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飯島 宗裕
研修講師
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簿記の評価について。
こんにちは。
ビーイットの飯島宗裕です。
私がもと人事部長をしていたときの観点からお答えしますね。
結論から言えば「取らない方が良い」と思います。
資格はその人の「強み」として受け取ります。
なので、「簿記2級を持っている=経理の基礎を知っている」
と受け止める人事の方が多いでしょう。
その場合、経理関係や少なくともお金に関する部門に配属される
可能性が高くなります。でも、そのような仕事をされたくないと
いうことですから、この強みはかえってりんっごあっぷるさんには
マイナス要素になってしまいますよね。
また、簿記2級程度では企業はあまり評価はされません。
私も簿記2級を持っていますが、これで評価されたことは1度も
ありませんでした。人事部長側としても一度も評価したことは
ありません。(簿記1級でも評価しませんでした)
ただし、中小企業では有利になることもありますが、その場合
経理関係に配属される可能性が高いと思います。
りんごあっぷるさんはどのようなお仕事をされたいですか?
資格を取ることが全てではありませんが、もし資格を取得され
たいのであれば、やりたい仕事に就くために有利になるような
資格の取得を検討されたほうが良いと思います。
資格を取るのには時間もお金もかかります。
その勉強をする前に「本当にこの資格は必要なのか」と考える
ことはとても大切なことです。ここはじっくり考えてくださいね。
評価・お礼
りんごあっぷるさん
2010/10/22 10:14なるほど。よくわかりました。ありがとうございます。
ひとつお聞きしたいのですが、日商簿記1級でも評価されなかったのは
何故でしょうか?
日商簿記1級は比較的取るのが難しいと言われている資格ですよね?
その理由を教えて下さい。
宜しくお願い致します。
飯島 宗裕
2010/10/22 10:37こんにちは。早速の評価、ありがとうございます。
おっしゃるとおり、簿記一級は難しい資格です。
私も勉強しました。(落ちましたが・・・)
ではなぜ評価しないか。3つの要素が考えられます。
1つ目は「1級簿記は学問の要素が強い」という考えです。
一級の勉強が無駄だとは言いません。ただ、実務ではなく
学問の要素が強いのです。企業は実務ができる人を望んで
いますから、1級レベルまでは求めていませんでした。
2つ目は「簿記1級取得者なら税理士取得者」という考えです。
税理士試験にも簿記論は入っています。簿記1級取得者は
簿記は知っていますが、その他の部分を知りません。
税理士は簿記論、財務諸表論、税務を知っています。
なので、税理士を選んでいました。
3つ目は「会計ソフトがあるじゃないか」という考えです。
今や会計ソフトなどが出回り、数字を入力すれば決算処理や
面倒なこともやってくれます。もちろん、簿記を知っているに
こしたことはありませんが、そこまで専門的な知識は必要で
ないと考えていました。
以上私の経験からですが、簿記1級は難しい割りには評価されにくい
と思います。
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