対象:ペットの医療・健康
14歳のダックスです。半年前から咳をしていて、今かなりひどい咳先日痰の中に血が混じっていたので、レントゲンを撮ったところ肺の三分の一から半分位が硬くなっているとの事。腫瘍、肺気腫の疑いがあります。
積極的治療としてバイオプシーがあるといわれましたが、肺の中に空気が入り助からないリスクが50%あると言われました。
高齢でもあり、体調も悪くリスクを考えたらどうしたらいいか分かりません。
経験のある方、専門的知識のある方アドバイスお願いします。
つぎさん ( 埼玉県 / 女性 / 57歳 )
回答:1件

Re:ダックスの肺の病気とバイオプシーについて
返信遅くなり申し訳ございません。
バイオプシー(生検)は肺の細胞を採取しその形態をみることが出来る為、腫瘍とその他の疾患の鑑別や腫瘍の種類を診断する点で優れており、今後の治療方針を決定する為には有用な検査です。
方法としては体の外から針を刺す、胸を開けて直接細胞を採取する、気管支鏡を使用した方法などがあります。針の吸引生検は状態が悪く胸を開けることが困難な状況でも比較的安全性が高い方法ですが、合併症として気胸(胸に空気がたまる)、肺内の出血などがおこる可能性があります。
また、肺の腫瘍の場合、原発性(肺から発生しているもの)であれば外科手術や
化学療法が適応となりますが、その他の臓器の腫瘍の転移であれば治療方針も異なってきますので、どこから発生している病気であるのかをきちんと診断する必要性があります。
高齢で状態が悪いのであればQOL改善を目的とした内科療法を行なうことも選択肢として挙げられますので獣医師と相談してみてはいかがでしょうか?
(現在のポイント:1pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング