私は小学生の頃、仲良くしていた子からの急ないじめをきっかけに人の前で自分を偽る様になりました。
学校では優しくて面白い子で通ってます。
最初はそれで満足していたのですが、
作り笑いしたり無理やり変なことしたり否定することができなかったり・・・
疲れました。毎日が苦痛です。
そして、そのストレスを発散するかの様に母に対して酷い暴言を吐いてしまいます。
その度に物凄い自己嫌悪に陥ります。
最近は本当に何に対してもやる気が無く、趣味だったものもする気が起きません。
休日はずっと寝て過ごしてます。
駄目人間だなって日々思います。
これは私の性格なのでしょうか?
病のせいだったらいいのに、と思ってしまう自分がいます・・・
安部さん ( 新潟県 / 女性 / 16歳 )
回答:3件
野中 香
パーソナルコーチ
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病でも性格でもありません
安部さん
こんにちは。
パーソナル・コーチ&心理セラピストの野中です。
わたしはお仕事で毎日いろいろな方のご相談をお聞きしているのですが、
まさに安部さんがここで書かかれた内容と同じご相談が本当に多いのですよ。
つまり、大人になってから自分を偽ってきたことに段々気づくことが実は多いのです。
ですから、安倍さんが16歳という早い年齢でそのことに気づいている、ということはとても良いこと、とわたしは思っています。
ちょっとした軌道修正で、本当の自分を取り戻すことができると思いますよ。
当然、病でもなければ性格の問題でもありません。
これは、人が普通にやってしまう心の情報処理のミスなのです。
まず、できれば、お辛いかもしれませんが、いじめられたと感じた時のことを少し思い出して欲しいのです。
もしかすると、その時、あなたは自分のことを「いじめられるなんてはずかしい」、「わたしはいじめられるようなダメな子なのかも」、「いじめられる自分なんて認めたくない」、などと感じなかったでしょうか?
いじめられてしまう自分に対する自己嫌悪の気持ち、惨めな気持ち、といったらいいでしょうか。
そして、その後「自分を変えなくては」「いじめられてなんかない、と平気なふりをしなきゃ」などと考えなかったでしょうか?
もしもこういった心の過程がもしあったとしても、それは当たり前のことなんです。
誰もが、惨めな自分なんか認めたくはないのですから。
でも、そうして自分の感じた嫌な気持ちから逃げようとしても、蓋をしようとしても、忘れようとしても、簡単にそうできるものではありません。
押さえつけようとすればするほど、跳ね返してくる力も大きいのです。
だから、段々と生きるのが辛く、嫌になってくるのでしょう。
さて、少し話は戻りますが、もしいじめられた時に「ダメな自分」を感じたとして、そのまま今日まで過ごしてきたのだとしたら、是非今もう一度冷静に自分を見つめ直してみて欲しいのです。
補足
あなたは、本当にその時、ダメな子だったのでしょうか?
本当は、何も悪いことなどしてなかったのではないでしょうか?
相手の言葉やふるまいを、そのまま信じ込んでしまっただけなのではないでしょうか?
今、お母さんに八つ当たりしてみたりして、自己嫌悪に陥っているあなたは、本当は優しくて人の気持ちの分かる子なんじゃないかとわたしは思っています。
あなたは自分を偽らなくても、きっと素のままでも十分に受け容れられる存在です。
これ以上、自分を嫌って生きるエネルギーをどんどん失っていく前に、どうぞ真実に気がついてください。
真実とは、他者の言動の中にあるのではありません。
必ず、自分の心の中にあります。
シェシャドゥリ(福田)育子
メンタルヘルスコンサルタント
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本来は とても健康な安部さんです!
はじめまして 安部さん。
メンタルヘルスコンサルタントの 福田育子と申します。
「三つ子の魂 百まで・・・」ということわざをご存じでしょうか?3才位までに持った心の状態を生きて行く限り持ち続けていく可能性がある、といったような意味です。
小学校の時に仲良くしていたお友達がいた、ということはきっと元気な安部さんだったことでしょう。「学校では優しくて面白い子」で通っている、ということは 他の人を思いやることが出来る人でもあります。お母さんに対する暴言にも気付いておられて、悔やんでもおられます。
ですからあなたの性格は とてもプラス要素が多いものと質問を拝見して思いました。
次に病気かどうか、ですが いじめ、という明らかな出来事があり、それ以来・・・とおっしゃっているので 次の項目を参考にして頂けたら、と思います。
http://www.emdr.jp/about.htm
「最近は本当に何に対してもやる気が無く、趣味だったものもする気が起きません。
休日はずっと寝て過ごしてます。
駄目人間だなって日々思います。」
安部さんが 質問を寄せて下さったのは 上記の状態を改善したい、と思っておられるからだと思います。お母さんに このQ&Aを見せて相談してみましょう。
直接言いにくければ、印刷して 手紙を添えて渡したり、テーブルの上に置いたりして読んで頂いてはどうでしょうか?
早期解決のために、EMDRセラピーを行っている医療機関、相談室へ行かれることをお勧めします。
日本EMDR学会のホームページの中に 治療者リストがあります。
http://www.emdr.jp/
EMDRの効果について 「いじめ」に近い例を載せます。参考になれば、と思います。
http://profile.allabout.co.jp/pf/ikuko-kosodate/c/c-37606/
安部さんが 一日も早く辛さから解放されて、明るい10代を送られるようお祈りしています。
Dr.フキコ
ビジネスコーチ
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習慣化された思考パターンからの脱出
安部さん、心がとても疲れて毎日が苦痛に感じているのですね。
自分を責めてしまう。お母さんに当たってしまう。
そんな毎日から脱出したいと願っているのだと
ご質問の内容から感じました。
自分を偽らなくてもいいところはどこですか。
ご家庭でしょうか。
自分を偽らなくても安心できる人は誰でしょうか。
お母さんでしょうか。
もし、お母さんがあなたを守ってくれている。
お母さんがあなたをとても大切に思ってくれていると
はっきりとあなたが実感できたらどうでしょう。
まずは最も身近な人との信頼関係を築くことで自身が安心できると思います。
その後、起こった出来事に対してあなたがどのようにとらえるか。
そのとらえ方、反応のし方を変えることができます。
補足
私、ドクターフキコは新潟出身です。
チャイルドラインという18歳以下の電話相談のボランティア活動をしています。
もし、気になったらお気軽にご連絡ください。
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