対象:住宅・不動産トラブル
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今年7月に一戸建て建売住宅を購入しました。
一般の自営の方が転売目的で建てられた家を、不動産仲介業者が間に入って購入したものです。
裏には高さ10mを超す崖があり、その崖までウチの土地・・・とは知っていたのですが、宅地部分の隣との境界線を上に延長したところが上の境界線・・・と何度も説明されていたので、隣の家は隣の家の崖を持っているのだと思いこみ、それを鵜呑みにしていて確認もしませんでした。
(法務局の土地区画の図面のコピーも確認していなかったということです)
ところが、最近になって固定資産税の問題があり、市役所の方が見に来られた際に、隣の裏の崖までウチの持ち分ということが判明し、ショックを受けております。
崖くずれの危険性を考え、ウチの裏の崖部分だけでさえ、再三にわたり不動産屋に不安を話していたというのに、さらに他人の家の裏の崖までウチのものだったなら、この家は購入しなかったのに!と思って怒りがこみ上げます。
この場合、売主さんには非がないのはわかりますが、こちらが図面を自ら読み取れていなかった・・・と泣き寝入りするしかないのでしょうか?
仲介業者が確認を怠たり、適当な説明をしていたという点を訴えたりはできないものでしょうか?
naoriny23さん ( 福岡県 / 女性 / 47歳 )
回答:1件
土地の境界について媒介業者の説明に虚偽があったのですね。
はじめまして。
「さくらシティオフィス / 行政書士 松本仁孝事務所」
代表者、不動産コンサルタントの松本です。
気づいた点につきまして、書かせていただきます。
私どもも宅建業を兼業しているため、
媒介業者における不動産取引の手順については、
細心の注意を払わなければならない事を実感しております。
買主のあなたがお住まいになる一戸建て住宅について、
媒介業者が行わなければならない調査を、
怠っていた可能性が高いように考えております。
売主から聴取して行う当該一戸建て住宅についての内容確認、
現地における調査、公簿等による調査などが、
適切に行われていなかったのではないか。
そのように考えられる事案のように思われます。
境界については、
後になって紛争が生じることが多いことから、
隣地所有者に立ち会うことを求めて、
境界確認を行っておくことにより、
売買の対象となる不動産の範囲を決めます。
売主にも一定の責任があると考えています。
買主に対して、境界を明示することなどを、
認識させる責任を負っています。
市役所の固定資産税担当者が、
現地調査を行って、簡単に判明したのであれば、
媒介業者の調査不足は否めないように思います。
媒介業者が所属している団体、もしくは、
宅建業者を管轄している行政庁、
福岡県庁の建築指導担当課へ、
相談されてみてもいいように思います。
今一度、購入の経緯を時系列に整理したうえでご確認ください。
重要事項説明書や売買契約書、それらの書面交付時に、
添付されていた書類や手渡された測量図や公図などがあれば、
よく確認されてから、相談されたほうがいい。
そのように考えております。
少しでも、あなたのお役に立てていれば、幸いです。
「さくらシティオフィス / 行政書士 松本仁孝事務所」
代表者 不動産コンサルタント 松本 仁孝
補足
評価・お礼

naoriny23さん
2010/12/10 09:13お忙しいところ、ご回答いただき、ありがとうございました!
さっそく教えていただいた団体に相談してみようと思います。
こちらの落ち度もけっこうあるとは思っていますが、本当に途方に暮れているので ご助言いただき、助かりました!
回答専門家

- 松本 仁孝
- (大阪府 / 行政書士)
- さくらシティオフィス / 行政書士 松本仁孝事務所 代表者
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