問題なく住めるような建物が完成した段階で、初めて、残代金の支払いを支払うべきものであるのが原則ではあります。
この点は、他の専門家がおっしゃっている通りでございます。
【付随する問題点】
…ということなのですが…
実際、契約書や法律に沿うかたちで、”現段階で”…注文者側の権利(同時履行)を主張しようとすれば…
ますます、請負会社側は、引渡日に間に合わせるような施工をすることにもなりかねません。
簡単に言えば、逆に、“見えない形で”…手抜き工事を誘発する可能性が高いとも考えられます。
したがって、契約書上・法律上の権利を盾にした場合にも、少なからず問題点が存在するのも確かです。
建築の専門家であれば、引渡の段階で、見えない施工不良を見抜くことができるのでしょうが、残念ながら、ご質問者様は、建築の専門家ではないと思われます。
よって、この方法(建物が完成していないことによる残代金の支払い拒絶)も万全ではないかと存じます。
補足
【私が考えた解決案】
私が考えた解決策は、以下の通りです。
1.引渡の段階で、建築専門家に、第三者チェックをしてもらう方法
⇒これによって、施工不良は、ある程度で回避されるかと存じます。(※ただし費用負担が発生します。)
2.『引き渡し日に一部外抗や駐車場の土間打ち等が間に合わないこと』を前提として、一旦、残代金の支払いをし、その後、一定の工事の期間をもって、未部分を完成させる方法
⇒一旦、残代金を支払うことによる若干のリスク(未完成部分をほったらかしにすること)が発生します。ただし、請負契約書に準ずるような書面を改めて取り交わすことで、ある程度、リスクが回避されるかと存じます。(※もちろん、請負会社が当該書面を否定する可能性も考えられます。)
いずれにしましても、一長一短があり、併用できれば、越したことはないのですが、残念ながら、ご質問者様のご予算の都合もあるかと思いますので、最終的には、ご質問者様が感じた方法をご選択していただければと思います。(※上述の策は、参考程度に。)
【総括】
>工期が詰まってしまい突貫工事や手抜きが出てきて欠陥が出るのが心配。
…というご質問様のお気持ちもよくわかりますが…
実は、突貫工事は、パワービルダーのような新築戸建のみならず、新築マンションの場合でも、よくあることです。
そして、手抜きによる欠陥というものは、実は、工期が短縮されたことによって発生すること以上に…
むしろ、建築を請け負っている現場の下請会社や職人さんの施工技術や知識、経験によって発生することが多いのが、一般的ではございます。
よって、工期の心配をされるのでしたら、むしろ時間が許す限り、足しげく建築現場に通って、ご自身の目で逐一確認をして、適宜、写真などを撮られ、建築の記録を残しておくのが、お金をかけない最良の方法かと存じます。(※職人さんに差入れ等をして、意思疎通を図って、やる気を起こさせるのも、一つの策かと思います。)
不動産の購入は、基本的には、自己責任が伴うものです。
完成を何より楽しみにされているかと思いますが、引渡日まで、間もないですので、何より悔いのないお時間を過ごしていただければと存じます。
回答になりましたでしょうか?
不動産コンサルタント藤原鉄平
任意売却|初めてのご相談はこちら⇒ http://fireworkers.jp/
評価・お礼

エベンソンさん
2012/03/15 18:00藤原鉄平様ご回答ありがとうございます。
提案の通り時間の許す限り現場には足を運んでおり、挨拶と差し入れ、お願い等はしておりましたが藤原様の助言で益々やる気と勇気を与えられました!!
自慢できる高い家ではありませんが、私にとっては一生に一度の大きな大切な家です。
その作られていく様を見て、それを作る職人さんとの出会いが家への愛着と希望を膨らませています。
費用が許すのであれば藤原様のような 基本→裏話→総括
と多角的な視点で見られる方と一緒に検査したかったですが・・・買う事で手いっぱいの私には難しそうですね。
頂いたご意見を胸に『自己責任』でしっかりと対応したいと思います。

藤原 鉄平
2012/03/16 11:16ご評価いただき、ありがとうございました。
実際に、現場に行き、行動をおこされている点は、大変素晴らしい、ご質問者様の長所だと存じます。
現場の職人さんは、安い賃金で仕事を請け負い、働いているのが現状です。
また、現場には、いろいろな職人さんがいますが、その多くは、実直な方がほとんどです。(※若かりし頃は違うのでしょうが…。)
ぜひとも、現場の方と意思疎通を図りながら、悔いのないお時間を過ごしてください。
ご自宅に対して、愛着や希望を抱くことができれば、ご質問者様のご家族を守れる幸せへとつながるでしょう。
新しいお住まい、本当に楽しみですね。
こちらこそ、ありがとうございました。
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