対象:投資相談
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来年の4月からドイツに転勤となりました。
4,5年は海外在住となるため、その期間中に資産運用をしようと思いました。
運用資金は200から300万です。
しかし、どこの証券会社・銀行も海外在住者の取引を制限しており、検討を重ねた結果外貨での運用がいいかなと思いました。
当初は外貨預金を考えていたのですが、手数料は勿論ですが、それ以上に差益が20万を越えた際20%の税金がかかることが収益率にインパクトを与えてしまうと思い、税金のかからない外貨MMFを検討しております。
しかし、海外在住中も自由に売却できなければ、円安のタイミングを逃してしまい、場合によっては損をする可能性も出てきます。海外在住中でも自由に取引できる金融機関はないでしょうか。
なお、今後毎月15万円、ボーナスで140万/年を資産運用にまわすことができます(月15万のうち5万は貯金用の保険に確保済)。
外貨MMFだけではなく、海外居住及び上記のような状況において最適な投資プランについてアドバイスいただきたくお願いいたします。
patient001122さん ( 神奈川県 / 男性 / 29歳 )
回答:1件
商品選択も必須ですが、運用期間の長期化もリスクを軽減します。
はじめまして、FPの岩川です。
最初に、非居住者に対して金融サービスを提供する金融機関であれば、基本的に世界のどのからでもネットでアクセスし、取引が可能です。
シンガポールや香港はネットで検索すれば多くの情報が得られます。
次に検討中の外貨MMFの利用価値です。
米ドル建てを例にしますが、米ドル外貨MMFの主な投資先は「米国短期債券」です。
今後の運用期間が、5年以上であれば、外貨MMFのような短期債券ではなく、中長期債券も選択肢の一つとして考えられます。
中長期債券ならば【外貨MMFと全く同じ為替リスクでありながらより高いリターン】が期待できます。
さらに、米国だけでなく、先進国全体に投資先を広げれば、期待リターンを落とさずにリスクのみ軽減することができます。
3年、4年以下の短期運用で為替リスクを取るのは「投資」より「投機的手法」といえます。
つまり、よりリスクを軽減し、堅いリターンを求めるならば、商品の選択も大切ですが、運用期間をさらに長く設定することも
検討の一つといえます。
ちなみに、5年以上6年、7年と十分な運用期間があれば、中長期債券投資は、外貨MMFより良い選択肢となります。
中長期債券に投資する手段は、
1)米国中長期債への直接投資。
2)米国中長期債を投資先としている、外国債券ファンド
3)先進国中長期債券を投資先としている、外国債券ファンドなどがあります。
当たり前のことですが、
同じリスクなら、高いリターンの手段を選択、
同じリターンなら、リスクの低い手段を選択することが、資産形成のポイントです。
ご不明な点がございましたら、気軽にご質問ください。
評価・お礼
patient001122さん
2011/12/22 02:16ご回答ありがとうございます!将来的には保有資産の全体に占める割合は抑えながらも、外債にもトライしたいと思っています!ただ、知識が乏しいため非合理的なことを申し上げているかもしれませんが、個人的には外貨建て、かつ流動性の低い商品に対し、5年以上の運用には抵抗があります。
外貨の場合、利子よりも為替差益のインパクトが大きいと思いますので、5年間円貨に振り返られない状況は厳しいなと個人的には思います。換金しやすい外貨普通預金/MMFがいいなと。とは言え、知識が乏しく5年後の経済情勢が読めていないという自分にも責任があるのかもしれませんが。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
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