照明（ダウンライト、建築化照明）について

志田茂建築設計事務所 志田です。
http://s-coco.net/

私達も、照明については、毎回悩みます。

基本は、まずは、素直にベースとなる照明を決め、次に補助的に、演出するような照明を付ける事かもしれません。

トイレについては、白熱灯でも、約２年はもつと思います。４０Wで十分です。
「・トイレの照明は、日中と夜中では明るさを変えられるようにすることが望ましい」
そうゆう事って、あんまり気にした事がありません。
窓の無いトイレなら、昼夜関係ありません。窓があるなら、ランプに関係なく昼は明るいです。

TVのうしろについては、アクリ板が厚く（たとえば５ｍｍ）、４辺とも支えの上に乗っていれば、大丈夫じゃないかと思います。
熱が逃げるように穴アケが必要です。ただ、ランプを交換する時の事、、、大丈夫ですか？上に棚があるなら、そちらに照明を付けたほうが交換が楽だと思います。

それから、住宅で、いろいろな種類のランプを使うと、あとで面倒だなって、、個人的には思います。

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明るさの感覚や、照明についての考えはいろいろありますので、ご参考までに！

佳音さん、はじめまして。奥山裕生設計事務所の奥山です。
照明計画について、よく研究されていますね。

住宅は同じ間取りでも、照明計画によって大きく雰囲気が変わるものです。

是非、楽しみながら、計画を考えてみて下さい。
提案されているダウンライトやフロアライトもいい計画だと思います。
その他の考え方として、私の提案を下記に記させて頂きますので、
よかったら、ご参考になさってください。

＜トイレ＞

トイレは広い空間ではないので、照明器具の配置が多少、偏っていても、
照度は十分、確保できます。
むしろ、均一に空間を照らすより、明るいところと暗いところをつくって、
陰影のある空間とする方が、空間を演出することができます。
そういう意味では、蛍光灯よりも影の出やすい白熱灯の方が適しているかもしれません。
壁材にもよりますが、素材感のあるものであれば、白熱灯はより効果的です。

＜テレビボード背面＞

テレビボードの背面を明るくすることは、輝度対比が減り、
テレビの視聴にとっても目の疲れを軽減しますので、とてもよい計画だと思います。
計画されているような下から照らす方法以外にも、
横や上から間接照明として照らす方法もあります。
ホコリという点でも、その方がメンテナンスが楽になるかと思います。

ランプについては、均質に照らしたい場合は蛍光灯、
ただし、チラツキの少ないタイプ。
くつろぐ雰囲気を重視する場合は白熱灯をお薦めします。
白熱灯の場合は、調光スイッチを併用するとよいと思います。
光の量を９０％にするだけで、ランプ寿命は２倍に延びます。


画像１は、トイレの事例。正面の壁だけタイルを張って間接照明としています。

画像２は、テレビカウンターの事例。珪藻土の壁を白熱灯で照らしています。

以上、ご参考になれば幸いです。失礼いたしました。