対象:住宅資金・住宅ローン
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土地+建物で7500万~8000万程度の購入を考えています。
夫は31歳で年収1100万の会社員、妻は専業主婦、子供はまだいません。
土地を購入して家を建てようと、現在土地を探しています。
2件良さそうな土地があり購入を検討しています。
HMに見積りを依頼したところ、
Aの土地だと総額7300万、Bの土地だと総額7800万でした。
どちらかというとBの土地を気に入っていますが、
500万高くなるので迷っています。
実際に建てると見積りよりも建築費が高くなると思いますので、
頭金500万、ローン7000万~7500万くらいになると思います。
不動産屋やHMは「お客様くらいの年収だと普通に返せる範囲です」
と言いますが、実際はどうなのでしょうか?
そもそも金額が高すぎるのでしょうか?
月収・・・・約60万(額面)
ボーナス・・年間で約400万(額面)
勤め先は一部上場企業で収入は安定しています。
ボーナス払いはナシか、少なめにして繰上返済をしていこうと考えています。
頭金が少ないのは、結婚式を挙げたばかりで貯金があまりない為です。
よろしくお願い致します。
thunderbunnyさん ( 千葉県 / 女性 / 30歳 )
回答:2件
現状で支払えない金額ではありませんが、、、
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
仮に、7000万円を35年で借り入れた場合の毎月の支払い概算は、
変動金利 1.075%⇒200,056円/月(ボーナス無し)
フラット35S(当初10年) 1.16%⇒202,862円/月(ボーナス無し)
フラット35 2.16%⇒237,673円/月(ボーナス無し)
となります。
額面の月収が約60万円とすると実際の手取り部分は、
おそらく50万円程度になると思われます。
ボーナスを別途考慮するとして、
住宅ローンの支払額が、毎月の手取りベースでおよそ40%に達します。
仮に、ボーナスの手取りを毎月に平準化すると、
その負担割合はおよそ25%程度になります。
個人的な経験上から、住宅ローンの支払いプランを考慮する際に、
なるべくボーナスを当てにしないようにお話ししています。
会社の業績等によって、賞与部分は大きく変動する可能性があるからです。
今後の会社状況、社内でのポジション等が、これからも上向いていき、
現状の水準以上の給与等を確保できるのであれば
支払えない金額ではないと思います。
しかし、ボーナスカット等の事態が想定できるのであれば、
毎月の手取りベースだけでは危険水域です。
最終的にいくらくらいが住宅ローンの毎月支払いとして
適正かということに、一律の基準はありません。
よく「月収の25%以内に抑えましょう」と言われますが、
実は何の根拠もありません。
最終的に、住宅ローンの支払いが安全かどうかに関しては、
その物件を仮に賃貸に出したときに、いくらで貸せるのかといった
収益還元的な見方で収支を考慮する必要があります。
予想賃料が、その物件の保有費(住宅ローン+固定資産税等)
を上回っているのであればその住宅ローンは安全だと思います。
最悪の場合、賃貸に出せば住宅ローンの問題は解決できます。
逆に、予想賃料が、保有費に満たない場合には、
賃貸に出したとしても、手出しの必要性があることを
認識しておく必要があります。
収支の合わない物件については、
売却時に債務超過になるケースが多く、
売却のために、自己資金を投入する必要が出てきます。
今回、「thunderbunny」さんのご主人の今後と
その物件自体の収益還元的な収支を勘案して、
進めるのかどうかを判断してください。
少しでもお役に立てれば幸いです。
回答専門家
- 真山 英二
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント)
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
正しい知識で安心して人生最大のワクワクを楽しんでもらいたい!
人生最大級の買物である不動産購入は、自分や家族が主人公でこだわりを実現していく「人生最高のエンターテイメント」と言えるのではないでしょうか。正しい知識と情報を身に付ける事で、安心してワクワクの不動産選びを楽しんでもらいたいと考えています。
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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住宅ローンについて
thunderbunnyさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『不動産屋やHMはお客様のくらいの年収だと普通に返せる範囲ですと言いますが、実際はどうなのでしょうか?』につきまして、住宅ローンを組んだ後から家計に負担をかけることなく、無理なく返済していくためには手取り月収金額に占める住宅ローンの負担割合として、一般的な収入の方で28%ほど、thunderbunnyさんの場合は、収入面で恵まれていますので30%そこそこまでの範囲内に収まれば、大丈夫だと考えます。
例えば、借入金額7,500万円につきまして、ローン金利3.0%・35年返済とした場合の毎月の返済額は288,700円ほどとなります。
税込み月収金額60万円に占める住宅ローンの負担割合は、48.1%ほどになってしまいますので、月収金額の半分近い金額が住宅ローンの返済資金としてなくなってしまいますので、残った給料の範囲内で生活費やレジャー費用を賄っていくことになりますが、家計のうえからも決して楽にはならないと考えます。
住宅ローンを組んだ場合、現在の毎月の支払い家賃との差額が新たに住宅ローンの返済資金に充てられてしまうことになりますので、ある程度は想像が付くと思います。
将来に備えて貯蓄もしっかりと行っていく必要がありますが、そのことも含めて住宅ローンを組んでも家計を無理なく管理していくことが出来るかどうかをご検討してください。
尚、住宅ローンの負担割合が30%ほどした場合の毎月の返済額は18万円ほどとなります。
住宅ローンの返済は30年~35年と長期にわたりますので、将来に予定しているライフイベントやそれにかかる費用のことも十分に考慮したうえで、ご主人様とも良く話し合ったうえで、結論を出すようにしていってください。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
(現在のポイント:-pt)
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