対象:離婚問題
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義理の両親の熟年離婚について
2008/04/02 13:46主人の両親が離婚しそうです。
父(69才)は母(60才)と結婚する時、他に6人の女性とつきあっており、そのうちの一人と41年たった今でも続いていることが、発覚しました。その女性は地方に住んでおり、何度もあやしい行動がいままでにもあったようですが、まさかその女性だとは母も思っていなかったそうです。
その女性に子供がいることも発覚しました。恐らく父の隠し子(成人)です。
●自営業なので国民年金のみです。母はまだ受給していません。
●パートで働いていますが月8万程度の収入のみです。
家は持ち家ですが、ローンがあと300万ほど残っています。離婚の際この家は売ると思います(相場で1000万程度になるかと思います。)
●貯金はたぶんありません。
●父に借金もあります。(浮気相手にお金を送っているようです)
●離婚後、母はおそらく自分の実家で住むことになるかと思いますが、父は浮気相手の所に行くと思います。
●結婚してから20年以上夫からの暴力も受けていたようです。
●父のみ生命保険に入っています。
少しでも母が離婚後楽に生活ができるようにしてあげたいと思いますが、何か届けを出す前に準備しておいた方がいいことはありますか?
裁判などした方がいいのでしょうか?
よろしくお願い致します。
なつもさん ( 大阪府 / 女性 / 28歳 )
回答:2件
財産分与と慰謝料請求を検討してください。
なつもさん、はじめまして行政書士の藤原寛子です。
最近は、熟年離婚が増えていますが
離婚上条件について検討をするというのはとても大切なことです。
離婚の原因が浮気や暴力など
夫婦の一方に責任のあることがあきらかな場合は
慰謝料を請求することができます。
財産分与は
夫婦が婚姻中に協力して取得した財産を離婚の際に分けることです。
財産分与の割合は、夫婦の貢献度合いにより決まります。
参考までに、夫婦共働きの場合で(給料に差があまりない場合)
貢献度は半々と言われています。
上記の2項目を
なつもさん、夫さん、お母さんで話あって
義父と交渉をしましょう。
その際には、なつもさんや夫さんも立ち会われることをお勧めします。
離婚条件の話し合いに第三者の存在は大きいものです。
また、暴力等が続くようでしたら避難先も検討をしておきます。
離婚条件は、公正証書にしてください。
これは後々のトラブルを避けるためです。
もし、話し合いがうまくいかなければ
家庭裁判所の調停に申し立てることもできます。
お母さまの人生がよきものとなるよう
サポートしてあげてくださいね。
では、また。
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村田 英幸
弁護士
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やっておくべきことがあります
なつもさん、こんにちは。
まず、不貞行為について、慰謝料の請求ができます。
不貞行為による離婚の慰謝料は相場が300万円程度です。しかし、過去の裁判例によれば、隠し子がいる場合には、それよりも増額されることがあります。
そのため、不貞行為について、お父さんの供述、念書などによる証拠を取っておく必要があります。
慰謝料請求をすると、不貞行為を否定されることがありますから。
また、お父さんに暴力を受けていた点については、診断書を取るなどして、証拠を作成しておく必要があります。
不法行為の消滅時効は3年ですので、3年以上昔の暴力は、慰謝料請求の対象となりません。また、暴力を離婚原因とする場合にも、昔の暴力を理由とする場合には、許したと評価されることが多いので、注意が必要です。
また、財産分与(自宅を売却して、ローンを控除した残額)について、自宅を売却する手順などを取り決めておく必要があるでしょう。
預金がないとのことですが、別居する前に、預金についての調査をしておく必要があるでしょう。財産分与の対象となるからです。
大変な状況ですが、頑張ってください。
離婚の解決事例 ホームページ http://www.murata-law.jp
(現在のポイント:-pt)
「離婚の原因」に関するまとめ
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夫婦の熟年離婚はなぜ起こる?その離婚の原因とは
大好きだったあの人と結婚して30年。結婚してから子育てに奔走し、いまではそれもひと段落。夫婦の仲はマンネリ化していて、旦那との会話も弾まない…最初は小さなきっかけでも、知らずにそれが離婚のきっかけになっていたりするものです。最近多くなっている夫婦の熟年離婚について、その原因を探ります。
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