対象:住宅資金・住宅ローン
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御質問させて頂きます。
先日、某銀行で住宅ローンの審査を受けましたが、仮審査は通過したものの本審査で融資不可となり、減額融資にも至りませんでした。
当方のデータとしては、
正社員で勤続7年
38歳扶養家族は妻子合わせて4名
年収は320万
その他ローンは完済済み
1200万の土地を現金で購入済み(妻と共有名義)
ガソリンから食料品までをポイント目的でクレジットカード経由にしており、毎月の支払(一回払い)が平均して10万円程度あります。
上記内容で、2300万円を35年ローンで申請し、本審査でNGとなりました。
どうしてもその金融機関の低金利が魅力なので、下記の様に条件を変更して再度審査を受けようと考えております。
1、クレジットカードを退会及び減額
4枚所有、総枠250万 → 2枚総枠70万。キャッシング枠は0へ。
解約したカードについてはCIC向けに証明書も発行して頂きました。
*情報開示後に、異議申し立て(?)と言う形で提出する予定です。
2、自己資金率を上げ、借入希望額を1900万円へ。
以上の様に変更しましたが、承認の見込みと言いますか…通る確率に変化は出ますでしょうか?
sabamixさん ( 沖縄県 / 男性 / 38歳 )
回答:1件
審査金利と返済比率について
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
お聞きしている範囲において、少なくとも2300万円の借入は
一般的な銀行の返済比率をオーバーしているため融資承認は
下りないと思われます。
通常、金融機関の住宅ローン審査では、
審査金利と返済比率を使用して融資可否の判断を行っています。
審査金利とは、金利上昇に対するリスクを回避するための概念で、
実行金利より高い金利で定められています。
一般的な金融機関の審査金利は、4%程度です。
返済比率とは、年収に対して住宅ローンに支払える金額の割合を
比率で表したもので、一般的に35%程度を使用します。
年収が低い場合には、基本生活費で消費される固定費の割合が
年収に対して大きくなるので、返済比率は低めに設定されます。
今回、年収320万円とした場合、
借入期間35年、審査金利4%、返済比率35%で
借り入れ可能最大金額を試算すると
2100万円となります。
仮に返済比率を30%と設定する金融機関であれば、
1800万円となります。
キャッシング、リボ払い、その他の借入等があれば
さらに借入金額が減額になります。
審査金利、返済比率については、各金融機関で多少のばらつきはあります。
今回、どこの金融機関をご希望かわかりませんが、
少なくとも返済比率をオーバーしているように思われます。
今回の否認の理由が、返済比率オーバーだけであれば、
クレジットカードやその他借入等を完済して、
借入金額を1900万円とすれば可能性があります。
ただ、返済比率以外に問題があるのであれば仕方がありませんので、
今回の否認理由をその銀行からなるべく聞き出すことが重要です。
そして、返済比率オーバーだけが原因であれば、
その金融機関の審査金利および返済比率を教えてもらい、
借入可能最大金額を不動産業者に試算してもらってください。
その金額以下であれば、おそらく審査は大丈夫だと思われます。
少しでもお役に立てれば幸いです。
評価・お礼

sabamixさん
2011/06/17 14:11御回答ありがとうございます。
専門知識に疎い私にも非常に理解しやすい内容でした。
頂いたアドバイスを参考に、再度本審査に臨みたいと思います。
金融機関は住信SBIになります。
回答専門家

- 真山 英二
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント)
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
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