対象:年金・社会保険
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はじめまして。
義兄の個人年金保険解約を考えており、これは得策なのか知りたく質問させていただきます。
私には今年60歳になる義兄がいます。
義兄は3年前より難病にかかっており、現在は無職です。
難病で仕事は困難ですが、車の運転や短時間の買い物、家の中を歩くことはできるので、田舎で義父母の面倒をみてもらっています。
その義兄についてですが、最近国民年金が長期間未納であることがわかりました。
なぜか国民年金を払うのをやめて個人年金を掛けているというのです。
とりあえず未納分がどれだけあるかを把握するべく、義兄に許可をもらい年金事務所で調べてもらいました。
結果、未納は118月分とのことでした。(すでに収めている182月分は厚生年金加入でした)
年金事務所の方からは「118月分を納めるとなっても金額が多すぎて(無職の義兄には)現実的ではないと思う。ただ、国の政策で受給資格期間が10年になるかもしれないのでそれを待ってもいいですが、いつになるとは確定していないし、なったとしても受け取る金額は本当に少ないですよ」と言われました。
そこでご相談なのですが、義兄が契約している個人年金を解約し、その返戻金で未納分を支払い年金受給の資格を得るという方法を思いついたのですが、これは得策でしょうか。
義兄が契約している個人年金は第一生命の「マイライン(H8)」です。
1996年7月からの契約で払い込み満了日は2021年(今年で20年目になります)
65歳から年間650,000円が10年間支払われます。
月々の保険料は21,332円です(主契約16,413円+特約4,919円)
予定利率は2.75%です。
私達が危惧しているのは、この保険は10年しかないため75歳以降は全く年金が入ってこない点です。
医療費は近々障害手帳を発行していただく予定ですので、それでなんとか軽減されるかなとは思っているのですが、障害年金は初診日が年金未払いの時期だったため資格がありません。
そのため、個人年金ではなく国からの年金を受給したほうが安心ではないかと思っています。
また現在義兄の生活費をこちらで援助しておりますが、この個人年金保険の支払いも負担に感じております。
解約して返戻金がそこそこあるのであれば、同時に生活費にも充てることができればとも考えております。
義兄の個人年金保険を解約するのは得策なのでしょうか。
回答よろしくお願い致します。
補足
2016/07/28 18:13「今後の収支を考え」の点についてこちらにも補足させていただきます。
義兄や義父母の生活状況はあまり良いものではありません。今後も好転はしないと思います。
義父母は80歳を超えており年金も少なく二人で暮らすのがやっとですし、一度役場のほうへ義兄について何か公的な補助などはないか相談したところ、生活保護しかないと言われました。
生活保護に頼らず何か策はないかと考えたところ、個人年金の解約を思いついた次第です。
引き続きよろしくお願い致します。
natsu2206さん ( 大阪府 / 女性 / 40歳 )
回答:2件
個人年金保険の解約について
こんにちは。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。
個人年金保険を解約していいかどうかについては、今後の収支を考え検討しなくてはなりません。
ここでのご相談は難しかと思われます。一度お近くの独立系のファイナンシャルプラナー(CFP保持者)にご相談され、今後のシミュレーションを作成してからの判断かと思われます。
NPO法人日本FP協会でご紹介していますのでお問合せをしてみてください。
評価・お礼

natsu2206さん
2016/07/28 18:16「今後の収支を考え」の点についてですが、経済状況は良くなく、生活保護を受けるしかないと役場の方から言われている状況です。
特に財産もないですし、今後の収支は現在と変わらないと思います。
回答ありがとうございました。
回答専門家

- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します
「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
払済保険という選択もあります
natsu2206様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
ご相談の件、選択次第でお金の動きが大きく変わりますので、具体的なシミュレーションを実施して、慎重に判断した方がよいと思います。
現在は、生活費を援助されているとのことですが、月々21,332円の保険料は、確かに負担感がありますね。
ちなみに、個人年金保険は、解約ではなく、「払済保険」に変更する方法もあります。
払済保険とは、保険料の払込みを止めた上で、その時点の解約返戻金をもとに、小さな保険に変更する方法です。
この方法が可能かどうか、保険会社に尋ねてみてはいかがでしょうか。
仮に変更した場合の注意点等も合わせてご確認ください。
払済にできれば、小さな保険に変更されるものの、解約ではないので、高めの予定利率は生かせます。
その上で、浮かせられる月々21,332円を少しずつ国民年金の後納に充てる選択もありえます。
受給資格期間短縮(25年から10年へ)の動向をにらみながらになるかと思います。
いろいろと知恵を絞って、もしどうしてもだめなら、生活保護のお世話になるのもやむを得ないのではないでしょうか。
難病でお仕事が困難なこともありますし。
出来る範囲で努力することに意義があると思います。
評価・お礼

natsu2206さん
2016/08/23 22:14お礼が遅くなり申し訳ありません。
払済保険という方法があることを知りませんでした。
早速義兄に払済保険で話をしたいと思います。
一歩前に踏み出す方法を教えていただきありがとうございました。
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
(現在のポイント:-pt)
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