宗教の違う人との結婚

私のクライアントの方も、ご自宅が、おじいさまの代から、
創価学会の地域の役員を長く務めていらっしゃる家に
生まれた方がいらっしゃいましたので、
ご参考になればと思い書かせて頂きます。

その方は、幼い頃から、ご家族との考え方の違いに悩まれていました。
セッションで、心の傷を癒した後、ご自身らしい生き方に気づかれ、
ご両親とも何度もぶつかりながらも、
互いに本音で語り合うことを根気づよく繰り返した結果、
お互いの心が通じ、宗教に関係なく、
親子の関係を再構築されました。

その後、宗教の違う方と結婚されましたが、
ご両親共々、互いの実家も行き来きするほど、仲良く打ち解け合い、

お子さんにも恵まれ、
ご両親は、おじいちゃんおばあちゃんになった今も、
お孫さんを心から愛し、かわいがっていらっしゃいます。

宗教に熱心だということは、お母様にとって、
それが現実の不安や心配事から
解き放たれる唯一の方法なのかもしれません。
それを否定することはできないでしょう。

しかし、親子は、別の人格です。
いつかは、親離れ、子離れして、
新しい家族の形を作る日が来ます。

sammlyさんの場合、たまたま宗教という
わかりやすい問題があっただけなのしれません。

お母様にとっては、自分の子供が、
地元を離れた知らない場所で、
知らない人と家庭を築き、今までとは違ってしまう。
そんな子離れの不安もあるように思います。

いずれにしても、親離れ、子離れも、宗教に入る入らないも、
お母様と彼の問題です。

仮に、彼が同じ宗教の人と一緒になっても、親離れ、子離れ、
新しい家族の形を作るという問題は生じてくるはずです。

まずは、あなたと彼が、何があっても、二人で話し合い、
愛や信頼を確認しあい、ふたりで力を合わせて、
人生をしっかり歩むのだと
決意されることが、大切ではないでしょうか？

その決意があれば、
どんな困難でも二人で乗り越えられると思います。


そして、時間をかけて、お母様と彼に、じっくり話しあってもらい、
いつか分かってもらえたら素敵だといったくらいの心構えで
ゆっくり、とり組まれては、いかかでしょうか？

何より、おふたりの幸せをお祈り申し上げます。