対象:お金と資産の運用
回答数: 2件
回答数: 7件
回答数: 1件
手元にある資金をできるだけリスクの低い商品で運用したいと思っているのですが、何が良いのか分かりません。
現在37歳で、老後の生活資金として確保しておきたいと思っています。
以前、終身保険の全期前納払いが得と聞いたことがあるのですが、全期前納払いにした場合、年末調整時の生命保険料控除の対象になるのでしょうか?
また、為替リスクのある外貨商品等以外で、良い金融商品があれば教えて下さい。
だいたい200~300万円位の資金を運用予定です。
運用期間は、短期・長期問いません。
元本割れが生じないことが最低条件です。
皆さんのアドバイスをお待ちしています。
よろしくお願いします。
はなやまはなこさん ( 三重県 / 女性 / 80歳 )
回答:2件

渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
-
リスクが低い資産運用について
はなやまはなこさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『以前、終身保険の全期前納払いが特と聞いたことがあるのですが、全期前納払いにした場合、年末調整の生命保険料控除の対象になるのでしょうか?』につきまして、全期前納払いにつきましても、生命保険料控除の対象になります。
ただし、対象となる期間は全期前納をした年だけとなる点に注意する必要があります。
『また、為替リスクのある外貨商品等以外で、良い金融商品があれば教えてください。』につきまして、ご希望としてさらに元本割れのしない金融商品となりますと、ご提案できる金融商品は限られてしまいます。
まず、ネット銀行の『定期預金』がよろしいと考えます。
特に、もうしばらくすると、ボーナスキャンペーンということで、通常の預貯金金利に上乗せした有利な金利で預けることができますので、ネット銀行のサイトで確認してみてください。
また、上場企業が発行する社債もよろしいと考えます。
償還期間は企業によりまちまちですが、1.0%以上の利回りで発行される社債のありますので、証券会社のホームページなどで、時間があるときに確認するようにしてください。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
評価・お礼

はなやまはなこさん
2010/11/26 10:10全期前納の場合、その年しか生命保険料控除が受けられないんですね。
貴重な情報ありがとうございます。
ネット銀行のボーナスキャンペーンは、まだ実施されていないんですね。
いろいろな銀行を比較してみたいと思います。
ありごとうございました。

渡辺 行雄
2010/11/26 10:32はなやまはなこさんへ
お返事いただきありがとうございます。
また、多少なりともお役に立てて、何よりでした。
これからもお金に関することで、分からないことがありましたらご相談ください。
リアルビジョン 渡辺行雄

吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
1
元本割れの無い、商品とリスクの低い商品のご紹介
はなやまはなこ 様
初めまして、ライフ・プランと資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
元本割れの無い商品の代表格は、定期預金と国債です。
11月18日時点、3メガバンクの円定期預金の利率は、300万円未満の預け入れの1年物で揃って0.03%です。が、定期預金のキャンペーン金利で検索すると、100万円から300万円未満の場合でも、0.3%から0.25%など金利が10倍になるものがあります。
各銀行で金利を競っていますから、1年間預けて、自動更新はせずに、一度普通預金に預け、新しく日本に本店のある銀行に預けることで複利運用に似た効果が上がります。
定期預金の一番のメリットは、1,000万円とその利息は、預金保険制度によって保護されています。従い、1,000万円までなら、元本割れがありません。
定期預金で期間1年を対象としているのは市中金利の動向により、キャンペーン金利が設定され易い商品ですので、預けてすぐに金利が上昇した際にも最悪1年たてば預け替えが可能です。
リスクが低い商品として円のMMF(マネー・マネジメント・ファンド)をお勧めしています。
公社債投資信託の一種ですが、国内外の公社債(国債、地方債、事業債など)を中心に、CD(譲渡性預金)やCP(企業が短期資金の調達を目的に、オープン市場で割引形式で発行する無担保の約束手形)など短期金融商品で運用する追加型の公社債投資信託です。
元本保証はありませんが、極めて安全性が高く、近々で元本割れしたのは、過去にスーパーのマイカルが倒産した際に元本割れが生じたものがありましたが、損失率は小さなものでした。そのご、運用に規制が強化されていますので、リスクが低い商品と考えます。
毎日分配金が計算され月末に精算されMMFの口数が増加します。
MMFは、証券会社や一部銀行で購入できます。ただし、MMFの運用会社ごとに運用利率が異なりますので、その成績を観て、購入金融機関を決定ください。一覧性の良いURLは下記のものです。スクロールすると最後に掲載されています。
http://markets.nikkei.co.jp/plan/ratelist.aspx
長期間預けておけば市中金利に連動して運用が行われますので、リスクの低い商品としてご購入をお勧めします。
ただし、同じMMFと表記されますが、リスクが低いものは円のMMFで外貨MMFは為替変動リスクがありますから、全く別の商品としてご認識ください。
補足
リスクフリーの商品として個人向け国債をお勧めします。
途中で解約しても元本保証されている、とてもお得な債券として設計されています。
個人向け国債10年変動は、発行後1年経過後、中途換金が可能で、国が額面金額で買い取ります。直前2回分の利子相当額は差し引かれますが、受け取った利子分が引かれるだけですから、元本が少なくなるわけではありません。
個人向け国債5年固定も、発行から2年経過後、中途換金が可能で、国が額面価格で買い取ります。10年変動とは異なり直前4回分の利子相当額が差し引かれます。
同じように個人向け国債3年固定も2回分の利子相当が差し引かれて受け取ります。
デフレの時期は、日々現金の価値が上がり、金利も提示金利に加え物価下落率がプラスの金利分として働きます。上記の低金利商品でも、当面は有効な運用方法と考えます。
ただ、老後資金としての運用をお考えとのこと、期間が長いので、若干のリスクは後理に成られては如何でしょう。リスク許容度と期待収益率に応じた、資産配分とポートフォリオのご相談を承っています。資産配分の例をグラフで示します
評価・お礼

はなやまはなこさん
2010/11/26 10:05丁寧な解説ありがとうございました。
国債、MMFをもう少し勉強して、検討したいと思います。
ありがとうございました。

吉野 充巨
2010/11/26 17:59はなやまはなこ 様
好評価を頂きありがとうございます。
少しでもお役に立てましたこと、回答者として喜びです。
(現在のポイント:2pt)
このQ&Aに類似したQ&A