初めまして。27歳女です。
先月から彼の転勤についていくことになり転勤先に引っ越してきました。
私は中学2年のころから他人の視線が気になるようになりました。
授業中も隣の人や斜め前の人が黒板を見ていると分かっていても気になってしまうし、そう感じている自分の視線が周りの人にとって不快なんじゃないかと思うようになりました。
電車や映画館、セミナー会場など人がいる場所でじっとしていないといけいないような空間が苦手です。
人とかかわるのが全くできないというわけではなく、仕事は接客中心にやってきました。
ですが、相手に気を遣いすぎたり自分をさらけ出すのが怖いと感じているので
マジメとかおとなしいとか思われることが多いです。
彼の友達との付き合いや職場での付き合いなど、今までよりもっと楽に考えて行くことはできないだろうかと思っています。
最近はそういう自分を見つめたり、受け入れることが大事なのかな?
と思うし、受け入れないと新たな気持ちで先には進めないような気がしています。
何か発作が起きたり、体調不良になるわけではないのですが視線が怖い症状はあります。
こういう理由の場合は心療内科に行くのがいいのでしょうか?
また、どういう気持ちで不安や焦りと向き合っていくのがいいのでしょうか?
nano1212さん ( 長野県 / 女性 / 27歳 )
回答:2件

シェシャドゥリ(福田)育子
メンタルヘルスコンサルタント
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EMDRセラピーをお勧めします
nano1212様
はじめまして、メンタルヘルスコンサルタントの福田育子と申します。
ご質問、拝見しました。
一ヶ月前に引越しをされたとのこと、新しい環境でいろいろご不自由であったり 気がつかないで疲れが溜まったりされているのではないかと思います。そのような時には 普段から気になっていたことが いっそう気になったりもします。
お仕事を接客中心でされてきた、ということでnano1212様が人と関わることがお出来になることは、大きな「強み」だと思います。
「視線が怖い」という症状が軽くなる、あるいは気にならなくなれば「人づきあいが楽になり、先に勧めた。」という気持ちになられるのではないかと思います。そして 適度に相手に気を使う、相手もそれを感じて「気をつかう」ことが肯定的な範囲になるのではないでしょうか?
人の視線が気になり始めたのが 中学2年と、時期も「怖い」という感情もはっきりご自身で把握されていますので 感情を扱い、話をすることが少なくて良いEMDRセラピーが効果的かと思います。
日本EMDR学会の治療者リストで 長野県でEMDRセラピーをされる方を探すことが出来ます。
http://www.emdr.jp/announce/therapistlist.html
nano1212様がお持ちの課題がご質問の内容のみであれば 治療の回数はそれほど多くはかからないと思います。
選択肢の一つに提案させて頂きました。
お大事になさって下さいませ。
補足
長野県でEMDRセラピーをお受けになれない時は ご相談に乗らせて頂くことも出来ます。
EMDRセラピーについて 下記のコラムでご紹介しています。
http://profile.allabout.co.jp/w/c-38145/

阿久津 まどか
心理カウンセラー
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心理的なメカニズムがあります。
はじめまして。心理カウンセラーの阿久津まどかと申します。
当方の心理相談室は、対人恐怖などの恐怖症とコミュニケーションの問題を専門としております。視線恐怖は対人恐怖の一つです。
nanoさんは中学2年の時からとのことですが、このような症状は、自意識に目覚めていく思春期に起こります。
このような悩みを抱える人は、他者を配慮する気持ちが強く、周りを思いやれる人が多いのです。だから、他者の視線そのものが恐いというより、「自分の視線が周りの人にとって不快なのではないか」という気持ちを持つのです。
また、「人とうまくやりたい」という気持ちの表れでもあり、その気持ちが強いがゆえに、「もしうまくいかなかったらどうしよう、変だと思われたどうしよう」という観念が沸いてくるのです。
実は、このような問題で悩む人は、日本人に多いのです。日本人は、農耕民族として、恥の気持ちを持ち、他者との「間」を大切にする文化に生きてきました。気配りのできる実に日本人らしいこのような心性は、自己中心的な現代にあってはとても大切な心性と言えるかもしれません。きっと、彼もそんな心優しいnanoさんを好きになったのではないでしょうか。
実は、このようなものには心理的なメカニズムがあります。
努力逆転の法則と言って、視線を気にしないようにしようと努力すればするほど、そこに意識が向いて、さらに視線にとらわれる、というものです。これは、眠れない時に、「眠ろう、眠ろう」と頑張ると余計に眠れないというのと同じです。多分、緊張感も高いのではないかと思います。
ただ、このようなメカニズムは、多かれ少なかれ誰の心の中にも存在します。そこにとらわれるかとらわれないかの違いなのです。
では、どうしたらよいかということですが、nanoさんが言われるように、「そういう自分を受け入れる」ということです。視線や人と接する緊張感をいけないものと思わないことです。誰でもが持っているものを取り去ろうと思うところに無理が生じ、そこから抜け出せなくなってしまうのです。
それを取り去ろうと思わず、あるがままに認めて、視線の恐怖に向かうエネルギーを他へ持っていくことです。nanoさんの状態は、言ってみれば心のエネルギーの向けどころに、癖がついてしまっているような状態なのです。
補足
ちなみに当方は専門機関として、様々な方法を用いて、短期間で問題解決できるようにアプローチしています。
心療内科での薬物療法や、その他の方法で症状だけを取り除こうとしても、根本的な解決は見込めないかと思われます。
nanoさんのような人は、逆に言えばそれだけエネルギーがある人と言えます。だから、本当にこの問題が解決されたときには、ただ単に症状が消えたというだけでなく、人間として大きく成長することができると思います。
このような観点から、できれば行動療法をはじめ、様々な心理療法を行える心理カウンセラーのところへ行かれると宜しいかと思います。
http://www.apc-shinri.com/
評価・お礼

nano1212さん
2011/08/27 10:46回答ありがとうございます。
気持ちを理解していただいたと感じることができました(^^)
質問の数日後、近くの心療内科へ行ってみました。
症状が軽くなるかはわかりませんが、とりあえずは薬を使用せずカウンセリングを行っていくことになりました。
仕事に支障をきたすこともあるので、すごく厄介な症状を感じるようになってしまったなぁと思うことも多いですが、
焦らず向き合ってみようと思います。ありがとうございました。
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