対象:心の病気・カウンセリング
都内在住の大学2年生です。現在、祖母(70代)・母(40代)・自分(10代)・妹(10代)・妹(10代)の5人で生活しています。
今年3月祖母の家が全焼しました。原因は一緒に暮らしていた息子夫婦の嫁の火の不始末です。その後、祖母は4人で暮らしている我が家に来たのですが。それから1、2か月生活したところで胃がんが発覚し入院することになりました。そして無事に手術も終わり現在はリハビリも兼ねながら普通に家で生活しています。
そして自分と妹は学校があるため日中は家を空けていて、母は最近仕事をやめたので祖母の面倒を見るのは母ひとりです。
そんな現状なのですが、退院してからの祖母がリハビリを積極的に行わなずベッドで横になってばかりでいることや、薬を飲むのを嫌がったりすることが目立ってきています。
母は元々ヒステリックで気が強い部分があるのですが、性格自体はやさしく、女手一つで子供3人の面倒を見てきました。そんな母も祖母に対して苛立つことが多くなっているようで今日も祖母の希望で墓参りに行きましたが、祖母が頻繁に足を痛がり帰りたいと言って帰ってきたなり聞こえてくるのは祖母の弱りきった声と母の罵声・・・。
祖母も気が強くわがままに聞こえるようなこともよく言うのですが、母は祖母が治ってくれることを強く願っているためか客観的にみているときつく当たっているようにもとれてしまいます。
僕自身もできる限り手伝って母の負担を減らしたいと考えているのですが、大学生活も忙しく母に任せきりという状態です。
母もひとりで介護するには相当負担が大きく、その余裕のなさから怒りを感じてしまうのかと思います。
このままでは祖母も母もストレスがたまってしまい悪くなる一方です。
母に精神科へ行くことを勧めたいのですが、母は自分がしていることを正しいと思っているのできっといい反応は返ってきません。
祖母も母も見ていて可哀そうで、もう耐えられません。
何かアドバイスを頂けたら嬉しいです。
お忙しいところ最後まで読んでいただきありがとうございます。
補足
2010/07/18 14:29母は一度は怒っても一人の時間を作り頭を冷やしてくるとやさしくなって帰ってきます。また祖母はプライドもあると思うので、母に叱られることにストレスを感じているようにもみえます。
祖母の手術をしてくださった病院では術後の経過は順調で回復傾向にあるといわれています。
だいがくせいさん ( 東京都 / 男性 / 19歳 )
回答:1件

国府谷 明彦
厚生労働省認定 産業カウンセラー
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お母様が,介護を忘れて自分の時間をひととき作れるような方法を,考えてあげて下さい。
こんにちは。カウンセリングルーム聴心館 国府谷です。精神医学や脳神経科学をベースに認知行動療法を中心とするカウンセリングをしています(医療行為は致しません)。カウンセラーの立場からは,判断することは医師法での診断に該当するため,直接的な表現は致しませんのでご了解下さい。
おばあさまとお母様を心配されるだいがくせいさんのお気持ち,よくわかります。その場に居合わせたら,いたたまれない気持ちになりますよね。
お話の文面から判断すると,おばあさまもお母様もごく普通の状態の方と思われます。手術を受けて弱気になっているおばあさまもお気持ち良くわかりますし,介護で苛立つお母様もしごく当然のことと思われます。むしろ,一度は怒っても頭を冷やしてくると優しくなれることは,大人としてとてもすばらしい方のように思います。
お母様が介護の件で最後の受け皿になっていらっしゃいますよね。具体的に何をしているかという意味ではなく,精神的なものです。まわりの方は,自分の余裕のあるときに協力されていると思いますが,お母様自身は,時間的にあるいは精神的に,余裕が無くても,最後の最後は自分で介護しなければならない。気を抜くことができないわけです。
その意味から,だいがくせいさんがご兄妹と協力して,お母様が一日介護のことを考えなくて済む日を作ってあげられると良いと思われます。具体的な作業をしなくて良いというのではなく,心配しなくて済む日を作ってあげることです。代わりに介護してあげても,しょっちゅう「あれはどうやるの」「これはどうするの」と聞いては意味がありません。介護のことを忘れて過ごせる日を,週に一日くらい作ってあげて下さい。
だいがくせいさんの優しい気持ちが伝わってきました。必要あれば,お母様へのカウンセリングなどで協力することも可能です。皆さんが笑顔で過ごせることを願っています。
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