対象:不動産売買
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はじめまして。質問させていただきます。
住宅ローンの申し込みを書いていて、1つだけ不明な点があるので教えてください。
勤務先についてなのですが、私は今年で在籍6年目になる非上場の建設会社に勤めているのですが、源泉徴収、社会保険等は引かれておらず毎年自分で確定申告をして納税しています。
こういった場合、今いる建設会社が勤務先にはならないのでしょうか?
ならなかった場合は勤務先名称や就業状況(正社員、契約社員、自営業等)はなんと記入すればよいのでしょうか?
何卒、よろしくお願い申し上げます。
shigegegeさん ( 東京都 / 男性 / 34歳 )
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藤原 鉄平
不動産コンサルタント
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住宅ローンの申込にあたっての留意点
初めまして。不動産コンサルタント藤原鉄平と申します。
住宅ローンの審査基準は、金融機関(※保証会社)によって、融資基準や必要書類が異なってきますので、当該事項を前提とした形で、回答させていただければと存じます。
一般に住宅ローンの申込にあたり、重要となる点は、『一定収入の継続性』でございます。
また、通常、融資金融機関のほうで考えている、『勤務先の在籍』という定義につきましては、いわゆる、一般のサラリーマンにみられるような雇用形態のことを指し示します。
上記の在籍を簡単に言いますと『毎日会社に通勤し、仕事は9:00から始業し18:00に終わり、源泉もきちんと徴収されており、社会保険も加入していて、毎月一定の給与(例えば25万円)がある。』というようなものでございます。(電話をすれば、本人確認がとれるというものでございます。)
したがって、フリーランスのように、勤務時間に拘束されず、月ごとに収入が変動し、単に在籍をしているということだけであれば、通常言われるサラリーマンの雇用形態に当てはまりませんので、勤務先の在籍という定義に当てはまらずに、個人事業主として扱われるかと存じます。
なお、ご質問を拝見する限りにおいては、収入面では、個人事業主として扱われる…かとも思われますが、
しかしながら、収入(報酬)に係る契約形態が、毎月一定額の報酬(もしくは年間において一定額や年棒制)ということであれば、会社員に準じた形で扱われることも考えられます。
以上、上記に関わる一つの判断基準としましては、雇用形態(就業形態)・収入(報酬)に関わる『会社との契約』などによって、ご判断をいただければと存じます。
なお、勤務先の記入に関しましては、在籍という確認事項のほかに、一定(メイン)の収入を得る会社ということを示せますので、勤務先の欄に記入をしても、記入自体は特に問題ないかと思います。
補足
いずれにしましても、金融機関(保証会社)が住宅ローンの融資をするかどうかの判断基準は、
『一定の収入があって、きちんと税金(所得税・住民税)・保険料を支払っているか』
というものでありまして、
一般的な定義(書類の形式)にとらわれずに、ご質問者様の実情をきちんとローン申込書類に指し示して、会社との契約形態(雇用・報酬形態)がわかる書類などを添付する必要があるかと存じます。(※保証会社から当該各種書類を要求される可能性がございます。)
ご質問者様のケースは、通常の会社員のケースと若干異なりますので、住宅ローンを滞りなく借りるためにも、詳細につきましては、住宅ローン書類を持ち込みされる不動産会社(もしくは金融機関)の担当者の方と打ち合わせ・協議をされるのが良いでしょう。
参考になりましたでしょうか?
不動産コンサルタント藤原鉄平
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評価・お礼

shigegegeさん
2012/02/20 06:08早々の回答ありがとうございます。
とても丁寧な説明で、大変理解出来ました。
不動産会社や銀行とよく相談して結果を出したいと思います。
この度は本当にお世話になりありがとうございました。

藤原 鉄平
2012/02/20 12:14こちらこそ、ご評価をいただき、どうもありがとうございました。新しいお住まいが待ち遠しいですね、連携を取りながら、うまく進めてください。ありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
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