対象:年金・社会保険
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吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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老後を想像してみてください。
はじめまして、xayakaさん。
FP事務所 マネースミスの吉野裕一です。
http://home1.catvmics.ne.jp/~you_y/
今は、将来の年金に不安を抱いている方も多く、制度に対しても不安を抱いている方も見受けられます。
しかし、そう簡単に制度を無くしてしまうと、これまでの多くの国民年金に加入している方などから大きな反感をかうだけでは済まない事態になると思います。
そこで、将来の年金額の受給額が減るとしても、破たんは考えにくいと思います。
そこで将来の老後の事を考えてください。
現在、ご主人様がどこかの企業に勤められて、社会保険に加入されているのであれば、厚生年金と国民年金の年金制度から老齢年金が受給できます。
しかし、未納があれば、その分は減額されて受給されます。
老後になり、体力もなくなってから、年金の額が少ない時に不足分を補うために収入を得なくてはなりませんね。
国の年金制度は、本人が払った額に税金が上乗せされます。
しかし、民間の年金商品で準備しようとしても、それは営利目的の企業の商品ですから、払った額から手数料や民間会社の利益を引いた分の運用となります。
仮に今後の国民年金の保険料となる16,900円を20歳から60歳までの40年間払った場合は、8,112,000円を払ったことになります。(所得税の控除は考慮していません)
この額は、運用されずに積み立てた額ですが、この額を受給年齢開始の65歳から80歳まで受け取ると年額540,800円となります。
しかし、現在の国民年金の老齢基礎年金の受給額は年に満額で792,100円になります。
この額には、保険料として払った額を運用したものと税金から上乗せが入っています。
これだけメリットのある制度は民間では無理でしょう。
単純に10年間の未納があった場合は、受給額も4分の3になります。未納額に対して、65歳から80歳まで受給したとして、どれだけ受取額が減るかは簡単に計算できますね。
評価・お礼

xayakaさん
具体的で分かりやすかったです。年金に対する不信感だけが先行していたので、とても参考になりました。ありがとうございました!

吉野 裕一
高評価を頂き、ありがとうございます。
テレビなどマスメディアは、視聴率を上げるためにデメリットを強調している事もあります。
また目先の損得ではなく、将来の事もしっかりと考えられておかれた方が良いでしょうね。
今や自助努力で、自分が自分を身を守っていく時代にもなってきています。しっかりと計画をしていきましょう。
(現在のポイント:-pt)
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