対象:子供のお稽古
回答:4件
子供が日本語で質問した時に日本語で答えることのできる講師を
★【英会話レッスンを週に1回1時間程度受ける子供の場合】
子供が英会話レッスンを受けていると、
疑問に思うことがたくさん生じてきますね。
英語をしゃべることができない子供の場合は、
自分が疑問に思ったこと、先生に質問してみたいことを必ず日本語で尋ねてきます。
その際には、その質問の内容を理解でき、
その子供に理解できる日本語レベルで適切に答えることのできる講師が最適だと思います。
その能力を持っている講師であれば、
ネイティブ講師でも日本人講師でもかまいません。
子供がせっかく良い質問をしても、納得のいく答えが得られない講師とのレッスンは、
どこか物足りない感じや消化不良を起こしたようなハッキリわからない感が残ります。
ハッキリ、クッキリ、子供に100%わかるレッスンを展開できる講師を選ぶことが、
成功への第一歩だと思います。
★【英会話レッスンを毎日5時間以上受ける子供の場合】
このような条件の場合は、
教養のある講師が行う、
日本語を全く使わないレッスンを受けることをおすすめします。
レッスン時間が1日に5時間以上を確保できる場合は、
英語を英語で習うことによる良さが実感できます。
ネイティブ講師か日本人講師かで選ぶのではなく、
講師の指導力に目をむけ、確かな指導力を持つ講師を選ぶことが大切です。
ご存知ない方がたくさんいらっしゃいますが、
日本で英語を教えるネイティブ講師の中には、
ごくごくまれではありますが、
母国においてはまともな職業についたことのない、
非常に教養不足を感じる講師もおります。
お子さんの教育を任せるに足りる講師であるのか?
といった点を見定めることが大事です。
日本語をしゃべることができるからといって、
すべての日本人が外国人に日本語をわかりやすく教える教師になれるわけではありません。
ネイティブだからという理由で、すべてのネイティブが、
日本人の子供に英語をわかりやすく教えることができるはずはないのです。
ぜひ、しっかりとした指導力を兼ね備えた教師をお選びくださいね。
回答専門家

- 妹尾 佳江
- (神奈川県 / 英語発音とフォニックス指導の専門家)
- みいちゃんママの英語教室 社長
9年連続英語スピーチコンテストで生徒を受賞に導くカリスマ教師
すぐに使えて一生役立つきれいな英語発音にするコツとフォニックスを5歳児にもわかりやすく教える専門家。生徒は英語スピーチコンテスト全国1位!ダイヤモンドが永遠に輝くように、一度身につけたきれいな英語発音はあなたを一生輝かせます。
脳が外国語をどう学習するのかの科学的根拠で決まります
日本で英語を学ぶにあたり、日本人講師か英語のNative Speaker講師かがまず大切な要因ではありません。
個々の脳はすべて学び方が異なります。
ですから、単に「個人的な教授経験」での「日本人講師の成功例」や「外国人講師」の成功例を基に、どちらが良いと言い切ることは非科学的ですね。
人間の脳がどう学習するのか、またMonolingual (一か国語だけの言語能力)の脳が外国語をどう習得するのかを基にした教育を行う所かどうかを見極めて選んで下さい。
そのヒントについて、最新の言語・脳心理学の見地から回答させていただきます。
科学的証拠に基づいた「正しい外国語の学び方」の過程です。
1.脳に「外国語ーここでは英語」はまったく異なる言語であると教え込む。
これが理解できるのが大体10歳前後です。
これ以前の早期英語教育効果には科学的根拠はありません。
(大澤眞知子コラム「うちの子バイリンガルにしたいんですけど」をお読み下さい。)
方法は、正しい発声器官(舌、口の筋肉、のどの締め方などなど)を徹底的に訓練します。
それによって脳に英語領域ネットワークが出来ます。
今まで脳が出したことのない命令を発声器官に出し始めるからです。
この練習にはNative Speaker の正確な発音が必要です。
2.ただオウムのように発音だけをやっても脳の英語領域は育ちません。
次に、英語の文法の一番大切な部分。 (主語)+(動詞)の練習を徹底的に数年。
日本語はほぼ(主語なし)、(動詞)も普段はあまり使わない日本の子供の脳を変えるには、この練習は欠かせません。
英語とは、こう使うんだと脳に徹底的に押し込む時期です。
これも10歳前後にならないと脳が理解できません。
この段階では、英語文化を経験し、英語圏で高等教育を受けた日本人が最適です。
日本語脳と英語脳の違いが実体験から理解できるからです。
3.いよいよ英語の論理的思考を教えていきます。
英語の説明だけでは日本の子供はまだ理解できません。
日本語社会では存在しない、英語の考え方ですから。
従って、英語の論理的思考法、Critical Thinking 教育を英語圏で受けた日本語教師が絶対必要な時期です。
補足
(中国では英才教育としての英語Critical Thinking 教育の必要性を痛感し、アメリカ・カナダの大学で教育を受けた中国人を英語教師として呼び戻しているそうです。 日本が中国に追い抜かれた理由もこんなところにあるかも知れませんね。)
4.様々な情報を英語で読む。 そして、その情報を基として、英語のエッセイをCritical thinking の論理性を使い書く。
Readingには日本人が必要です。 Inferences(裏の意味)、implication(だからどういうことなのか)、などの理解力を助けていくにはある程度日本語の説明が必要です。
writingには文句なしで、Native Speaker の専門家が必要です。
もちろん discussion などにもNative Speaker 専門家の正しいリードが必要です。
まだまだ膨大な詳細はありますが、簡単に言うとこんなところです。
もし上記のような教育機関が見つからない場合は、どこで習っても効果はあまり期待出来ないと思います。
コラム「日本の英語教育のInsanity」でも書きましたが、日本人に習おうが、外国人に習おうが、何十年も同じ教え方をしている日本の英語教育では言語能力は育ちません。
もし、お子さんがまだ10才にもなっていないなら、英語教室など必要ありませんよ。
いっぱいの時間の中で脳に自由を経験させてあげてください。
その脳が将来の英語習得への大きな基盤となりますから。
回答専門家

- 大澤 眞知子
- (クリティカルシンキング/バイリンガル教育)
- Super World Club 代表
Be Bilingual
カナダ在住。カナダからオンライン講座カナダクラブ提供。留学生へのアカデミックサポート(エッセイ指導)留学希望生へのアカデミック準備 (Reading, writing, エッセイ基本)Critical Thinking指導、最新の理論に基づくBilingual Education特別提供中。
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大津山 典子
英語講師
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子供の聴覚および発声能力を育てるネイティブとのふれあい
臨界期にある子供の聴覚および発声能力は、耳から入った音をそのまま発することができるので、よりネイティブに近い音が身につきます。英語と日本語では似ている音はありますが、基本的には子音・母音とも同じ発音では無いので、大きくなってからでは習得が困難になります。また、多くの生徒さんのカウンセリングを受け持たせていただいておりますが、子供のころ英語教室へ通ったり、海外在住を経験したりしたことのある生徒さんの発音はとてもよいと感じます。
一方、子供の外国語学習を考える時、日本人は、先ず正しい日本語と日本文化を身につけていくことが肝心であろうと考えます。お子さんは将来、日本人として、外国人と渡り合う言語能力が要求されることになります。日本の文化的背景や論法を理解した上で、英語を使いこなす日本人としての成長を願うならば、日本人のフォローが助けになると思います。感受性の強い子供の時期だからこそ、日本と外国語圏との異文化による発想の違いを認識する必要があるのではないでしょうか。
子供向け英会話学校や各種幼稚園・小学校低学年時に英語ネイティブ講師と歌ったり、ゲームをしたり、遊び感覚で楽しくコミュニケーションする環境は望ましいと考えます。
両親が国際家庭であるか、英語で話したいという子供の希望がない限り、日本人の子供としての育成が大切ではないでしょうか。
言葉としての英語を学習するのは、日本語のルールをしっかり身につけた小学校高学年からが適齢と思われます。
その場合、子供さんの意志を尊重することが肝要と考えます。「嫌がる子供に英語を習わせたら、英語嫌いになってしまった。」など、よく聞く話です。

山中 昇
英語講師
-
それぞれに良さと役割があり、どちらとは言えないと思います
すべての日本人が日本語を教えるのに適切とは言えないのと同様に、英語がしゃべれるからといって、すばらしい英語教師とはかぎりません
日本人であろうと、ネイティブであろうと、どちらが教え方(人間力を含めて)かうまいかが大切なのだと思います
私はイギリスに5年滞在しました。3歳と5歳の子供二人を帯同したのですが、日本人が誰もいない学校を選び通学させましたが、教えるということに関してプロの先生方が親身に指導してくださり、一言もわからなかった子供たちも日々英語が上達していきました
一方、家庭では親が日本語を教えていました
このように、それぞれに良さと役割があり、どちらとは言えないというのが私の意見です
補足
私は英検1級の英作文をサポートしていますが受講生は二つの要素を求めていることがわかります
一つは論旨です。書く中身、考え方の指導です
これは、日本人でないと難しい面があります
もうひとつは英語表現です
これは、ネイティブの英語講師に頼むのが適当です
私は、日本語が堪能な中国人を何人か知っていますが、彼らが書く日本語はやはり変です
不自然なのです
私は、自分が書く英語も同じようなものだと思っています
ですから、基本的な文法間違いは指摘しますが、それ以上はやりません
つまり、上記二つを組み合わせた指導が最強だと思うのです
(現在のポイント:6pt)
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