対象:住宅資金・住宅ローン
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現状で支払えない金額ではありませんが、、、
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
仮に、7000万円を35年で借り入れた場合の毎月の支払い概算は、
変動金利 1.075%⇒200,056円/月(ボーナス無し)
フラット35S(当初10年) 1.16%⇒202,862円/月(ボーナス無し)
フラット35 2.16%⇒237,673円/月(ボーナス無し)
となります。
額面の月収が約60万円とすると実際の手取り部分は、
おそらく50万円程度になると思われます。
ボーナスを別途考慮するとして、
住宅ローンの支払額が、毎月の手取りベースでおよそ40%に達します。
仮に、ボーナスの手取りを毎月に平準化すると、
その負担割合はおよそ25%程度になります。
個人的な経験上から、住宅ローンの支払いプランを考慮する際に、
なるべくボーナスを当てにしないようにお話ししています。
会社の業績等によって、賞与部分は大きく変動する可能性があるからです。
今後の会社状況、社内でのポジション等が、これからも上向いていき、
現状の水準以上の給与等を確保できるのであれば
支払えない金額ではないと思います。
しかし、ボーナスカット等の事態が想定できるのであれば、
毎月の手取りベースだけでは危険水域です。
最終的にいくらくらいが住宅ローンの毎月支払いとして
適正かということに、一律の基準はありません。
よく「月収の25%以内に抑えましょう」と言われますが、
実は何の根拠もありません。
最終的に、住宅ローンの支払いが安全かどうかに関しては、
その物件を仮に賃貸に出したときに、いくらで貸せるのかといった
収益還元的な見方で収支を考慮する必要があります。
予想賃料が、その物件の保有費(住宅ローン+固定資産税等)
を上回っているのであればその住宅ローンは安全だと思います。
最悪の場合、賃貸に出せば住宅ローンの問題は解決できます。
逆に、予想賃料が、保有費に満たない場合には、
賃貸に出したとしても、手出しの必要性があることを
認識しておく必要があります。
収支の合わない物件については、
売却時に債務超過になるケースが多く、
売却のために、自己資金を投入する必要が出てきます。
今回、「thunderbunny」さんのご主人の今後と
その物件自体の収益還元的な収支を勘案して、
進めるのかどうかを判断してください。
少しでもお役に立てれば幸いです。
回答専門家
- 真山 英二
- ( 神奈川県 / 不動産コンサルタント )
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
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