対象:不動産売買
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他県(政令指定都市)の持ち家を売却し今住んでいる県で土地を購入し家を建てたいです。他県の持ち家はずっとは貸していて賃貸収入があります。昨日管理会社に査定をお願いし回答待ちですが電話では不安なので近々現地へ行くつもりです。その際他の不動産屋(事前に査定を依頼して)とも会って比較をした方がいいでしょうか?また必要ものとして1.家の権利書、2.固定資産税の支払い明細(最新年度?)、3.家の図面、これ以外に必要なものはありますか?他県のために、そう何回も行き来する事は出来ないのでどこまで顔を合わせて決めておけば、後は電話やEメールでのやりとりで大丈夫でしょうか?建築した年は昭和58年なので家は相当古いです。壊して更地にした方が高く売れる(解体費用とにもよりますが)とかは不動産屋の判断に任せるにしても、他に気をつけるべきことがありましたらどうかアドバイスをお願い致します。また税金ですが売却の際の所得税、土地と家の取得の税金は当然ですがかかると思うのですが何か軽減措置はありますか?
補足
2011/01/15 15:02昭和58年に建てて、平成元年に引越しをしてから管理会社に任せて途切れることなく借りてがいました。何組かかわりましたが、今借りてくれている方から8年程前に売ってくれないかと言われたことがありました。その時はもしかして戻るかもしれないと思いお断りしました。今は戻るつもりはありません。査定が出たらまずはこの借り手の方に購入の意思があるか聞いてみるつもりです。
chibinatsuさん ( 石川県 / 女性 / 43歳 )
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不動産の査定に必要なものについて
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
お付き合いをしている不動産業者との関係次第ですが、
今まで良い関係で付き合ってきた信頼できる管理会社であれば、
そこの査定だけでも大丈夫なのではと思います。
ただ、不動産業者にも得意、不得意があります。
その管理会社の主な業務が賃貸管理で、
売買の取引をほとんどしていない等の場合は、
他社の意見も聞いてみるのが良いと思います。
不動産売却の査定においては、
必要最小限の資料としては、
土地および建物の謄本(全部事項証明書)
公図
となります。
あればベターなものとしては、
購入時の不動産売買契約書
建物請負契約書
家の間取り図
測量図
建物配置図
建築確認申請の副本
建物検査済証
用途地域等のわかるもの
上下水道の配管図
ガス管の配管図
等々があります。
念のため、権利書等に加えて、
他県の物件を購入したときの書類一式を
持っていくのが良いと思います。
売却による不動産の譲渡所得については、
譲渡所得=売却価格―(譲渡費用+取得費)
で計算を行います。
他県の物件が、
購入時(S58頃?)の価格よりも
かなり高い値段で売却できる場合は、
譲渡所得に対する税金がかかる可能性があります。
不動産の譲渡における長期譲渡所得となります。
今回は、賃貸に出していたため、
自己居住用の特定居住用財産にはなりませんので、
自己居住用財産の譲渡所得に対する、
3000万円の特別控除は使えません。
個別の税相談に関しては、税理士、税務署等にご相談ください。
該当エリアの地域性が分からないので、
詳細は判断できませんが、
大きく発展をしているエリアでなければ、
現在の居住者に相場で購入してもらうのが
良いのではと思います。
少しでもお役にたてれば幸いです。
評価・お礼
chibinatsuさん
2011/01/20 22:26大変わかりやすいご回答をありがとうございます。いただいたアドバイスを参考に勧めていきたいと思います。現在管理してくれている不動産会社は何事もフットワークが悪いというか、イマイチです。案の定、査定の回答も未だです。やはり他社にも査定をお願いしつつ、金額が妥当か確認したいと思います。
回答専門家
- 真山 英二
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント)
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
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人生最大級の買物である不動産購入は、自分や家族が主人公でこだわりを実現していく「人生最高のエンターテイメント」と言えるのではないでしょうか。正しい知識と情報を身に付ける事で、安心してワクワクの不動産選びを楽しんでもらいたいと考えています。
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