対象:投資相談
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はじめまして
投資信託の分配金についてアドバイスをください。
日本では高配当の投資信託に人気が集まると書籍に書いてあり自分もついその投資信託(REITと海外債券)を購入してしまいました。
その後、勉強をしていたらSBIファンドバンクというサイトで分配金がその期の収益でない過去の資産から支払われている投信も数多くあると分かり現在、他の投信にしようか考えています。
例えばの話ですが、分配金に占める費用控除後インカム収入の割合が100%で年間利回りが4%の投信と分配金に占める費用控除後インカム収入の割合が60%だけど年間利回りが12%の投信だったらどちらが良いと言えるのでしょうか?(どちらも海外債券と仮定)
そもそもなぜ利益があまりでなかった月にも同じように分配金を出すのでしょうか?
他にもお気づきのことがありましたらアドバイスお願いします。
ドラドラさん ( 静岡県 / 男性 / 28歳 )
回答:1件
投資信託の毎月分配金について
ドラドラ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
重要なご質問ですね。
まず始めに理解しなければならないことは、金融商品を作る側の人たちは、「どうやったら売れるか」を常に考えているということです。
ご商売なので、当然のことです。
人の心理として、何か利殖目的の金融商品を買えば、まず、殖えたそのお金を見てみたいと考えますから、毎月分配金が出るファンドは、その心理を巧みに突いた商品といえます。
ただし、もちろん、「打ち出の小づち」ではありませんので、どこからともなく、お金が湧いて出るわけではありません。
仮に、分配金に占める、利子配当収入の割合が60%で、年間分配金利回りが12%であれば、分配金を受け取れても、基準価額は、じりじりと下がっている可能性が高いです。
「何だかよくわからないけど、お金がどんどん入ってきて嬉しい」
というのが、今毎月分配型を買われている、多くの方の感想だと思いますが、本当に理解されているのか、心配な部分があります。
それと、証券口座に分配金が貯まってきたら、「次の商品」を案内して、そこでまた手数料を稼ぐ...というのが、ある意味では金融機関のご商売ですが、分配金利回りを上げることで、「次の商品」にもお金が回りやすくなっています。
こうやって、金融機関が儲かる仕組みになっているわけです。
毎月分配型が、適している方もいらっしゃるとは思いますが、いずれにしても、さまざまな背景をよく理解したうえで判断されるとよいでしょう。
ご参考です。
評価・お礼
ドラドラさん
2011/03/11 06:34回答ありがとうございました。
参考にさせていただきます。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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