対象:年金・社会保険
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はじめまして。初めて投稿させて頂きます。
どうぞよろしくお願いいたします。
住宅ローンの返済と個人年金の加入時期についてご助言を頂ければ幸いです。
3年半前にマンションを購入しました。
フラット35で金利2.86%で2600万の借入をしました。
(マンション価格3600万、自己資金1000万)
毎年400万前後繰り上げ返済をし、現在借入残高1200円です。
貯金は1000万です。
当方夫41才、妻38才、共働きで子供はおらず今後も作る予定はございません。
世帯年収は1200万です。
ご相談内容は、このまま借入残高を毎年繰り上げ返済400万前後x3、4年してから個人年金に加入するべきか、繰上返済返済の額を減らして、夫婦共に個人年金に今から加入すべきか悩んでいます。(個人年金は60才~65才までの5年間、夫婦が少し余裕を持って生活できる程度の金額を考えています。)
どうぞよろしくお願いいたします。
うめ吉くんさん ( 東京都 / 女性 / 39歳 )
回答:5件
外貨建ての個人年金との比較になります。
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
日本の保険会社の個人年金(円建て)に加入するのであれば、
他の専門家のおっしゃる通りで、
住宅ローンを繰り上げ返済した方が確実に得だと思います。
しかし、外資系生命保険会社の外貨建ての個人年金に関しては、
住宅ローンの繰り上げ返済をするよりも有利になる可能性があります。
例えば、プルデンシャル生命のドル建ての個人年金については、
予定利率を3.5%で設定しています。
実際は、そこから各種費用等が差し引かれます。
仮に、実金利が2%程度としても、現状の円高を考慮すると
年金の受取時に円安に振れた場合、現在の住宅ローン(2.86%)
の繰り上げ返済よりも有利になるケースが出てきます。
また、保険的な意味合いでは、住宅ローンをすべて返済すると
住宅ローンに付帯している団体信用生命保険(団信)がなくなってしまいます。
住宅ローンをそのままで個人年金に加入する場合は、
団信に個人年金の保険部分がプラスされるので、
保障としては手厚くなります。
為替相場について現状が円高で20年後は現状よりも円安になると
予想するのであれば、予定利率の良い外貨建ての個人年金は
選択肢の一つになると思います。
ただし、外貨建ての個人年金については、
支払時と受取時の為替相場の影響を大きく受けます。
基本的には、余剰資金を運用するものと考えてください。
少しでもお役に立てれば幸いです。
評価・お礼
うめ吉くんさん
真山様
1ドル87円の今日この頃、余剰の日本円をドルに換算して定期預金にしておこうか程度の事は考えつくのですが、それを個人年金外貨建てにして掛けてみる、となるとかなり素人の私たちには冒険になるような気がしますが、もし受け取る時が1ドル120円などとなったらかなり素敵な金額になるのでしょうね!
まずやはりここ数年で住宅ローンの完済を目指しながら、将来の運用方法の選択肢の勉強をして参りたいと思います。どうもありがとうごさいました。
回答専門家
- 真山 英二
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント)
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
正しい知識で安心して人生最大のワクワクを楽しんでもらいたい!
人生最大級の買物である不動産購入は、自分や家族が主人公でこだわりを実現していく「人生最高のエンターテイメント」と言えるのではないでしょうか。正しい知識と情報を身に付ける事で、安心してワクワクの不動産選びを楽しんでもらいたいと考えています。
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
-
繰り上げ返済について
うめ吉さんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『このまま借入残高を毎年繰り上げ返済400万円...夫婦ともに個人年金に今から加入すべきか悩んでいます。』につきまして、個人年金保険をはじめ、いわゆる貯蓄性のある保険商品につきましては、昨今の予定利率(便宜的に支払い保険料の割引率とお考えください)の低さもあり、金融商品としての魅力はあまりありません。
支払う保険料の総額と受け取れる年金額をもとに、利回りを計算していただくとお分かりいただけますが、相当に低い利率になってしまいます。
それに対して、住宅ローン金利の方は少なくとも個人年金保険から算出される利回りよりも、ローン金利の方が高いと思われますので、住宅ローンの繰り上げ返済を今は優先していただき、一日も早く住宅ローンを完済していただくことをお勧め致します。
私の会員の方々の場合もそうですが、住宅ローン負担がなくなると、気持ちのうえからもきっとゆとりが生まれると思われます。
住宅ローンを完済できましたら、今まで住宅ローンとして支払っていた分の資金も含めて、本格的に資産運用を行っていただき、ご夫婦の老後資金に備えていってください。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
評価・お礼
うめ吉くんさん
渡辺様
ご回答いただきありがとうございました。
はやり支払う保険料の総額と受け取れる年金額をもとに利回り計算をする、というやり方が何分知識のない私は、どのように計算したらよいのか途方に暮れてしまいそうです。お恥ずかしい限りです。
まず住宅ローンの完済を目指し、一日も早く会員様の方々同様に気持ちが軽くなる日が来るのを夢見てここ数年でがんばりたいと思います。それから本格的な資産運用を行って参りたいと思います。
連休のところどうもありがとうございました。
渡辺 行雄
うめ吉くんさんへ
お返事いただきありがとうございます。
また、多少なりともお役に立てて、何よりでした。
これからもマネーに関することで、分からないことがありましたらご相談ください。
リアルビジョン 渡辺行雄
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
繰上げ返済を優先されるようお勧めします
うめ吉くん 様
初めまして、ライフ・プランと資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
私は、繰上げ返済を優先されるようお勧めします。
住宅ローンも借金ですから、借入金がありながらの貯蓄は極めて効率の悪い資金運用になります。
繰上げ返済は、ノーリスクで利息分が収益と看做せる有利な貯蓄先です。期間短縮型でローンを完済された後、住宅ローンの返済額相当を資産運用(貯蓄も資産運用に一種です)に回すことが効率的な運用となります。
宜しければ下記をご一読ください。
住宅ローン金利と我々のリスク・プレミアム1~3
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/c/c-5360/
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/c/c-5361/
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/c/c-5363/
なお、個人年金(保険商品かと考えますが)は、投資信託に保険という衣が着いている形態が多く、こちらも効率が悪い運用先になります。もし、お考えの商品が当該タイプでしたら、ご自身でインデックス運用の投資信託を積み立てされるようお勧めします。
評価・お礼
うめ吉くんさん
FP吉野様
お忙しい中真っ先にご回答を頂きましてどうもありがとうございました。
ごくシンプルに考えてもおっしゃる通り借金がありながら貯蓄をするというのは賢い方法ではない気がします。夫の年齢が40才を過ぎ、年金の不足分もそろそろ補わねば、と両立の考えがベストなどではと思ってしまいました。
釜口 博
ファイナンシャルプランナー
-
繰り上げ返済が優先です。
うめ吉くん 様
この度はご質問をいただきまして、ありがとうございます。
ファイナンシャルプランナーが天職!
BYSプランニングの釜口です。
よろしくお願いいたします。
うめ吉くん様のご家庭のバランスシートを考えれば、
繰上げ返済をご選択されるのがベターだと思います。
住宅ローン金利と個人年金保険の利回り比較をしてみて下さい。
個人年金保険の利回り計算をすると、保険料払込期間によって
違いますが、年金原価に対する利回りは0.5%前後にしかなりません。
個人年金保険は固定利率商品ですので、インフレになり貨幣価値
が下がれば、目もあてられません。
金融機関は個人年金は確保すべきというアプローチをしてきますが、
単なる手数料稼ぎと考えられた方が賢明ですね。
個人年金保険につきましては、私の過去のコラムも参考にして
いただければ幸いです。
http://profile.allabout.co.jp/pf/bys-planning/c/c-18232/
ご不明な点などがございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
http://www.bys-planning.com
評価・お礼
うめ吉くんさん
釜口様
金融機関にとって個人年金とは手数料稼ぎの手段でしかないのですね・・・
素人では到底判断がつかないご回答です。どうもありがとうございました。
先日とある生命保険から個人年金のプランを頂いたのが今回の投稿のきっかけでもあったのですが、単純に表の数字だけ見ると、払い込み総額約540万円に対し、60歳から10年間x60万円=600万円受け取れる と記載されていると110%以上も増えるのかと思ってしまいました。 利回り0.5%に過ぎないというのはどのように計算するのでしょうか。こういった知識もこれからは身につけたいと感じました。
釜口 博
うめ吉くん 様
高評価をいただきまして、誠にありがとうございます。
41歳から60歳まで約23,700円を毎月支払った場合、
年金原価(10年間毎年60万円支払うための原資)は約556万円。
年金原価係数という計算方式で利回り計算をすると、
年利回り0.3%程度です。
その年金原価を10年間60万円もらう計算方法(資本回収係数)
で計算すると、年利回りが1.4%程度です。
年金の場合の利回り計算とは考え方が違いますが、
540万円が29年で600万円になる(本来の利回り計算
ではありませんが・・・)という単純計算をしたとしても
年利回り0.4%程度です。
住宅ローンを繰り上げ返済した方が断然有利ですね^^
ファイナンシャルプランナー
-
同時進行をお勧めします
うめ吉くんさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
住宅ローンと個人年金を単純に比較すると、前者は2.86%の金利、後者は1%にも満たない金利ですので、住宅ローンの返済を優先した方がいいでしょう。
住宅ローン控除分を考えてもそれ以上の利息を払うことになると思います。
しかしながら、ローン控除がなくなると、税金が増えます。
その時は個人年金保険料控除が受けられた方がいいですね。
個人年金保険料控除は現在、年間10万円以上の保険料で所得税5万円、住民税で3.5万円です。
それが24年1月1日以降に加入された場合は、控除額が所得税4万円、住民税が2.8万円となりますので加入されるのでしたら、23年までにした方がいいと思います。
年間10万円をこえるくらいの保険料で加入するのがポイントです。
老後資金自体は個人年金で準備するのではなく、それは積立投資信託などがおススメですが節税効果を考えると、結構いい運用に相当するのではないかと思いますよ。
個人年金控除を受けられるためには一定の要件がありますので、詳細は個別にお問い合わせください。
http://profile.allabout.co.jp/pf/fp-hadano
よって繰り上げ返済か個人年金かの選択ではなく、同時進行もお考えになったほうがいいでしょう。
そしてローンを完済できたら、本格的な運用をして老後資金を準備しましょう。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
評価・お礼
うめ吉くんさん
羽田野様
違った側面からご回答いただきありがとうございました。
住宅ローン控除の恩恵は受けていますが、個人年金にも23年度まで控除がある等全く存じませんでした。そのような知識が増えてとても嬉しく思います。
また個人年金ではなく、積立投資信託がおすすめとの事、言葉は聞いたことがある程度で、自分には全く関係のないお金持ちの方や投資家の方々が行っている運用方法かと思っておりました。
ここでおススメされるという事は、私たちの家族のような一般サラリーマンでも可能なものもあるとう事だと思いますので、例えば余剰資金で勉強の傍ら可能なようであればぜひ挑戦してみたいと思います。
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