対象:離婚問題
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不倫離婚について
2010/10/23 11:392年程前から主人が自宅に帰って来ないで、別の女性の家に住んでいます。
いなくなった当初は、その住んでる家も分からず相手もわからず困っておりましたが、半年くらい前に相手の女性の仕事と自宅も分かりました。
主人には、相手もわかっていることも伝え1年前から離婚したいと言う事も言っておりましたが、ちゃんとした返事もなく今に至っておりましたが、最近になって主人からいい加減離婚してくれと言われました。こちらとしても早く離婚したいのですが、裁判を起こすお金も無いため裁判も出来ません。
こちらの条件としては、慰謝料200万円、生活費の借金が80万円あるので半額を負担してもらう、持ち家の残りのローンを残り5年払い続けてもらいローンが終わってから私の所有にすると言う事です。
主人は自営業で収入もいくらあるか分かりません。3ヶ月前までは、生活費として15万円毎月持って来ていましたが、今は払うお金がないと持ってきません。その為、私は支払いをするのに昼間と夜のアルバイトを掛け持ちでして、何とか生活ローンの支払いをしております。持ち家のローンは主人が払っており、その他携帯と光熱費は主人が毎月払っております。
不倫相手にも慰謝料を請求しようと考えておりますが、裁判を起こさなくても慰謝料は頂けるものでしょうか?
vvhiromivvさん ( 北海道 / 女性 / 50歳 )
回答:2件

松野 絵里子
弁護士
3
今の状況なら調停は起こしたほうがよさそうですね。
弁護士の松野絵里子です。
今のご状況としては、夫婦で離婚したいと思っているということを前提にしますね。 離婚する方法ですが、条件がまとまれば協議離婚という方法で離婚届をだすだけで離婚できますが、条件がまとまらなさそうですし、またその条件をきちんと協議書にしないと将来履行されないときに困ることになりますよ。
そこで、司法制度を利用することを考えてみたらどうでしょう?離婚手続きについては、こちらでQ&Aの方式ですが、調停を中心に説明がありますので、参考にしてください。http://rikon-tj.jp/category/baseinfo/howtorikon/
まず、離婚では裁判をいきなり起こすことは離婚の場合できませんので、離婚調停になります。家庭裁判所でのこの調停にて協議して離婚の条件を決めることができます。あなたが納得できないなら、ここで離婚に応じる必要はありませんが、調停委員という人がそれなりの穏当な条件でまとめようとしてくるはずですので、利用してみる価値はあります。このとき、弁護士をつけるほうが有利にはこべることが多いですが、つけなくてもかまいません。自分の権利を勉強して自分で進めていくこともでき、その場合、費用はほとんどかかりません。裁判所に申立書というものを出してよばれた日に行けばよいのです。
「こちらの条件としては、慰謝料200万円、生活費の借金が80万円あるので半額を負担してもらう、持ち家の残りのローンを残り5年払い続けてもらいローンが終わってから私の所有にすると言う事です。」とのことですが、仮に調停をはじめるならそこでこの主張をしてください。また、お子さんがいるなら養育費の要求も必ずしてください。ローンの件は本当は今すぐにローン残りを払ってもらって家の名義を変えてもらうのがよいのですが、それは無理でしょうか?
主張はしたほうがよいでしょう。そうしないと夫が返済をしないと抵当権を実行されてしまいます。離婚時にまず名義を変えることができないかも、ローンを貸している金融機関と話して検討してください。
補足
「生活費として15万円毎月持って来ていましたが、今は払うお金がないと持ってきません。」とのことですが、家庭裁判所の調停では離婚成立まで相応の生活費を払って欲しいという請求もしましょう(そのお金は、婚姻費用といいます。)。夫の収入とあなたの収入、子の年齢等によって金額が算定され夫に支払義務があります。
婚姻費用については、詳細はこちらもご覧ください。http://rikon-tj.jp/category/baseinfo/separation/
「不倫相手にも慰謝料を請求しようと考えておりますが、裁判を起こさなくても慰謝料は頂けるものでしょうか?」という点は、法的には請求できます。
この不倫によって離婚したという場合には、相場としては数百万円が上限でしょうが、相手の人が自発的に払ってくれるのであれば、まずは請求してみればよいでしょう。払ってくれない場合には、弁護士に内容証明を書いてもらうとか調停・訴訟を起こすとかいろいろ方法があります。しかし、相手に資力がなく財産もないと実際にお金を払ってもらえないかもしれません。
調停にしても慰謝料請求でも、お一人でやることはできますが、限界があるでしょうから、弁護士をつけることも検討されてはどうでしょうか?ご心配されている弁護士費用は、費用を貸与する制度が一定以下の収入の方(離婚事件では、夫の収入は含めません。)には用意されていますので、利用可能かもしれません。お近くの法テラスで法律相談を予約すると、今後の進め方の相談にのってもらえるでしょうし、弁護士費用を貸与してもらって、将来、1万円以下くらいを返済するという制度の説明をきけるとおもいます。ご自分の権利をきちんと守って、今後のために有利に離婚をしたほうがよいと思いますのでいろいろ本も出ていますし勉強されて、進めるとよいと思います。
評価・お礼

vvhiromivvさん
2010/10/23 16:45ありがとう御座いました。参考にさせて頂きたいと思います。

阿妻 靖史
パーソナルコーチ
4
がんばってくださいね。
恋愛セラピストのあづまです。
なかなか、大変な状況の中、頑張っていらっしゃいますね。
私は法律の専門家ではないので、心理学的な見地から。
離婚の前後は、精神的に不安定になりやすいですから、とにかく元気だったときの自分を思い出して、元気補給のためにどんなことをしていたか。それを思い出して、できるだけ積極的にやってみて下さい。
また、いろいろな決断事項は、マイナス感情を(難しいとは思いますが)できるだけ整理して、静かな心で決めることを強くお勧めいたします。反発心や怒りなどのマイナス感情から決断したことは、あとで後悔しがちですので。
円満解決は難しい状況でしょうが、敵を増やすことは、望まない結果を生む可能性があるので、一言だけ。
生活を守るためにしっかり財産分与や慰謝料を請求することは大切だというのが前提です。
そして、お金は払ってもらえるけれど、悔しい気持ちなどを解消するのは自分でやるしかないという事実もあります。他人の心を変えることは出来ないので、自分の感情は自分で解決するしかないわけです。
ご主人さんは、その女性とスタートを切ろうとしているわけです。こちら側から見れば、それは腹立たしい、許せない行為に見えますが、相手の女性に慰謝料請求をすることは、下手をすると二人を敵に回すことになります。もしも、相手の女性への慰謝料請求の目的が、vvhiromivvさんのマイナス感情の解消にあるのであれば、慰謝料請求にはあまり賛成できません。おそらく目的は果たせないと思いますので(たとえお金を受け取っても気持ちは晴れない上に、下手をすると反撃を食らう、という意味です)。
法律のことは門外漢ですが、人間関係では誰かを悪者にするとこじれる事が多いので、その観点からのアドバイスです。
受け取るべきお金はしっかり受け取り、過去の恨みは上手に水に流し、ぜひ、未来の幸せに目を向けてほしいと願っています。
補足
そうそう。その女性に慰謝料請求するなら、周到に準備して下さいね。半端な闘いなら、しない方がマシです。闘うからには絶対勝たなきゃ。
(現在のポイント:-pt)
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