求職の条件に迷いがあります

>ここで焦らず納得のいく仕事を探した方がよいのではないか、
>とも思い短期案件に踏み切れずにいます。

賢明なご判断だと思います。

意図のない転職は、結果的には
世の中の流れに翻弄されてしまいかねません。

今後長く働き続けていくためには、
ご自身がどちらにむかって進むのか？の意図を
先延ばしにするのではなく、ちゃんと整理することのが先です。

ご参考まで。


■JACCA日本キャリア・コーチング協会
http://www.jacca.jp/

tuki-usagiさま

ライフキャリアアドバイザーのやまかわと申します。
長期で働ける仕事がなかなか得られず、求職活動の方向性に迷いを感じ始めていらっしゃること、お察しいたします。

半年程度の短期案件は、すぐにご紹介いただける状況なのでしょうか？ それをお受けになるかどうかは、ブランクを空けることに対する不安の大きさと経済状況が許すかどうかによって、ご判断なさるとよろしいかと思います。

当面、短期案件で凌がれることになさった場合でも、今後長く働き続けていくにはどうすればよいかという課題が残ります。


２つの考え方を参考までにお示しいたします。

１）派遣ではなく、直雇用の働き方をする。
パートやアルバイト、契約社員、顧問、嘱託などが直雇用の働き方です。
契約期間の定めや労働条件など、会社によって異なりますので、入社前に充分に確認する必要はあります。期間の定めがある場合は、
気持ちの上で、正社員に比べて不安を感じられることも考えられます。しかし、派遣社員のように、派遣先と雇用契約がない状態よりは、雇用の責任を持つ会社で働けるという安心感はでてくるのではないでしょうか。パート、契約社員などとして、長く安定した仕事に就いている方もいらっしゃいます。

２）応募先を思い切って変えてみる。
事業拡大中で多くの人材を獲得したい会社は例外として、一般に会社から見て、正社員として雇いたいと考える人材は、現有の正社員の方よりも優秀か、特別なスキルや経験を持っている人です。ですから、tuki-usagiさまが、物足りなく思われる会社の方が、優秀な人材として正社員採用される可能性があるかもしれません。入社後、安心できる会社に入りたいとお考えになっていたとすれば、発想を変えて、自分が会社を背負って立つ、社員の方々のリーダーになれると考えられる会社を選ばれてはいかがでしょうか。

最後に、相談相手として、これまでのご経歴の中で、tuki-usagiさまの働きを高く評価して下さった方(上司、派遣コーディネータ)に、頼ってみることも道を切り開く方法かもしれません。様々な可能性に対して、ご自身を開いて、求職活動をお進めになるとよろしいかと思います。厳しい状況だとお察しいたしますが、どうぞあきらめずに頑張ってください。ご健闘をお祈りしております。

やまかわ （有限会社インタリスト http://www.interist.com）