対象:年金・社会保険
回答数: 1件
回答数: 1件
回答数: 1件
お世話になります。
早速ですが、当社の62歳の社長が非常勤役員となり社長の長男が代表取締役に就任する予定です。
また、その後社長は長期加入の特例に該当するので、一般社員の4分の3未満の労働時間で働くことにし、社会保険から脱退し任意継続する予定です。(代表を辞任し、非常勤役員となれば脱退できる、と年金事務所から確認済)。
ただ、4分の3未満で働くつもりだと言っていますが、繁忙期などはもしかしたら4分の3を超えるかもしれないな、とも言っています。
そこでお聞きしたいのが、もし、年金事務所からチェックが入った場合に4分の3未満の労働時間だと証明するものとしてどういったものを備えておけばよいのでしょうか。役員なので勤務表がないので、給料明細等に4分の3の勤務日数を記入するだけでよいのでしょうか。
また、社員数3名・アルバイト数名の小さい会社ですが、チェックが入る可能性は高いのでしょうか。社会保険に入っていない状態で年金をもらっていると目をつけられる、と噂で聞きまして・・。問題を発生させたくないので、社長には4分の3未満で出勤して頂くようしっかりお願いしますが。
最後に、基本月額と総報酬月額相当額の合計が28万以上の場合、支給停止になる部分が出てくると思いますが(これまでは該当していたようです)、社会保険を脱退した場合も28万以上になれば支給停止部分が発生するのでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
yasuhideさん ( 福島県 / 男性 / 40歳 )
回答:1件
小島 信一
社会保険労務士
3
社会保険の適用
yasuhide様、はじめまして。社会保険労務士の小島です。
さて、ご質問の件ですが、確かに年金事務所の回答どおりですし、おっしゃるとおり、一体何で証明するのか、ということになります。
非常勤役員は、非常勤取締役になるのでしょうか?であれば、タイムカードは不要です。ただ、4分の3の証明ということになると、難しいですね。
役員であれば、そもそも出勤日数の把握も必要ありません。
証拠とすれば、例えば、「取締役会の議事録」などは有効です。そこに元代表は非常勤とする。勤務日数は、…などと入れておくといいかもしれませんね。
実体が4分の3であれば、後は回りの証言とか、パソコンの立ち上げ記録とかで証明できるかもしれませんが、勤務表をつけておくというのもこれだけの予防では有効です。
今後のチェックは本人に照会が来ることがあります。その照会には、どこで勤務していて、どのくらい働いているのか、というチェックが入ります。この回答をするときにフルで働いていると答えて調査が来るというケースが多いです。
会社自体に調査が入ることは、御社の規模ではあまり考えられませんが、地域性はあるかもしれません。
次に年金ですが、厚生年金の適用から外れると、停止されていた年金は出てくるようになります。年金の調整は標準報酬月額としますので、脱退したということになれば、標準報酬がないため、調整ができなくなるからです。
評価・お礼
yasuhideさん
2010/11/24 11:03小島さま、早速のご回答ありがとうございます。
>非常勤役員は、非常勤取締役になるのでしょうか?
はい。ですのでおっしゃる通りに備えておこうと思います。
>今後のチェックは本人に照会が来ることがあります。
なるほど。では社長(元)には、ここで誤解ないようお答えしてもらうようにします。
年金事務所に聞いても答えが返ってこない(曖昧なお答えであったり)こともあり困っていました。的確なご回答、ありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A